養護学校での講演

昨日22日は松江市養護学校での職業意識開発セミナーに
お話しにいきました。

じつは昨年夏ごろからお話をいただいてまして
11月には実際に学校にお邪魔して、授業風景も
拝見させていただいてました。

あと2ヶ月で学校を卒業し、社会へと巣立っていかれる
生徒さん約20名にお話をさせていただいたのですが、
今回も僕の方が勉強させていただきました。

養護学校には、精神障害と知的障害のお子さんが
通われるわけですが、職業訓練は多岐にわたります。
木工・車両・園芸・製菓・陶芸・手芸・食品加工などなど
実践を通して学ばれます。
11月にお伺いした際も、実習の時間を拝見して
こういった実践的な教育はあるいは
障害の有無に関わらず、すべての子ども達が中学生くらいまでに
体験しておくべきではないかな？などと感じました。

しかし実際には、障害の有無で企業が雇用する条件を
つくってしまいますので
彼等がスムーズに社会にでて、自立する流れにはなりにくいようです。

大変難しい問題なのです。自分も経営者なので
軽はずみに雇用というところの話ができないのも
良くわかります。

障害のあるなし、年齢・能力に関わらず
だれもが均等に働く機会を得る社会作りの
重要性を改めて感じました。

今回お声かけいただき、ご準備いただいた先生方
本当にありがとうございました。
自分も社会の一員として、生徒さんたちを応援したいと思います。

写真は製菓班が作ってくれたお菓子です。