膝下と足袋と輝くこと

「人形用に甲冑を作るんだけどこのひざ下のパーツ、
今見たら後ろはつなぎ目あんのに前にないねん。」と友人に話した。

左右の二枚のパーツを作って合わせて着用させるつもりだったが
前に継ぎ目がないのであれば、当初の予定通り前後のパーツを作って
重ねるという考えで行くべきかねぇなんてことを話したら
「つなぎ目まで気にし始めたよ・・・」と言われた。

なんかもう、ここまで来たらそんなこと疑問にすら思ってなかった。
だって、ガンプラとかもつなぎ目にわざわざ格好良く際立たせるため
ほっそいマーカーで線引くじゃないですか。
このブログでブックマークさせていただいてる方々やその周囲の方には
凄まじく小さいのに凄まじく綺麗で凝ったものを作れる人が何人もいらっしゃるし。

私が目指すのは、ファンの方が「おお」と言ってくれるもので
プラス２．５次元というやつである。
2次元のキャラクターを、3次元に連れてきたい。

でもねー・・・顔もまだ納得いってないんだよねぇ・・・
現状じゃ画像を掲載できない。はあ。

顔もボディもできてないのに、衣装に意気込むのはバカっぽいけど
甲冑作るのが俄然楽しみになってきました。

でも、ひざ下のパーツ（すね当てというそうです）を確認するため
見本にしている公式の画像をまじまじと見ていたら
継ぎ目のことも気になったけど、この人何履いてますのん？

勝手に足袋だと思ってたけど、いや実際形は足袋だけど
足袋の部分だけ網っぽい質感で描かれている。
なにこれ、足袋型ストッキング？
足袋ですら縫うのどうしようって感じなのに、ストッキングを
赤く染めて足袋の形に縫うの？
てか履けるの？かかとの部分どうなってるの？

草履とすね当てをつないでるように見えるひもは、レース糸が
太さ的にちょうどいいかなと思ってるけど太いかなぁ。
紺色のレース糸が百均にないので、探すか染めるかな・・・
百均で資材が見つかるといいけど、今回注文した合皮などのように
見つからないものでやたらお金かかってる気がする・・・
完全に本体より衣装の方が高いパターンである（笑）。


あ、ちゃんと年賀状も作ってます。できたら朝が来るまでにほぼ作り上げたい。


物を作る間、テレビで映画とか録画したドラマ流してるんですけど
今回20枚DVDをレンタルしたのに自分があっと思えるような映画がない・・・
まぁ、自分の好みが変わってるのかもしれないけど、某サイトの星の数は
あんまあてにならないなと今さら実感。

今は「マーヴェリックス～波に魅せられた男たち～」見てます。
これはいい映画だといいな、CM格好良かったから。


”一瞬でもいい、輝け”というのがCMのコピーで使われてたけど
一瞬なんて悲しいと思う。
でも、一瞬たりとも輝くことなくしょぼくれた人生を送るなら
一瞬でもいいから輝こうとすべきなのかな。これは難しい問題だね。
自分が思う”輝く”と、人が評価する”輝く”は違うだろうしね・・・
仮に他人には褒められなくても、大事なものを守るために必死に生きたら
それはそれで輝いてるも同然だと思うけど―
これは逃げの考え方かなぁ。

あ、ちと追記。
”マーヴェリックス”、年賀状つくりながら見てたら（聴いてたら）
いい場面とか見逃しちゃった感が…＾＾；
でもいい映画―というか好きな感じの映画です。
私このサーファーを知らなくて…人生における一瞬の輝きを
よしとするのかというのはまだ簡単に答えを出せないけど、
サーフィンてスポーツはちょっとそういう傾向がありますよね。うまく言えませんが。
大好きなキアヌ・リーブスが出ていた映画で”ハート・ブルー”というのが
あるのですが、あれもサーフィンが扱われていて、そんな想いを抱きました。
なんというか、波にかける男の人の思いの強さに心動かされるというか…。
前にちょろっと記事に書いた”クライマーズ・ハイ”も似た感じかも。
あ、いや、内容じゃなく命を懸ける境地に寄せる思いってとこね。

あと、今回の記事で「借りた映画が微妙」とか某サイトの星について
書いていますが、決してすべて悪い映画じゃなくて自分の好みじゃなかったり
もう一度見たいと思わないからです。
悪いっていうのじゃないんだけどねー。