MOTORSPORTS ONLOOKER

モータースポーツ オンルッカー レース傍観者の 観戦記です。

2019 SUPER GT X DTM 特別交流戦 DTM 21 ブノワ・トレルイエ Audi

2019-11-30 06:19:20 | モータースポーツ

11月23、24日富士スピードウェイで行われた

SUPER GTとDTMの交流レース

SUPER GTのGT500クラスのレギュラーチーム、15台と

DTMのレギュラーチーム4台とスポット参戦3台の計22台でレースが行われました。

 

画像はDTM 21 ブノワ・トレルイエ選手

マシン Audi Sport Japan RS 5 DTM

チーム WRT Hitotsuyama Team Audi Sprot

 

日本ではお馴染みのドライバー、日本一速いフランス人なんて言われたこともありました。

その後、アウディがWEC参戦と同時に日本を離れチームに合流

2012年にWECのチャンピオン、2014年にル・マンのウィナーという経歴の持ち主

DTMのレギュラーシーズンには参戦経験はありませんが

今回の日本開催にあたり抜擢されたとか、自ら参戦をお願いしたとか?

経験が生かされたのかレース1ではDTM勢最上位の6位でした。

 

 


2019 SUPER GT X DTM 特別交流戦 DTM 4 アレッサンドロ・ザナルディ BMW

2019-11-28 18:34:23 | モータースポーツ

11月23、24日富士スピードウェイで行われた

SUPER GTとDTMとの交流レース

 

画像はDTM 4 アレッサンドロ・ザナルディ選手

マシン BMW M4 DTM

チーム BMW Team RBM

 

元F1ドライバー、CART(今のINDY)で2度のチャンピオンという輝かしい経歴

しかしレース中の事故で両足切断という悲劇に・・・・・

それでも彼はレースをすることを諦めず

上半身(おもに手)だけで運転できるマシンを開発してもらい

健常者と一緒にWTCCにBMWで出場、確か優勝も経験していたんじゃないかな?

それだけでは収まらずパラリンピックのハンドサイクル選手をして

ロンドンオリンピックで金メダルを獲得しています。

まさに不屈の男とは彼のことをいうのではないでしょうか?

ちなみにここ富士は東京オリンピック、パラリンピックの自転車ロード競技の会場でもあり

ザナルディ選手もここを走りたがっているそうです。

実際にハンドサイクルを持ってきて走ったみたいですよ。

果たして出場、そして優勝なるか?

 

ザナルディ選手の今回のマシン

当然両足が切断されているので手でアクセル、シフト、ブレーキを操作できるようになっています。

昨年イタリア、ミサノのDTMのレースに出ましたが5位入賞と

こりゃ結構いけるなと本人は思ったそうです。

今回の出場の経緯は解りませんが彼の不屈の闘志を観られたにはよかったと思います。

今回はマシントラブルでピットスタートになるなど不運な面もあって下位に低迷でした。

 


2019 SUPER GT X DTM 特別交流戦 DTM99 マイク・ロッケンフェラー Audi RS 5 DTM

2019-11-26 06:03:19 | モータースポーツ

11月23、24日に富士スピードウェイで行われた

SUPER GTとドイツ(ヨーロッパ圏)のDTMとの交流レース

自分はちょっと後悔の土曜日のみの観戦(行けなかった方々には申し訳ないコメント)

 

SGT、DTMとも市販車の形をしていますがほぼ純粋のレーシングマシンです。

簡単言えば(簡単、しかも適当にしか言えませんが)

モノコック(運転席の箱)シャシー、エンジン、ブレーキ、足回り、駆動系はレース専用設計

それに市販車の側をかぶせただけなんです。改造車ではありません。

例えるならフォーミュラマシンにカーボン製の市販車の形をした側をかぶせたイメージでしょうか?

だから走りの次元はかなり高いです。

テレビだけしか観戦経験のない方々は実際に走っているところを見るとその速さに驚くことでしょう

箱車でこれだけ速いとメチャカッコイイですね。

 

画像はDTM99 マイク・ロッケンフェラー選手

マシン アウディ RS 5 DTM

チーム アウディ スポルトチーム ABT スポーツライン

 

2013年のDTMチャンピオン

自分は知らなかったのですが、2014年のルマン総合ウィナー(多分アウディ)

今回の交流戦にDTMはかなり濃いメンバーを派遣しましたね。

今回のレースは上位に食い込めませんでしたが

この選手もお目にかかれて感激なドライバーです。

 


2019 SUPER GT X DTM 特別交流戦 DTM11 マルコ・ウィットマン BMW

2019-11-25 16:22:36 | モータースポーツ

11月23、24日に富士スピードウェイで行われた

日本のSUPER GTとドイツ(ヨーロッパ圏)のDTMとの交流レース

 

DTMはクラス1規定という来年も使うレギュレーションのマシン

SUPER GTもクラス1なのかな?でもちょっと微妙に違うマシン

DTMはDRS(ウィングの向きが変わってストレートが速くなる※一定条件下による)

とプッシュトゥパス(自分はなんの装置か解っていません、ただ速くするものだと思いますが)

ホッケンハイムでは使用可でしたがここ富士では使用禁止になっております。

SUPER GTにはそんなのついてないですからね。

ホッケンハイムよりはイコールコンディションでレースが行われたようです。

あっちではグリップしないというハンコックタイヤ

さすが日本の舗装路面、結構グリップしたらしいです。

苦戦するのはSGT勢かと思われましたが、蓋を開けたらDTM勢の方がかえって苦労したそうな?

来年からはPTPとDRSを除いて(SGTは付きません)

イコールのクラス1規定で来年またレースが行われるならよりガチなレースが展開されるでしょう。

 

画像はDTM11 マルコ・ウィットマン選手

マシン BMW M4 DTM

チーム BMW Team RBM

 

2014.16年のDTMチャンピオン

タイトル獲れない年でも上位には必ずと言っていいほど顔を出すトップドライバー

誕生日週?だったらしく日曜レースで2位ポディウムの際には

HBDソングをチーム員が大合唱していました。

30歳のとてもやさしそうなスラっとした感じのイケメン系ドライバーです。

でも最終ラップの最終コーナーでデュバルをコース外に押し出した?(飛び出した?)

時ははげしかったですね~

 

 

 


SUPER GT X DTM 特別交流戦 DTM33 レネ・ラスト Audi Sport RS 5 DTM

2019-11-24 19:13:20 | モータースポーツ

11月23,24日富士スピードウェイで行われた

日本のSUPER GTとドイツのDTMとの特別交流戦レース

 

日本でレースもやっていないし、日本車も出ていないし、日本人選手も出ていない

でも大人気でCSですが年間シリーズでテレビ中継、しかもオンタイムで放映するほどの人気のレース

いつか観たいなぁ、でも観るにはヨーロッパ行かないと無理かな・・と思ってました。

それがGTAとITRの業務提携により10月にドイツ、ホッケンハイムで第1弾が実現

そして第2弾が11月で富士スピードウェイで行われることになりました。

しかも現役チャンピオンとチャンピオン経験者と上位常連とスポット参戦を含め

7台のマシン、6名のドライバーが来日することに。(1人はBMWの小林可夢偉選手)

同日予選、決勝形式の2日間で行われ自分は土曜しか観れませんでしたが

いつか観たいと思っていたDTMのマシンをこの目で見られて感激しました。

 

DTMの魅力は高額なハイテクツーリングカーを

ハイスピードで接触スレスレ、または接触しながら抜きつ抜かれつの激しいバトル

しかも走りの次元もかなり高い、そんな魅力にあふれた憧れのレース

自分の1日目のレースしか観ておらず、DTM勢も含めおとなしめなレースでしたが(実際DTM勢はリザルトも低迷)

2日目は北海道に帰って来てからテレビを見ててこいつら本性だしたな的なレースww

激しいチャージでクラッシュ、リタイアが5台?くらい出て激しいレースが展開され

リザルトもBMWのヴィットマンが2位、アウディのデュバルが3位とポデュウム獲得

その走りはWTCR?そんな高額なマシンでよくやるね的なバトルを展開していました。

日本ではああいう形式のレースはやっていないので何ですが

日本人にはない強いレースをするんだな感じました。

自分が思うにスペアパーツの少ないDTM勢は1日目は車をなるべく壊さず

クラッシュが多少許される?2日目にガンガン行こうって決めていたかもしれません。

レースは2日観ないと駄目だなとちょっと、いやかなり後悔しています。

 

来年から両陣営ともマシン規格が統一されクラス1と称されることとなりました。

これで日本のメーカーがDTM参戦、ドイツのメーカーがSGT参戦なんて日もくるかもしれません。

今年は両陣営ともマシン規格がちょっとちがって性能に違いが生じました。

不公平なレースかもしれませんが要は両陣営が交流することに意義があるのです。

そんな思い、期待が交錯するレースでした。

 

あと天気、2日間ともオール雨の予報でしたがなんとか持ちました。

両日決勝日はドライで行われせっかくのレースに水を差すなんてことはなかったです。

ただ、日照不足でとくに日の低い晩秋の曇りでは光量が足りなくて

自分の技術では写真はうまく撮れませんでした。

お見苦しい点はご勘弁ください。

 

画像はDTM33 レネ・ラスト 

マシン アウディスポーツ RS 5 DTM

チーム アウディスポーツチーム・ロズベルグ

 

今年シリーズ最終戦を待たずにチャンピオンをきめたDTMダントツのドライバー

特に昨年シリーズラスト3戦の6連勝は圧巻の一言、よくぞ来日してくれました。

1日目は下位に低迷、2日目はトップ争いに絡んでましたがタイヤバーストに見舞われ下位に低迷

リザルトは出ませんでしたがいい走りは見せてくれました。

特にウェットでのテスト走行のタイムは結構よかったとか。

 

 

 

 


2019 JAF GRAND PRIX & JVCKENWOOOD RACE OF JAPAN WTCR 31 ケビン・チェッコン アルファロメオ・ジュリエッタTCR

2019-11-18 18:20:25 | WTCC

10月26,27日に鈴鹿サーキットで行われた

SUPER FORMULA最終戦とWTCR日本ラウンドのジョイントレース

 

画像はWTCR 31 ケビン・チェッコン選手

マシン アルファロメオ ジュリエッタ TCR

チーム チーム・ミュルサンヌ

 

全車種中、2台のみの参加のアルファロメオ勢

乗用車的なデザインが多いWTCRのマシンにおいて

このジュリエッタは結構個性的なデザインなイメージ

このマシンだけ1.75リッターのエンジンを搭載

軽量を武器にシリーズ戦を戦う戦術らしいです。

この丸っとしたフォルムは結構空力が良いらしくてその辺もこのマシンの武器なのかなと

ドライバーのケビン・チェッコンはイタリア人、昨年の鈴鹿ウィナーです。

 


2019 JAF GRAND PRIX & JVCKENWOOD RACE OF JAPAN SUPER FORMULA 50 ルーカス・アウアー

2019-11-16 18:38:37 | スーパーフォーミュラ

10月26,27日に鈴鹿サーキットで行われた

SUPER FORMULA最終戦とWTCR日本ラウンドのジョイントレース

 

画像はSUPER FORMULA 50 ルーカス・アウアー選手

マシン Red Bull SF19/Honda/M-TEC HR-417E

チーム B-Max Racing with motorpark

 

オーストリア出身、かの名ドライバー、ゲルハルト・ベルガー氏の甥っ子であるアウアー選手

昨年までDTMで活躍していましたが、今年からSUPER FORMULAに参戦

今年は本領発揮までには行かなかったと思いますが3位表彰台1回とまずまずのリザルト

チームは日本のB-Maxとドイツのmotorparkのジョイントチーム

2台体制で挑んだシーズンとなりました。

 


2019 JAF GRAND PRIX & JVC KENWOOD RACE OF JAPAN WTCR 21 オーレリアン・パニス CUPRA

2019-11-14 18:21:34 | WTCC

10月26,27日に鈴鹿サーキットで行われた

SUPER FORMULA最終戦とWTCR日本ラウンドのジョイントレース

 

画像はWTCR 21 オーレリアン・パニス

マシン CUPRA(クプラ) TCR

チーム Comtoyou DHL Team Cupra Racing

 

パニスと言えばあの人、元F1ドライバー、オリビエ・パニスの息子さん

自分がど真ん中の世代の息子とか甥っ子とか出てくる時代になっちゃいましたね。

で、マシンは日本では馴染みのない(もしかして売ってない?)

スペインのメーカー、セアトのブランドでクプラなるもの

ポルトガルラウンドで1勝しているものの、

他車に比べてまだまだセッティングには苦労している模様

過去WTCCで2回タイトルを獲っているいるセアトのマシンだけに

近いうちにブレイクしてくることでしょう。

あ、ちなみにWTCR全車2リッターターボFFで市販のレーシングパッケージで

メーカーがカスタマーに販売しています。ワークス禁止です。

1600万くらいで買えるそうです。

安くはないですが、世界戦を戦うレーシングマシンとしては格安だそうです。

その効果もあって世界各地でかなりのTCRレースが行われているそうです。

 

 

 

 

 


2019 ジャッジメントカップ モトクロスxATV ATV走行画像

2019-11-11 19:31:08 | ATV

11月10日に北海道千歳市の北海道オフロードパーク(HOP)で行われた

北海道のモトクロスとATVのジョイントレース

草レースという名目ながら協賛スポンサーが強力で

賞品が本シリーズより豪華なんじゃないかと

参加台数は100台超とまだまだ北海道のモータースポーツも元気ですね。

 

画像はATVクラスの走行画像

あまり交流がないと思っていたモトクロスとATV

こうして一緒に走っているところを見ると

10年以上ATVレースを観ている自分には何だかうれしく感じます。

モトクロス VS ATVな感じの1対1のマッチレースもあって

ちょっとATVの方がスピードが劣るのかなと思っていたら

そんなことなくて3組マッチレースをやって総合タイムの成績なのか判りませんが

ATVチームが勝利しました。

 

 

 

 

 


2019 ジャッジメントカップ モトクロス IA,IBクラス 

2019-11-10 21:26:40 | モトクロス

11月10日に北海道千歳市(苫小牧?)にあるHOPで行われた

北海道のモトクロスとATVと全日本のゲストライダー2名のジョイントレース

 

北海道の全日本ライダー、沼田誠司選手のジャッジメント主催レース

ある意味、忘年会レース的な雰囲気もあるような。

昨年に引き続きATVとモトクロスのジョイントレースとなりました。

 

ゲストライダーは全日本選手2名

能塚智寛選手と今年限りで引退を決めた北原岳哲選手

能塚選手は海外参戦していたこともあり非凡な走りを披露

北原選手は前半4st、後半2stで走り

レースを盛り上げてくれました。

 

画像はIAとIBの混走クラスの走行画像です。

道内戦を戦っているIBライダーと沼田、砂田選手など北海道のIAライダー

そして全日本の2名を加えたラインナップでレースしました。

画像のない方もあり、ご勘弁を・・・・