ねこ☆にゃらーず

猫と暮らしながら感じること、動物ボランティアの日々のつぶやき

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14日譲渡会報告♪

2011-08-20 23:50:07 | 猫だけの譲渡会!

8月14日(日)の「猫だけの譲渡会」報告~!
いや~遅くなって、すみません(大汗滝汗)
パソコンの具合がおかしくて、な、治らない(汗)

さて、参加したのは子猫7匹。成猫4匹。
ま~~~この時期、里親希望者さんはみんな子猫に集中するため、
大人猫たちはみんな…ヤサグレておりました(笑)
「ちっ。みんな子猫子猫って…若い子ばっかりか!」


「はっちゃん」ヤサグレとります。
左耳の地域猫のV字カットが、怒りでうち震えております(ウソ)

ドタキャンが入り、実は参加の子猫の数が予定より少なかったのですが、
子猫7匹中2匹が、トライアル決まりました!
そのうちの1匹は、四国中央市(香川県との県境で遠いのよ~)の方が里親さん。
でも、保護主さんに足がなく、お届けが難しかったため、
お断りするかどうしようか…ってなったんですが、私の都合が空いてたので、
私のおんぼろ猫バス(軽貨物車)で高速のって、ギーギー言わしながらお届け行ってきました。

「猫だけの譲渡会」では、里親さんのお宅まで猫をお届けします。
里親さんが遠いところにお住まいでも、その場で猫を渡すことはしません。
お届けできない場合は、お話はお断りしています。なんでか?
「免許証を見せてもらえば問題ない。」という人がいますが、
それって、何の意味もありません。
その場ではどんなに対応の良い人であっても、ご自宅に行ってみたら、
猫を渡せない状態の人だったなんてこと、よくある話です。

絶対に猫はお届けしなければダメです!

行って何をするのか?それはね、環境確認をさせていただくんです。
「え~~~なにそれ?家を見るの?」って、思われると思うんですが、
家中見るわけじゃないですよ~。
どういうことかと言うと、猫と生活する準備が出来ているかの確認を、
里親さんと保護主さんとで、一緒にするんですね
猫の生活準備品(トイレや食器、寝床)の用意が出来ているか?
さらに猫が安心するトイレの設置場所のアドバイスや、
猫の脱走防止策…間取りなどからアドバイスします。
こういうのは、実際にお宅に行って見てみないと分からないんですよね。

お届けには、そのほかにも重要な意味が沢山あります。
もし、この記事を一般の保護主さんが見ていたら、心に留めておいてください。

①里親詐欺防止です。
世の中には、猫を保護する人もいれば、信じられないことに虐待する人もいます。
猫をもらっては捨てるを繰り返す人。いじめて楽しむ人。
これらの人たちの多くは、一見常識的で、とても猫好きな人という印象を与えます。
もし里親詐欺と気付かずに、相手の家まで届けずスーパーの駐車場や、
自分の自宅まで来てもらって、その場で猫を渡してしまったら…。

以前、「猫の里親と連絡がつかない。」と私に相談してきた一般の人がいました。
話を聞くと、猫は自宅で渡してしまった。相手の家は分からない。
猫がどうしているか聞きたいが、聞いた連絡先も連絡がつかない。というもの。
これが里親詐欺だったかはわかりませんが、自分が保護主なら、
こんなに心配で辛いことはないと思います。
聞いている私もつらかった。手掛かりがなく、どうしてあげることもできなかった。

一般の保護主さんに気をつけてほしいこと。
保護した猫がとにかく「もらわれること!」に一生懸命で、
もらわれた後のことまで、頭が回らないよ~~という人、多いです。
里親さんにその後の猫の様子を確認しない人、多いです。
でもどうか、縁あって救った命が、その後も幸せに年を取って暮らせるように、
ほんの小さな手間暇です。お届けしてください。
「お届けなんて言うと、相手に萎縮されてもらってもらえなくなるから嫌。」
そう思う人もいるかもしれませんが、お届け…自宅に来られるのを嫌がる人は、
あえて里親に選ばなくてもかまいません!
猫のその後の人生(猫生)を、左右するのは保護主さんです。

②嘘を見抜く。
悪気はなくても、譲渡会で可愛い猫を見れば、ペット不可の家に住んでいても、
「猫が飼える家に住んでいます。飼えます。」と、言ってしまう人が多いです。
ペット不可の家で猫を飼っていて、それが問題になって、猫を手放さなくてはならなくなって、
猫を捨てたり、保健所に渡す飼い主が、日本には腐るほど居るんです!

また、お届けの際には、なるべく御家族全員と話すようにしています。

お届けに行ってみたら、里親希望者さんが家族に猫を飼う了解をもらってなかった。
家族は猫嫌いだった。家族は猫を外で飼おうとしていた。などなど。
そんなことがないように、家族の方にも説明して、問題がなければ譲渡契約となるんですね。
ちなみに、猫を欲しがっているのが子供さんの場合、途中で飼育放棄することが考えられるので、
家族全員(特にお母さん)と話して、猫の世話を誰がするのか確認します。
子供に途中で飼育放棄された場合、お母さんが面倒をみることになるのでね~~。
その家の<お母さんが>猫を飼いたいと思っている。
または、そうなったら面倒見れるかを念入りに確認します。

幸せになって欲しくて、里親さんを探すんだもん。
「保護しちゃった!とにかくもらわれたら何でもいいわ!」は、そろそろ辞めようや~と思う。


トライアルの2匹が、幸せになりますように♪
参加した保護主さん、お手伝いの皆様、お疲れ様でした!

※特に、心配してお手伝いに来てくれた皆様、ありがとうございました
N藤さん。E藤さん。みかんちゃん&学生ボランティアのみんな。ありこさん。兵頭さん。
すごい助かりました!気持ちが何より有難かったです!
※赤子を預かってくれた清水さん。ホントに有難かったよ~~!

いろんな人に支えてもらって、譲渡会ができたこと、ホントにありがとうございました!
感謝感謝です(号泣)

※青野さんより、差し入れいただきましたありがとうございました


(結構食べちゃって、残り僅かの写真です…もぐもぐ)
※いつも応援してくださる足長さんより、フードいただきましたありがとうございます


※赤子を預かってくれた清水さんより、保冷剤とタオルいただきました。夏の譲渡会には必需品!


さっそく使って大活躍しちゃった。さらにジュースの差し入れも頂きました!
実は…夕飯のおかずも頂いてしまった、うはは(笑)
※ぶるさん、フリマの物資ありがとうです。体、無理しないでくださいね!

来月の譲渡会と、暑さが止んだらまた地域猫の為のフリマするので、
日程決まったら、ここでまたご報告しますね~~♪