手仕事しましょう♪

子どもを取り巻く生活、遊びにかかわる手仕事をしてみたい、作ってみたい大人を応援する手仕事講師のブログ

クリスマスオーナメントを作りませんか?最新画像追加

2012-11-27 22:09:40 | 最新手仕事講座情報
麦の茎や稲の茎を使ってナチュラルなクリスマスの飾りを作りませんか?
クリックすると画像が大きくなります。




「ヒンメリ」という丸い麦をそのまま使って糸で繋げていく形。





「ストロースター」は丸い麦をアイロンでプレスし、裏表が同じ形になる形。


本数が少なければ手で押さえながら糸でしばって作ります。


つるすダビデの星は竹ひごを星型に組んでラフィアで結びました。



同じストロースターでも、麦を半分や4分割して作る形。




ひのきの薄い板で作る星


水で湿らせ、形の癖をつけておきます。ある程度の形がついたら繋ぎ合わせます。

平均1時間位で2~3個の飾りが作れます。材料費は500円。




☆出張講習いたします☆

日   時:スケジュールにより週末・祭日・夜間など何時でも可能です。
        
実 施人数:お1人から

講 師 料:内容に寄らず2時間1コマ1人1,500円~
      コマ数+東京メトロ東西線西葛西駅を起点にした往復交通費

場 所  :通常都内近郊で東京駅を起点に1時間以内で移動できる場所であればどこでも
      伺います。※遠方の方はご相談下さい。

講 師  :山方ミユキ 

ご参加詳細お問い合わせ、予約申し込み先 gatake4245@yahoo.co.jp

作家小川洋子さんと編み物

2012-11-06 11:01:03 | 手仕事の小さなエピソード
作家小川洋子さんの最近のお気に入りは編み物だそうです。



本業以外で使っていない脳の部分を使おうというのがきっかけのようですが

お子さんの頃、お母様が編み物好きのお母様の編んだ服をいつも着せてもらっていたものの

当時は全く興味がなかったとか。


それでも、編み物をしているお母様の姿はいつも目にされていたでしょうし、

着心地や服の思い出がきっと小川さんの大事な思い出の一部になっていて

それが編み物をしようというきっかけになったと思うと素敵です。



私自身子どもが成人してみて、「あ、あの時に話したこと覚えていたんだな」

と思うような経験がけっこうあります。

大事なことはずーっとあとになってある日ふわっと思い出されるまで

その子の中に大事にしまわれているものなのですね。



シュタイナー幼児教育で

「教えたりやらせたりする前に、周囲の大人がごく普通にやっている姿を見せること」

それが大事だと言われています。


別段楽しそうにやって見せたりするパフォーマンスなどしなくても

日常の中に普通に存在すれば良いわけです。




昔の人は無意識に繋いできたそういった家庭の手仕事「伝承行為」は、

その行為の意味の大切さを知らなかったことと

ものが豊かになりすぎたため途切れてしまいました。



これからの時代は「意識的に」繋いで行く行動を起こさないといけないなーと思います。


そういう意味で、私は子どもたちに何かをやらせることよりも

お父さんお母さんたちに手仕事好きになっていただくことに力を使って行きたいと

考えているわけです^^