ねこ☆にゃらーず

猫と暮らしながら感じること、動物ボランティアの日々のつぶやき

ねこマンガ作成中♪

父との別れ

2011-07-10 23:43:48 | 私事ですが・・・
★彡お知らせ★彡
7月17日(日)は、猫だけの譲渡会です!
場所:伊予鉄高島屋前の「坊ちゃん広場」
時間:2時~6時

ぜひ覗きに来てね~(*´▽`*)


あと、皆様には、ご心配をおかけしました。
本日、埼玉の父が亡くなりました。
葬儀や役所の手続き諸々、終わりましたら松山に帰ります。
17日の譲渡会には、出ますね。
支援物資のお礼や、譲渡報告はもう少し、
待っていただければと思います。すみません(^-^;


※以下、私事のつぶやきになります。猫関係ないですm(__)m

余命1週間から2週間と宣告された父でしたが、
3週間がんばりました。

愛媛から埼玉の父の付き添いに行くにあたり、
★私にかわって、猫たちの世話をしてくれたNさん、先輩ボラさん、旦那。
★「看取ってあげて」と、長期休ませてくれた社長。
★長く休むと退園になりかねない認可保育園ですが、
市の保育課に交渉してくださった園長先生。
★父の付き添いと赤子の世話で、辛くて、
精神的にも肉体的にも限界になった時、
赤子を鳥取の家で預かってくれた、お義母さん。

たくさんの人が支えてくださったおかげで、
父を最期まで看取ることができました。
ありがとうございます(┰_┰)


長く、そして、あっという間の3週間でした。


父には、余命宣告されたことは、言えませんでした。
「治療が効いてない気がする。どんな状態なのか先生に聞いてくれ。
治ると思うから、こんな苦しくても頑張ってんだ。」
そう言う父に真実を告げたら、
絶望して、生きる力を失い、とたんに病状が悪化し死んでしまいそうでした。

苦しくて、痛くて、わがままになり、私に怒るようになった父。
でも毎朝、「早く病院に来て。」と看護士さんに、
私宛てに電話させた父。

やがて、がん患者の末期におこる、せん妄状態になって、
幻覚が見え、わけの分からないことを言ったり、
混乱状態になってしまった父。

わかっていても、せん妄で私が分からず怒鳴る父に、
イライラしたり、悲しくて涙か止まらなかったり。

でも、危篤に近い状態と連絡がはいり、病室に駆け付けた時、
手を握っていると、もう片方の手で手招きし、
何か言おうとするそぶり。
水が欲しいのかな?と思い、顔を近づけると、
酸素マスクをして、苦しい息の中、ロレツの回らない口で、消えそうな言葉で
「すまない。すまない。」

その二言が、父が発した最期の言葉でした。

その後、意識はあるけれど話せない状態になり、
医師は「今夜か明日の昼ごろまで…」と言いましたが、
駆け付けてきた親戚たちを待っていたように、
翌々日の今日まで頑張り、息を引き取りました。


良くなったら、愛媛に転院させて、側で暮らしたいと思ってたんだよ…

でも、やっと苦しいことから解放されて、お母さんのとこに行けたんだよね。


私事をつらつら書いて、すみません。
実家で、父の残したもの…タバコや服に囲まれていると、父だけいないのが身に染みます。
私はひとりっ子なので、これから家を整理し、処分しないといけないんですよね。
覚悟していたのに、吸いかけのタバコに、メガネ、
父の字の残るメモ、どれも捨てられないんですよね。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (qookai)
2011-07-12 00:23:04
大変でしたね、辛かったですね。
お父様のご冥福を心からお祈り申し上げます。

煙草を吸い、眼鏡を掛けられていたんですね。
うちの父と同じ。メモも捨てられないですよね。
うちは肺ガンでした。

今は色んな手続きや届けでてんてこ舞いと思います。
整理作業をしながら、子育てをしながら、仕事をしながら、そうやって日常に気を紛らわしながら、
時間がゆっくりと経って、私の場合は3回忌を迎えてようやく普通に息ができるようになりました。

こうすればよかった、ああすればよかったと後悔が常に頭のどこかにあるかもしれませんが、それは世界一のことをしてあげてても感じるものだと思います。

ご自分を責めることなく、お元気でいてくださいね。
泣きたいときは泣いて、家事や仕事もやりたくない時は怠けても、私はいいと思います。

落ち着かれましたら、また松山でお会いしましょう。
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Unknown (ブログ愛読者)
2011-07-12 11:34:33
猫ちゃん可愛いなぁ~、イラスト上手だなぁ~って思いながらマメにブログチェックしていた通りすがりのものです。

今回の記事は早朝仕事中に読んでいたため、涙が止まらず大変な思いをしました(>_<)

私の友人がまさに同じ境遇でして、彼女は心の整理がつかず遺品整理までに8年かかっていました。

だから、気落ちされないようゆっくり整理処分して下さい。

本当にこのたびはお悔やみ申し上げます。

悲しがっている姿をお父様が見られると、たくさんの猫ちゃん達をよこしてくるかもしれませんね^^
返信する
無理しないで下さいね。 (SAKIE)
2011-07-13 09:22:18
大変でしたね。
私も、去年小さい頃から母親代わりで育ててもらった祖母を亡くし、続いて愛猫を亡くし、愛猫が亡くなった翌日に、としごの兄を亡くし、気持ちの整理が長い間つきませんでした。
実の父を亡くしたにゃ~もさんはもっとお辛いと思いますし、気持ちを切り替えるのに時間がかかると思いますが、ゆっくり思い出を整理して立ちなおって下さいね。
本当に大変だと思いますが、お体に気をつけてください。
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ご愁傷様です (すずしろ)
2011-07-14 20:51:40
お父様を亡くされたとのこと、ご愁傷様でした。
私も1年半前父を亡くしました。同じような状況でした。
猫ボランティアもやっていて、父と病院でケンカして「帰る!」と言って猫現場へ行ってしまったこと、今も後悔しています。
あの後、急に具合が悪くなり1週間もちませんでした。
肉親を亡くすのは辛いものです。父もせめて80歳くらいまではヨイヨイでも生きていて欲しかったです。
活動、頑張ってください。
いろいろ大変なこともあるかと思いますが、前向きに進みましょう。
私も頑張ります。
返信する
Unknown (アズキ)
2011-07-15 08:41:12
私の母もお父様と同じ病気でもうずいぶん前に逝ってしまいました。
何年たっても捨てられないものまだまだあります。
看取って上げれて良かったですね。
お父様、きっときっと嬉しかったと思います
お父様のご冥福を心よりお祈りいたします
返信する
Unknown (よっぴー)
2011-07-18 22:37:19
こんばんは。

そんな事情があってしばらく更新がなかったのですね。
私も2006年に難病で父を亡くしており、一人っ子なんです。
にゃーもさんの心中お察しいたします。
時間が解決してくれるとはいえ、とてもお辛いことと思います。

この3週間、支えて下さったまわりの方々は本当に有り難いですね。
私もボランティアをしていく中で、まわりの人の協力がとても力になっています。

猫たちのことを考えると、休む時間もないですが、どうか無理はしてもし過ぎないように・・
お互い終わりの無い活動ですが、1匹でも多くの猫たちが幸せになるように・・

公園で拉致してきた黒こねこ可愛いです。
この子にも幸せがありますように・・
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