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手仕事しましょう♪

子どもを取り巻く生活、遊びにかかわる手仕事をしてみたい、作ってみたい大人を応援する手仕事講師のブログ

紅花染め

2005-04-26 00:38:29 | 講座でつくれるあれこれ紹介
はじめに水に溶け出す黄色の透き通るような明るさは開放感一杯、ピンクは心を浮き立たせるような明るさがあって、どちらも染め上がるとうれしくなります。発酵を進めてさらに赤みを強くすると、今度はどきどきするような強さを持った緋色に、藍を掛け合わせて紫、黄色で緑・・・藍と紅花があれば、ほぼすべての色が作り出せるのです。

こどものころ、紙染め遊びが好きでした。オシロイバナのピンク、ムラサキツユクサの青、ヨウシャヤマゴボウの赤紫、家の近所を探して歩いて集めた草花が真っ白な紙に色をつけるとき、なんともいえぬ自然の美しさに感動して(いえ、その当時はうっとりして)動けなくなったりしました。その姿を見て母はかなり怪しい子供と思ったでしょうね。
私の美しいもの集めの原点といえる真剣な遊びでした。

今も、講座のあとで参加された皆さんのシルクの布が風にひらひらとたなびくのを見るのが好きです。小1ころの私と一緒に「きれいだねー」としばし動けなくなるのです。

この楽しさが、みんなに体験してもらえたらうれしいです。

どれが藍なのか?!

2005-04-25 22:57:13 | 紅花日記
本当に、素人というのは悲しいものです。でてきた双葉が雑草なのか藍なのか判別が付きません。
藍の種を那須で染め織りをされている方から分けていただいてみた時、あまりの小ささに驚きました。土の上に撒いて、静かに土を被せ、水を上から撒いたら、きっと勢いあまったのでしょうね。小さな芽はプランターの両端からしか出ませんでした。

でも、はかない種同様にはかないかわいい双葉が、やっと出てきたときには本当にうれしいものです。植え替えの20センチまで、何とかがんばって大きくなって欲しいものです。
これからの大型連休中、大事な藍が枯れないよう目の前が小学校なだけに様子を見に行かなくては!

長南べに花を育てる会

2005-04-24 21:05:27 | 紅花日記
以前から紅花染めをしていた私は、一度山形の紅花祭りに行ってみたいと思っていました。場所などをサイト検索していて、紅花といえば山形県と誰もが思うそのルーツが、千葉県長南町であることを初めて知りました。

長南べに花を育てる会の皆さんが長福寿寺で毎年紅花祭りを催されているので、今年はぜひ長福寿寺へ!と思っていたところに先生から紅花栽培の依頼。なんだか不思議な縁を感じました。

長南べに花を育てる会の事務局の方には色々と親切にしていただき、種を無償で分けていただき、長福寿寺の木村さんに紅花のお話をしに来ていただけるよう手配してくださいました。金銭的に厳しいPTA学年活動をする私たちにとっては本当にありがたいことです。
また、担当の「紅君」さんも同じようにPTAの父として多くの活動をされているとのことで、勝手な話ですが仲間意識のようなものを感じてしまいました。

今年のお祭りは6月19日(日)です。
べに花もちつき大会・べに花染めの実演・べに花アイス・べに花紅茶、その他楽しいイベントも催されます。ぜひ足を運んでみてください。

お問い合わせは 長南べに花を育てる会 事務局 0475-46-1837  
        http://www.members.goo.ne.jp/home/benikun

写真は長南べに花です。
 

虫が!

2005-04-24 16:43:30 | 紅花日記
「紅花に虫が付いている」と昨日Wさんからメールがあり、あわてて今日学校の畑に行ってみると、あー確かに確かに。やられています。
小さなナメクジが這った後のような、中身が透けてたべられているような跡のある葉がたくさんあります。こんな葉は初めて見ましたが、他の植物にもそんな症状が出ていました。

ハモグリバエではないかとのことで、お花のクラブのSさんにオルトランという薬を持ってきていただき、ひどい状態のものを間引きをしたあとで撒いていただきました。

本当はこども達がやるべき作業ですが、週末ということもあり、これ以上被害を広げないためにも、緊急処置として間引きをしてしまいました。

明日、先生と相談しながら具体的な作業の確認と計画をしようと思います。水遣りもこども達が主体ですが、ちゃんとできているかどうか、確認の当番を作らなくちゃと、なんだか後手後手で恥ずかしいです。

もし、よくご存知の方がいらっしゃれば、ぜひ対処法をおしえてください!

初めての栽培

2005-04-24 09:15:18 | 紅花日記
こどもの某小学校6年生みんなで、紅花と藍を育てて染物をしたいということで先生からお手伝いを頼まれました。
手仕事の染物は得意だけれど、植物を育てるのは子育てよりもはるかに難しい私。
もちろん知識などまったくないし、海方向から南風が吹くせいか、私のせいか、ベランダの鉢物はことごとく枯れていく・・・。

こんな私ではとてもじゃないけれど力にはなれないと、ホームページを通じて千葉県長南町の紅花を育てる会のみなさん、
特に紅君と木村さんのお力をお借りすることができて、種まで無償で分けてくださいました。

野菜栽培クラブのYさん、お花の栽培クラブのWさん、そして私の3人を中心に母たちのフォローと観察の日記は始まります。

2月22日みんなで始めて蒔いた種が3月10日発芽しました。