水滸伝 ~天命の誓い~
PART8
実際の戦闘
しかし、その公式は、もろくも崩れ去った。なぜなら、この『水滸伝・天命の誓い』において、智将は、全然、最強ではなかったからである。いや、やはり、最強なのかもしれないが。しかし、それは、智将=頭のいい人物が、妖術を使えるならの話である。先述の朱武の項でも述べたと思うが、知力90以上の人物なら妖術が使えるという説が正しいならば、そうである。智将が最強である。それは、なぜなら、なんてったってこのゲーム『水滸伝・天命の誓い』においては、戦場においての最強の要素(能力、技能)は、なんといっても〈妖術〉というテクノロジー(術数)だからである。原作『水滸伝』でも大活躍する、この妖術であるが、ゲームにおいても、その不動の地位は変わらない。整理しよう。まず、前作(?)『三國志』で、智将が有用であったのは、その技能である“火計”と“計略”のコンビネーションからなる、相手の部隊(およびその統率している将(武将))を、動きを封じて撤退を余儀なくさせる、というワザ(ほぼ必殺技といっていいだろう。相手の部隊の将以外全滅なのだから。たしかこの時代(ゲームがリリースされた時代)のヴァージョンでは、まだ降参した敵部隊の接収という概念はなかったため。)があったため。これは、非常に有効な作戦であり、当時、同時代のゲームシリーズとしてあった、『信長の野望』などに見られるような兵糧攻めによる持久戦術などを採る必要がなかった。兵糧攻めは、当時、有効な戦法だったが、戦争が終結するのに時間がかかる(ひとつの戦争フェーズが終了するのに何ターンもかかる。)うえに、こちらの“金(きん)”、“兵糧”の消耗も激しかった。そして、なにより地味な戦術だった。ゲーム的にも、見た目、地味なうえにプレイヤーも英雄的な気分になれない戦法だったわけである。
PART8
実際の戦闘
しかし、その公式は、もろくも崩れ去った。なぜなら、この『水滸伝・天命の誓い』において、智将は、全然、最強ではなかったからである。いや、やはり、最強なのかもしれないが。しかし、それは、智将=頭のいい人物が、妖術を使えるならの話である。先述の朱武の項でも述べたと思うが、知力90以上の人物なら妖術が使えるという説が正しいならば、そうである。智将が最強である。それは、なぜなら、なんてったってこのゲーム『水滸伝・天命の誓い』においては、戦場においての最強の要素(能力、技能)は、なんといっても〈妖術〉というテクノロジー(術数)だからである。原作『水滸伝』でも大活躍する、この妖術であるが、ゲームにおいても、その不動の地位は変わらない。整理しよう。まず、前作(?)『三國志』で、智将が有用であったのは、その技能である“火計”と“計略”のコンビネーションからなる、相手の部隊(およびその統率している将(武将))を、動きを封じて撤退を余儀なくさせる、というワザ(ほぼ必殺技といっていいだろう。相手の部隊の将以外全滅なのだから。たしかこの時代(ゲームがリリースされた時代)のヴァージョンでは、まだ降参した敵部隊の接収という概念はなかったため。)があったため。これは、非常に有効な作戦であり、当時、同時代のゲームシリーズとしてあった、『信長の野望』などに見られるような兵糧攻めによる持久戦術などを採る必要がなかった。兵糧攻めは、当時、有効な戦法だったが、戦争が終結するのに時間がかかる(ひとつの戦争フェーズが終了するのに何ターンもかかる。)うえに、こちらの“金(きん)”、“兵糧”の消耗も激しかった。そして、なにより地味な戦術だった。ゲーム的にも、見た目、地味なうえにプレイヤーも英雄的な気分になれない戦法だったわけである。
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