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ガレージSMAK

モコ(MG33S)車検整備で思いもよらぬ部品交換

高岡市のお客様から車検整備のご依頼です。
走行距離も少なく特に不具合も感じていないとのことなので、至って普通な車検整備になるのかな〜と思っていたんですが、、、

日産 モコ MG33S 2013年式 42400キロ
まずは受け入れ検査で外観や室内を点検。


スキャンツールでDTCの確認。
いくつか入ってたので詳細を確認すると



全て過去のDTCで、今は問題なさそうな内容だったので消去。

再発?再出力?しないことを確認。


で、ここで問題発生。
キーをONした時には全ての警告灯が点灯してイニシャルチェックを行っているんですが、その中のエンジン警告灯だけが点灯しません(^_^;)
こういった場合、大抵はメーター内のバルブの球切れが原因のことが多いです。
一見、走行には関係なさそうな不点灯なんですが、万が一走行中にエンジンに関連するセンサーに異常を感知した場合に点灯するべき警告灯が点灯しなかったら、、、(⁠>⁠0⁠<⁠;⁠)ですよね。なので、球切れであれ大事な警告灯が点灯しないことは、車検の検査的には不適合となります。

そんなわけで球切れを確認?バルブ交換?をするためにメーターを取り外したいんですけど、どうやらメーター部分だけを外すことはできないようで


オーディオ上面のカバーを外して


吹き出し口下のカバーを外して隠されているビスを外し

オーディオを取り外します。



オーディオ、メーター周りのパネルを順に外していくと


やっとメーターを取り外せます(^_^;)


分解してみましたが、、、昔ながらの電球ではなくLEDだったので交換不可┐⁠(⁠‘⁠~⁠`⁠;⁠)⁠┌
一番安価な修理方法は中古メーターに交換すること。
お客様に了承を得てから発注して

中古メーターが届きました!

早速取り付けると

無事に点灯しました(^^)/が、オドメーターは中古品側の数値になってしまうので76900キロに、、、
同じぐらいの走行距離数の中古があったら良かったんですけど、残念ながら無かったです(^_^;)

では引き続きエンジンやブレーキの整備へ〜
バッテリーとオルタネーターは問題なし。

エアコンフィルターと発煙筒は交換。


フロントブレーキは

スライドピンを綺麗にしてシリコングリースを塗布。

ブレーキパッドにも粘度の違うシリコングリースを塗布。

リアブレーキも

綺麗にしてシリコングリースを塗布。


ブレーキフルードは圧送で1Lを使ってしっかりと交換してます(^^)


エンジンオイルとエレメント交換。
エレメントのガスケットにはシリコングリースを塗布して取り付けてます。


贅沢に、、、と言っても当店では普通ですがワコーズのプロステージSを充填♪

下廻りで気になったのはマフラーの刻印。
平成22年4月以降の車には加速騒音規制が適用されるので、純正のマフラーだろうがそれを証明するために製造メーカーの刻印が必要になります。なんですがこの年代のスズキ車はその刻印が錆で消えてしまいます(^_^;)
刻印が確認できないと車検はアウト!マフラーとしての機能が全く問題なくてもマフラー交換するしかなくなります┐⁠(⁠´⁠д⁠`⁠)⁠┌
この車は前回の車検を通した指定工場が該当部分を塗装してくれていたので、塗装を削ることで無事に刻印が出てきました(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

タイヤを取り付ける前にスレッドコンパウンドを塗布して、カジリ・焼付き・錆を防止します(^^)/


まだ綺麗なヘッドライトですが綺麗なうちにメンテナンスしておくことで、この状態を長く維持することができます。
ヘッドライトも予防整備です!


コーティング完了♪

最後に〜
運輸支局にて車検を通した後にマフラーを耐熱塗料で塗装して刻印を保護(^^)
次回の車検整備で再び削る→塗装でいけるかな〜と思います。

皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。

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