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ガレージSMAK

アルファロメオ ミト 納車整備

岐阜県飛驒市のお客様に展示車のミトをお買い上げ頂きました(^^)
どのお店でも成約後に点検をして整備、車検が切れている車の場合は車検を受けて納車となるわけですが、どこまで整備するか?はお店によります。
というわけで、当店での納車整備がどんな感じなのかをご紹介出来ればな~と思います♪

アルファロメオ ミト 955143 2010年式 93300キロ

右ハンドルの6速MT、クアドリフォリオヴェルデです(^^)

ワイパーブレードASSY、発煙筒は交換。
バッテリーは測定値が284CCAでSOHが測定不能(^^;) テスターでは充電してから再テストしてね~って出ましたが、経験上これは充電しても復活は難しいので交換します。

ボッシュバッテリーの製造元でもあるバルタ製バッテリーをチョイス。そしてなぜか同じ製品でも安価な設定の韓国製造品ではなく、ドイツ製造品にしました(^^)

エアエレメントも交換です。


プラグはかなり状態が悪いです(>_<)
もちろん交換となります。

取り付け時には今後の為にスレッドコンパウンドを塗布しておきました(^^)

このエンジンによくあるブローバイケース部からのオイル漏れ(ブローバイガス)が広がってます(^^;)

取り外すとかなり下まで汚れてました(゜Д゜;)

そしてなぜか液状ガスケットが塗られた痕跡が、、、

右は新品で、左は取り外したOリング。
恐らく漏れに気付いて漏れを止めるために液状ガスケットを塗ったのかなと。止まってませんが(笑)
Oリングぐらい替えればいいのに、、、(>_<)

元に戻す前にキレイにして

Oリングを取り付け、シリコングリースを塗布。

ケースもキレイにして

取り付け。
エンジンカバーの差し込み部にもグリースを塗っておくことで次回以降の脱着が楽になります(^^)

冷却水にはクーラントブースターを添加。
ガソリンタンクにはフューエルワンを添加。

エンジンオイルを排出して

ドレンボルトの頭が若干ナメ気味だったので交換しておきます。

オイルエレメントはこの奥に~


取り外してみると真っ黒でした(^^;)

ミトのエンジンオイル規格はACEAのC3なので、いつも使っているプロステージSではなく、4CT-Sにスーパーフォアビークルを添加です!

続いてミッションオイル。
ドレンボルトを外す前に

注入口の確認です。

画像の真ん中らへんにあるボルトが注入口になります(^^)
ドレンアウトする前に注入口のボルトを取り外して注入出来ることを確認します。万が一ドレンアウトした後に外れなかった場合は、、、((((;゜Д゜))))になります(笑)

そのままドレンアウトするとメンバーに掛かって周辺が汚れてしまうので~廃材?を利用して排出(≧∇≦)b

約1.8L排出されましたが、この車の規定量は2.0Lなので2.0Lを充填していきます。

ちなみに~真っ黒です(゜Д゜;)

ドレンボルトには鉄粉がほどほどに付いてました~

取り付ける前にシールテープを巻いておきます(^^)

オイルポンプで注入してるのは

高性能ミッションオイル ワコーズ WR-Gです!

フロントブレーキは特に問題なかったんですが、キャリパーの色褪せが酷いです(^^;)

リアブレーキはディスクローターの減りが酷いので
取り外して確認作業するも

やはり段付きが酷いので

新品に交換させて頂きました!

スライドピンは古いグリースを取り除いてシリコングリースを塗布しておきます。

色褪せが酷かったフロントキャリパーはお客様も気にされていたので、耐熱塗料にて赤々しく復活させました(^^)

リアも同じく♪

ブレーキフルードは圧送で確実に交換しておます。

エアコンガスクリーニング施工。

エアコンガスを規定量にすることも大事なんですが、充填前にエアコンシステム内を真空にすることで故障の原因となる水分を除去することも、エアコンガスクリーニングの重要な仕事になります(^^)
施工後にエアコン添加剤のパワーエアコンプラスを充填♪

展示する前に一度磨いてあるんですが、成約後に再び仕上げ磨きで納車となります。

仕上げ磨き完了。
画像ではわかりにくいですね(^^;)


最後に車検と登録をして納車となりました♪


普段お客様が乗っている車の車検でブレーキパッドが減っていた場合、残量が何ミリ以下で交換を勧めるかはお店によって基準が違います。また、お客様によって日々の走行距離やブレーキを踏む頻度も違いますので、整備工場はこれらを踏まえて交換を勧めるわけですが、実際に交換するかどうかは部品代や工賃を負担するお客様の判断になります。
で、販売車の点検整備での部品交換は購入されたお客様の判断ではなく、販売元で部品代を負担するお店の判断になります。

つまり、点検で交換するかどうかの基準を決めて判断するのは販売店、実際に交換して費用を負担するのも販売店ということで、、、販売店の思惑次第で納車整備内容は変わります(゜Д゜;)
言い方が悪くなりますが、消耗している部品交換をケチることで販売店の原価を抑えることになり利益が確保出来て、後日お客様から整備の依頼が来ると更に利益が増えます。
ということは、、、納車整備で整備をしなければしないほど販売店にとっては都合がいいわけで、、、(゜Д゜;)

販売店によっては保証を付けてることがありますがこれも極端な話しですが、ブレーキパッドの残量が1ミリだったとしても車検は通るので納車は可能で、納車後にブレーキパッドが少ないとお客様に言われても『消耗品なので保証対象外です』って(^^;)

規模が大きい会社だと安心!なわけはなく、、、

見つけるのは難しいかもですが、信頼出来るお店を見つけてください(^^)

皆様からの乗り換えのご相談をお待ちしています。

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