富山市のお客様からATをリフレッシュしたいとのことで圧送交換のご依頼です。
ディーラーで受けた1年前の車検でATオイルパンからのオイル漏れがあり、その修理時にATFが交換されているそうですが、ドレンアウトによる排出では大した量の交換にはならないですからね〜(^_^;)
ボルボ V40クロスカントリー MB5204T 2014年式 105800キロ

試乗ではレスポンスが悪く感じました。
勝手なイメージですがボルボは走行距離が進むとATに不具合が起きやすいような、、、

リフトアップ。

アンダーカバーを取り外し。

ミッションの前側にオイルパンがあるアイシン製のTF-80SDです(^^)




チェックボルトとオーバーフローチューブを取り外してATFを排出。

なぜかオーバーフローチューブの側面には傷が(゜o゜;
タガネで叩いたのだろうか、、、緩める方向に付いてるんですよね〜
27ミリのヘックスなので珍しいほうの工具ではあるんですが謎です┐(‘~`;)┌

そして〜排出量は約2.0L。
ん〜このミッションにしては排出量が少ないような気がしますw(°o°)w


圧送交換はここに

アタッチメントを取り付けてトルコン太郎と接続。

トルコン太郎にはワコーズATFプレミアムSをセット。

通常は作業終了後にホースに残る分やオーバーフローさせる分として排出量プラス1.0Lを初期充填をするんですが、今回はいつもより更に0.5L多く充填しました(。・ω・。)ノ

左 新油ワコーズATFプレミアムS
中 最初にドレンアウトした使用済みATF
右 現在ミッション内を循環しているATF
1年前に循環交換、今回もドレンアウトして初期充填してるので循環交換と同等の交換をしているわけですが、中も右も交換してあるの?ってぐらい真っ黒ですね〜щ(゜ロ゜щ)

それでは〜圧送交換スタート(^^)/













圧送交換が終わりましたが透明度がなく、まだまだ汚い状態。

そんなわけで2回目の圧送交換スタート(^^)/












2回目の圧送交換終了!
先程とは違ってめっちゃ綺麗になりました(≧▽≦)
圧送交換はこれで終わりにして

SOD-1を添加するためにミッション上部にあるフィラープラグから充填です。

シフトケーブルをズラして

フィラープラグを取り外し〜

エンジンオイル、ミッションオイル、ATフルードなどマルチに使えて、それでいて高い効果が見込める万能添加剤SOD-1を添加♪

規定温度になったところでチェックボルトを外して余分なフルードを排出して量を調整するんですが、予想通り?量が少なかったみたいでオーバーフローしてきません┐(´д`)┌
初期充填で0.5L、SOD-1で0.5Lなので合計1.0Lを念の為いつもより多く充填したつもりだったんですけどね〜
追加で0.5Lを充填。

そうすると無事にオーバーフロー(^_^;)

左 最初にドレンアウトした使用済みATF
右 最後のオーバーフローで回収したATF
真っ黒だったATFが2回の圧送交換で新油と同等になったと思います(^^)
交換後の試乗では気になっていたレスポンスが改善して、トルクが増えたような加速になってました(人*´∀`)。*゚+
フルードの性能差も勿論ありますが、量がキチンと入ってるってことも関係してるかなと思います(^_^;)
薬じゃないけど用法と用量はお守りください
ということですね〜
ということですね〜
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。