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ガレージSMAK

ヴォクシー(80系)車検整備で消耗品交換とエアコン&CVTメンテナンス

高岡市のお客様から車検整備のご依頼です。
新車を購入してからずっとディーラーで車検を受けていたそうで、そういう意味ではしっかりと整備をされてきた車になると思いますが、走行距離が進んでいるものの今後もまだまだ使うとのことですので、当店にて改めてしっかりと整備させて頂きますm(_ _)m

トヨタ ヴォクシー ZRR80W 2017年式 125700キロ
現状では特に不具合や気になるところは無いそうです。


まずは発煙筒、エアコンフィルター、ワイパーゴム交換。
エアコンフィルターはPM2.5やアレルゲンに対応した高性能タイプ、ワイパーゴムは撥水効果があるシリコンタイプに交換してます(^^)

オルタネーターとバッテリーは問題なし。
バッテリーはちょっと前に当店でバルタ製バッテリーに交換してます。


ウォッシャー液は補充。
たまに水だけを補充されてることがありますが、その場合は冬に凍結してしまいますよー(^_^;)

冷却水は経年劣化による性能低下が必ず起こっているので、当店では基本的に車検時に性能を復活させるクーラントブースターを添加させてもらってます(^^)
交換が希望の場合はワコーズハイパーLLCもしくはワコーズパワークーラントディーゼルをオススメしてます♪


次はプラグの点検。
記録簿を見る限り交換歴は無さそうだったんですが、有ったとしても一部の車種(インマニの脱着が必要な場合などなど)を除いて取り外して点検してますm(_ _)m



消耗が見られたのでNGKのRXプラグに交換。

外側電極の消耗、中心電極にはデポジットの付着がありました(>ω<)

カジリや焼き付き防止にスレッドコンパウンドを塗布してから取り付け。

エンジンオイル交換。

エレメントも交換。

オイルは当店標準のワコーズプロステージSにスーパーフォアビークルを添加して性能マシマシしてます♪


燃料にフューエルワンとフューエルツーを添加。

フロントブレーキ。
パッドが消耗していたので

新品に交換。
スライドピンは古いグリースを取り除いてシリコングリースを塗布。


キャリパーとの接触部には粘度の違うシリコングリースを塗布しています(^^)

リアブレーキは特に問題なし


ってことでスライドピンを綺麗にしてシリコングリースを塗布して組み付け。

ブレーキフルードは劣化して変色してました(^_^;)




圧送で1Lを使ってしっかりと交換。



交換後は本来の透明な色になってます(^^)

ヘッドライト。
よく見ると曇りだけでなく部分的に表面の剥がれがありました(⁠>⁠0⁠<⁠;⁠)



何もしないとそのまま剥がれていくだけなので、コーティングで少しでも延命です(^_^;)

次はCVTフルードの圧送交換ってことで

ミッションサイドのカバーを取り外します。

今回はオイルパンの脱着はせずに圧送交換だけなので、ドレンアウトはせずにいきなりクーラーホースにトルコン太郎のホースを接続です。
ちなみに〜ディーラーの車検で58300キロの時にドレンアウトからの補充による交換方法、即ち循環交換をしているみたいです。
最近はディーラーでも車検時にATやCVTのフルード交換を勧めているみたいなんですが(富山県ではトヨタ系列だけかな?)、基本的には値段も手頃な循環交換なので交換と謳ってますが実際には希釈(^_^;)
まぁやらないよりはいいんですけどね〜
でも10万キロに近づくと交換してくれなくなる(提案しなくなる)のは変わってませんが┐⁠(⁠´⁠д⁠`⁠)⁠┌


どうせならってことで高性能フルードのワコーズCVTFプレミアムSをセット。

準備が整ったらエンジンスタート!


左 新油ワコーズCVTFプレミアムS
中 ホース接続時に垂れてきた使用済みCVTF
右 現在ミッション内を循環しているCVTF

圧送交換スタート!













圧送交換終了!
オイルパンの脱着をしていないので圧送交換1回ではこんなもんです(^_^;)
ということは循環交換だとどうか、、、想像にお任せします(⁠。⁠・⁠ω⁠・⁠。⁠)⁠ノ⁠

圧送交換が終わったところでスキャンツールを接続して


DTCが残ってたので

消去!


油温を確認して

余分なフルードをオーバーフローさせて油量調整完了(^^)/


左が交換前で右が交換後。

フルード交換後は熱劣化推定値を初期化


0になったことを確認(^^)


最後の作業はエアコンガスクリーニング



まずは現状把握。
特に異常はなさそうですね〜

規定量の720グラムに設定してスタート!


仕上げの充填は全自動ではなく、より正確な低圧充填で〜

施工完了(^^)/
回収できたガスは440グラム。
280グラムの不足でした(>ω<)


仕上げにワコーズのパワーエアコンプラスを追加充填!



施工後は吹き出し口温度が12.2℃→10.8℃に改善してますが、それよりも不純物(水分やスラッジ)が取り除かれた純度の高いガスが規定量充填されてることのほうが重要です(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)


どうせ乗るならくたびれた状態で何となくよりも、調子が良く快適な状態のほうが良いですよね??

皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。
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