墜落遺体
2009年05月20日 | 本
墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)飯塚 訓講談社このアイテムの詳細を見る |
お久しぶりです!
仕事がはかどらなくて、苦しんでいます。
ここまで長期のスランプは久しぶり。
うつ病一歩手前??
そうならないように気をつけたいと思います。
まずは!!頑張らない!!ことにしました
世の中の頑張っていらっしゃる方々には申し訳ないですけど、
今の僕には無理です。
しばらく、温かい目で見守ってください。
さて、本の紹介です。
ちょっと気になることがあって、ジャンボ機のことを調べていた時、
たまたま本屋さんにあった本です。
しばらく「積ん読」状態でした。
タイトルからしてヘビー級だったので、躊躇していたのですが、
先週から今週にかけて一気に読みました。
内容は・・・やはりヘビー級です。
読み始めのころ、僕の眉間には皺がよっていたと思います。
しかしながら、途中から「この本を全部読まなければならない!」
というような使命感のようなものを感じました。
死、家族、医者、看護婦、警察官、そして航空機事故について
深く考えさせられる本です。
途中、何度も涙が出そうになります。
読み終えると、「日本人って捨てたものではない!」
と、不思議なことに爽やかな気持ちになれます。
最後まで読むのは大変ですけど、
日航機墜落事故を記憶として持っている人は、
読んでおいたほうがいいと思います。
こういう事件を取り扱った本って、不愉快さと後世に伝える責任が入り混じって気持ち的に複雑ですよね。
僕は、語り継いでいく方かな。
事故を繰り返さないっていう意思みたいなものを自分の中でも持っていたいなと思いました。
しかし、本当に紙一重ですよね。
運命ってやっぱりあるんでしょうね~
日航ジャンボ機墜落事故の時、私は小学校低学年でした。
当時、祖父が123便より2本ほど早い飛行機に乗って帰ってきていた為、ニュースを見て顔が青ざめていたので、よく記憶に残っています。
1年ほど前になると思うのですが、テレビでこの墜落事故のドキュメンタリー番組が放送され、それを観たのですが、それから少しこの事故について調べてみたくなり、その中で沈まぬ太陽という小説の存在を知りました。
5部構成になっていてかなり長いですが、一気に読んでしまいました。
また、この小説は内容が内容なだけに何度かドラマ化の話しが出ては消えていますが、この秋ついに映画化されるらしいです。
人によっては不愉快に感じる内容かもしれませんが、私はハマッてしまいました。