地上202メートル。
東京スカイツリー第1展望台(3階 350m)には及びませんが、東京タワーの大展望台(150m)よりも高い東京都庁展望室。
しかし、それを知っている人はほとんどいません。
冬の晴れた日は富士山が望めますが、ハッキリ言って富士山は高い建物ならどこからでも見ることができるので、それほどでも珍しくはありません。
都庁の展望台の最大の特徴は、その位置関係にあります。
東京スカイツリーはまわりに高い建物は確かにありませんが、それは逆に言えば東京23区の端にあることを証明しているようなもの。
新宿を見てもお台場を見ても、どこか遠く感じてしまいます。
その反対に、東京タワーは今ではまわりを高い建物に囲まれてしまっているため、あと一歩遠くまでを見通すことができません。
それに対して都庁の展望室は、新宿高層ビル群の中では一番高い位置にあり、なおかつビル群の端にあるという位置関係から、スカイツリーも東京タワーも、横浜だって見えるんです。
また、周りに有名な建物がたくさんあるので、スカイツリーのようにどこを向いているのかがよくわからないということもありません。
ちなにみ、これはすぐ足もとに見える中野サンプラザです。
今では高層ビル群に囲まれてしまい、お隣の歌舞伎町からですらよく見えない東京都庁ですが、都庁からはいろんなものが見えるんですよ。
もちろん、展望台写真のお約束『ミニュチュア撮影』だって、近くにバリエーション豊富な建物がたくさんあるので、いろんなバージョンが楽しめます。
第一本庁舎1階から「展望室専用エレベータ」で使いますが、閉庁日(土・日・祝日)は1階正面玄関からしか入れませんのでご注意を。
料金 無料
開室時間 19時30分~23時
休室日 1南展望室 第1及び第3火曜日
北展望室 第2及び第4月曜日
年末年始(12月29日~31日、1月2日及び3日)及び
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます