7月17日に北海道厚真町の浜厚真オフロードパークで行われた
全日本スーパーオフロードATV選手権第3戦北海道大会
画像はOPEN PRO クラス 70 永山愛選手
ついにこの日がやってきました。
男子主体のしかも頂点のPROクラスで女子選手がヒート1位を獲得しました。
ATVのレースの場合は2ヒートの総合のみのリザルトなので
優勝という栄誉をつきませんがすばらしい快挙です。
※正式リザルトは3位
なぜ女子選手が勝てたかというと素人の野次馬の自分にはわかりませんが
自分なりに感じたことを述べたいと思います。
1つはヘビーウェットであったこと
車に例えると1000馬力出してもタイヤがグリップしなければパワーは生かせません
男子選手とのパワーハンデがなくなったこと。
モトクロスであの成田亮選手が骨折しながら優勝したことがありますが、
あれはウェットコンディションが影響したといわれてました。
その証拠といっちゃなんですがその次のドライのレースでは勝てませんでした。
2つ目はスタートをトップでうまく出れて視界を良好に保つことができた。
画像みたら分かると思いますがゴーグルがあまり汚れていません。
他の選手はシールドを使い切りしまいにはゴーグルを取ってしまう選手が多かったですね。
3つ目はメンタルが非常に落ち着いているように見えます。
レースをやっているのだから負けん気は皆さん強いと思います。
彼女もそうでしょうけどその中にあっても彼女は自分のペースを乱さずに走り続けたこと
ゴーグルの奥の表情からそんなイメージを感じとれませんか?
4つ目は基本ライディング上手な選手
ドライだとパワーのある男子選手に埋もれてしまって目立たなくなってしまいがちでしょうけど彼女は基本ライディングポジションとかスロットルワークとが上手な選手だと思います。
ATVはリア駆動のデフ無しの直結の非常にピーキーなマシンであります。
そのマシンでこのヘビーウェットを走るのは拷問に近いものがあると思います。
彼女がほぼミス無しで走れたのは基本操作がしっかりできているからこそのこの1位獲得だと思います。
素人が知ったかぶりで語ってウザいと思ったかともいらっしゃると思いますが
そこは寛大な気持ちで流していただいてwww
さあ、これで次に目指すのは2ヒートそろえての優勝ですね。期待してます。
今男子選手を任せる可能性があるのはこの永山愛選手と
ドリフト(D1など)の下田紗弥加選手じゃないかと
いやー楽しみですね。