砺波市のお客様から前後のブレーキパッド&ディスクローター交換と、かなり前から効かなくなってるというエアコン修理のご依頼です。
スバル フォレスター SH5 2009年式 148000キロ

まずはブレーキから〜ってことでリフトアップ。

フロントブレーキ。

外周だけじゃなくパッドとの当たり面も錆が発生してるので、ブレーキの効きが悪いのに加えてゴォーっていう異音も発生してます(^_^;)

リアブレーキ。

こちらも同じく全体的に錆が発生してます(>0<;)

お客様と事前に打ち合わせをしてディクセルで用意しました(^^)
ディスクローターはタイプPD
ブレーキパッドはタイプMです(^^)/

フロントのキャリパーをズラしてブラケットを取り外し、ディスクローターを外しました〜

表よりも裏側のほうが酷いですね(^_^;)

ブレーキパッドは外側と内側で減り具合が結構違ってたんですが、原因はディスクローターだけじゃなく


ブラケット側の錆でパッドの動きが悪くなってたみたいです┐(´д`)┌

錆を削って

防錆塗装。


スライドピンが入る部分はブラシを使って清掃しておきました(^^)/


ディスクローター、ブレーキパッドを取り付けて

スライドピンは古いグリースを取り除いてシリコングリースを塗布して

完成(^^)/

次はリアブレーキ。
キャリパーはズラしてブラケット、ディスクローターを取り外します。
バックプレートもかなりの錆具合(゜o゜;

リアはフロントより酷いですねw(°o°)w

スライドピンのグリースの色がヤバい感じに(>0<;)

そして右側のブレーキパッドは内側のみ摩耗材が無くなってました(ノ゚0゚)ノ~
ピストンやスライドピンの動きは悪くなかったので、これの原因はやはりキャリパーブラケット。
錆が酷いのでブラケットからブレーキパッドを外すのも一苦労でしたもん(>ω<)


フロント同様に削って防錆塗装。

スライドピン側も綺麗にしてグリースアップ。

取り付け完了。


取り外した4枚を並べてみしたが、ずっと屋外に放置してあったかのような状態ですね〜(^_^;)
ブレーキが終わったので次はエアコンの状態確認へ〜

エアコンのスイッチをONにしましたがコンプレッサーが回りません。

ですがヒューズボックスにあるエアコンリレーにコンコンっと衝撃を与えると何事もなかったかのように動き出しました(。・ω・。)ノ
とりあえずリレー不良は確定で、他に問題がないか?も確認です!
ちなみに〜一度回ってしまえばエアコンをスイッチで止めない限りは回り続けてますが、止めると再度スイッチを入れても動かないことがあり、そんな時は再びエアコンリレーに衝撃を与えてあげると回り出します(^_^;)

エアコンガスステーションを接続して圧力チェックモードへ〜


外気温に対してちょっと高圧が高めで、効きがちょっと物足りない感じ。
エアコンガスが減って、その分エアが混入してるような症状。

回転数を上げると


低圧が下がって高圧が上がり、吹き出し口温度が下がったので、作動としては問題ないかなと思います。

そんなわけで規定量の500グラムに設定してエアコンガスクリーニングスタート(^^)/

結果は回収量が225グラムで275グラムの不足でした(゜o゜;
やはりガスが少なかったですね〜


施工後は外気温が4℃上昇してますが高圧が1.51MPaまで下がってます(^^)
吹き出し口温度も2.2℃下がって11.6℃。
これでも十分といえば十分なんですが


パワーエアコンプラスを追加充填♪


パワーエアコンプラスは主成分?の高性能オイル5ccとともに20グラムのR134エアコンガスなので、充填するとその分圧力が上がります。
目に見える結果としては吹き出し口温度の低下。
目に見えない部分としては潤滑性能の向上、フリクションロスの低減、エアコン使用時のパワーダウン軽減、燃費の改善、シール性の向上などなど多岐にわたります(ʘᴗʘ✿)

施工前と同様に回転数を上げてみると


しっかりと高圧が上がり、吹き出し口温度は7.8℃まで下がりました〜(≧▽≦)
効きはバッチリですね♪
そうこうしてるうちに部品が入荷したので

エアコンリレーを取り外して

エアコンリレーを取り外して


交換(^^)/
交換後はスイッチのON/OFFによってコンプレッサーが止まることが無くなり、いつでも快適にエアコンが効くようになりました(・∀・)
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。