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手仕事しましょう♪

子どもを取り巻く生活、遊びにかかわる手仕事をしてみたい、作ってみたい大人を応援する手仕事講師のブログ

終にこの日が来ました-謝恩会その2 藍編-

2006-03-10 23:36:18 | 紅花日記




藍染めした生地を、Wさんたちがパッチワークでつないでくれました。
ちゃんと裏生地もつけて、タペストリーになっています。
学級代表の仕事、卒対などで忙しくて、さらに仕事をしながら!!
本当にご苦労様でした。

藍のたたき染め
を見ていただくとわかりますが、叩き立ての生地は青々とした緑です。

でも半年以上がたち、緑の色素が抜けて来ていますね。
1年も経つと、藍の色だけが残ると言うことです。その経過がまた楽しみです。

Yさんが毎日毎日夏の暑い日に葉の裏側に産み付けられた沢山の卵を指で払い
落としてくれなければ、子どもたちは全形の葉を使うことが出来なかった
でしょう。
本当にご苦労様でした。私だけではとても出来ませんでした。


終にこの日が来ました 謝恩会その1-紅花編-

2006-03-10 22:59:11 | 紅花日記
子どもたちと染めた紅花のコースターは長く日の当たらないところにしまわれて
この日を待っていました。
卒業対策委員の皆さんが、切った桜の花と一緒にコースターを一つ一つ貼り付けて
謝恩会会場である体育館の両開きの扉に飾られました。

  

1年間の出来事が光の輝きのように思い出されます。
紅花を蒔いたときの心配。何度も強風に倒れそうになり、支柱を立てたこと。
暑さに乾く土に何度も水を撒いたこと。
花の摘み取り、紅餅作り・・・
子どもたちの想像力豊かな染めの作業。

途中、妹の死や母の入院、痴呆の介護など私生活では本当に様々な出来事が
ありました。もし本当にそれだけの毎日だったなら、これほどまでにがんばれた
かどうかわかりません。
植物を育て、子どもたちに関わることで大きな力を貰いました。

やってよかったと、本当に思います。
親たちの子どもに向かう無限のエネルギー、束になってしまえば本当にわずか
な力で出来てしまう。その体験はちょっとした波乗りのように感じます。

いつもいつも、教えるつもりが救われて、子どもたちの笑顔に励まされてしまいます。