『ががいも』沖縄に生息中

管理人の『ががいも』です。海・山、自然と戯れることが好きなやつです。

2日目(奄美旅行)

2012年10月22日 | 旅行

2日目の朝、漁港の方を見てみるとどでかい客船が停泊していました。なにやら、賑わっていたので、様子を見に行ってきました。
客船の名前は『にっぽん丸』、客船三井の船です。鹿児島から沖縄への旅の途中に奄美に寄ったみたいでした。でかい物はかっちょいい!!

一通り、見学して林道へ入りました。目的のフォレストポリスへ。

マテリヤの滝です。
ここも観光名所のようですが、誰もおらず、車も止まっていません。滝とマイナスイオンを貸切です☆

しかし、ここにも台風の跡が・・・遊歩道を木々がふさいでいました。こんなところを数カ所、通過しなければいけませんでした。
続いては、湯湾岳展望台へ。ここからは絶景が見えるようです。良い景色をみることは、旅の楽しみでもあるので、ワクワクしながら進みます。

が、、、展望台まであと500mほどの場所で・・・
こればかりは、どうしようもありませんので、諦めて次の場所へ。

目的地は見えていたのに、ここでは完全に道がありませんでした。
も~最悪・・・結局このあと、遠回りをして行くことに。約2時間の時間ロス。悲しい・・・そして、この後も油井岳展望台と高知山展望台も通行止めのため行けませんでした・・・

でも悪いことばかりではありません。林道を走っている時にいろいろなものに出会いました。↑ルリカケス(証拠写真)

↑オーストンオオアカゲラ(証拠写真)

↑サンコウチョウ

↑こんなものまで、アマミノクロウサギのウンチ

そんなこんなで、続いての目的地『アランガチの滝』です。先ほどまでの嫌な気持ちも楽になりました。

ここには、こんなものも発見!!『がれきの間から顔を出すアカマタ』
こちらの様子をうかがっているよう。ちょっとカワイイ奴でした。

海沿いは沖縄に負けないくらいの絶景がありました。

↑ホノホシ浜
ちょっと珍しい浜です。砂浜ではなく、拳大程のまんまる石が敷き詰められた浜なのです。海流や波の激しさが要因でこのようになっているらしい。砂浜ではなく石浜です。

ちょっと疲れ果てましたが、せっかく来たのだからと、この日は自分たちだけでナイトウォッチングへ。
アマミノクロウサギは3羽見ることができましたが、運転しながらの撮影は至難の業でした。やっぱガイドにお願いして連れてきてもらうのが一番ですね!!

↑ルリカケス
昼間は飛び回って、撮影どころではないルリカケスですが、夜は寝ています。

↑アマミヤマシギは、飛んで逃げず。距離を保って歩き続けるだけ。飛ぶのは苦手のようで、飛ぶ姿はゼンマイ仕掛けのおもちゃのようでした。この姿がたまらなくおもしろく、愛嬌がありました。

そんなこんなで、疲れはしましたが、この日も楽しい1日でありました。

奄美大島旅行(1日目)

2012年10月15日 | 旅行
台風の合間に奄美大島に旅行に行ってきました。
北に行くので、軽い避暑になると思っていたのですが、奄美は沖縄より暑く、涼しい旅にはなりませんでしたが、よい経験ができた旅でもありました。

沖縄からRACで、奄美大島まで約1時間。あっという間に奄美大島に到着です。飛行機からは沖縄本島、伊是名・伊平屋島、与論島、沖永良部島、徳之島と離島を順番に眺めながら北上。地図を眺めているようで楽しい空の旅です。


レンタカーを借りて、奄美最北端を目指しました。その途中にある観光地『あやまる岬』
決して、懺悔する岬ではないようです。観光地なはずなのに、人っ子一人いません。奄美の観光は、基本的には誰にも会いませんでした。貸切見たいでマイペースで観光でき、とっても良かったです☆

あやまる岬を後にし、最北端の地『笠利崎』へ。
奄美の看板にはクロウサギが座っています。笠利崎の手前に、夢をかなえるカメさんがいました。竜宮城伝説の由来の場所みたいでした。
旅の無事を願い、笠利崎へ向かいます。

最北端の地・笠利崎の『笠利崎灯台』です。
灯台へ行くには、細い階段をず~っと登って行かなくては行きません。結構きついです。
でも、灯台からの景色はすばらしかったです。

水平線が見渡せ、エメラルドグリーンの海と深い蒼の海とのコントラストが綺麗でした。

ちょっと休憩し、南下しました。
始めは東回りで来たので、西回りで帰ろうとすると、土砂崩れのため通行止め・・・仕方なく同じ道を通り、南下です(今後、この通行止めに苦しめられることとなります)。

お腹も減って来たので、昼食へ
『きょら海工房』で、パスタとピザのランチを!!

って写真は、パッションフルーツジュースとスモモジュース。料理もおいしかったのですが、ジュースが濃厚でフルーツをそのまま食べているようにおいしかった。このくらい濃厚だと南国に来たなぁって感じです。沖縄も見習っておいしいジュースを出す店が増えてくれたらいいですなぁ。
お腹も満たされたし、続いては・・・

デザートですね。『La Fonte』というジェラートのお店へ。そして、

『こっこ屋』というシュークリームのお店へ。
食べすぎですね・・・でも、甘い物は別腹ってか。おいしいので全然食べられちゃいました。

その後、大島酒造を見学し、

もう、夕食。奄美大島の名産・鶏飯を食べに行ってきました。ホテルのある名瀬市にある『鳥しん』です。奄美大島の食べ物は、沖縄と似ているところが多かったですが、唯一といって言い違う名産がこれ。
あまり期待していなかったのですが、食べてみると・・・鳥のだしがおいしく、お茶漬け感覚で食べれ、とっても美味しかった!!びっくりです。ちょっとはまってしまい、お土産には鶏飯を買って帰ってきました。

もう、昼から食べすぎですね・・・

さて、ここから奄美大島に来た最大の目的を達成します。
ナイトウォッチングです。始めは自力で探そうと思っていましたが、今回はガイドさんをお願いして、行ってまいりました。

林道を走ること30分。やっぱ簡単には見れないのかなぁと思い始めていたころでした。林道の真ん中に転がっている岩が、動いた!!走った!!逃げた!!とこんな感じの出会い。奄美大島の固有種『アマミノクロウサギ』です。
法面を登って逃げて行きましたが、登った先でじっとしてくれました。写真の中央にクロウサギがいます。
思ったより、逃げ足が速くびっくりでしたが、やっと会えました。しばらく待っていましたが、同じ場所でじーっとしているのみで、出てきてくれませんでした。あきらめて次へ。
次の出会いは、その5分後。同じように道路中央に動く動物がいました。今回は運よく、車の近くで観察することができました。

まさか、こんな近くで見れるなんて感動です。10数分ゆっくりと観察することができました。耳が小さく、生きた化石とも言われる古い特徴をもったウサギです。

その他に見たものといえば、

アマミヤマシギ。


キジバト

ヒメハブ
ハブの小さいやつだけど、顔は毒蛇の顔です。恐ろしい・・・

ルリカケス
これも、奄美大島にしかいない鳥。瑠璃色が綺麗な鳥ですが、紹介はまた後日。

ってな感じの1日目。大満足の1日でした☆☆

ライトアップ(京都)+α

2011年11月28日 | 旅行

ちょうど、京都のいろいろな場所で夜間のライトアップが行われています。全部ってのは時間がなかったので、高台寺のライトアップに行ってきました。高台寺の駐車場から見た『八坂の塔』です。これだけみると、タイムスリップしたみたいですね。
塔の右側には、京都タワーも小さく見えます。

高台寺から、清水寺へ続く道は、明るく人通りも多かった。

高台寺へ。中に入るまで、約20分くらい並んでから入りました。修学旅行生も来ており、なかなかの人ごみ。
ライトアップは美しく、紅葉も重なって夢のような世界でした。池に映る紅葉も美しかった☆☆(写真では美しさの半分も表現できません。難しいですね。三脚を持ってきてゆっくり撮らなければいけませんね。)

高台寺の竹林です。美しいけどちょっぴり怖い。そんな感じでした。
高台寺は、秀吉の妻ネネが開創した寺であり、ネネ(北政所)と秀吉が祀られています。近くにある美術館では、教科書に載っている秀吉の姿が描かれた掛軸も展示してありました。

高台寺をあとに帰路へ。煌々としている方向へ進んでいると『知恩院』へたどりつきました。中へは入れませんが、ライトアップはしていました。堂々とした門構えで威厳がありました。
ちなみに、知恩院は法然上人の浄土宗の総本山であります。

歴史の世界から現代へ戻って来ました。京都駅前の京都タワーです。

こちらも京都駅で、少し早いですが、クリスマスツリー。それにしても、京都駅の人混みはすさまじかった。沖縄の全ての人が集まって来たかのような状態でした。

秋月(朝倉市)

2011年08月22日 | 旅行
雨の中、秋月にも行ってきました。
秋月城の城下町で、山中にあり、のどかでゆったりとした雰囲気でした。緑に囲まれながらの、散歩にはうってつけの場所でした。

↑瓦橋
橋に瓦が並べて埋められており、洗濯板のようでした。他では見たことない、おもしろい橋でしたね。


↑長屋門
門の両側が長屋になっているという特徴のある門です。僕がここで一番お気に入りになった場所です。お侍が今にも出て来そうな雰囲気のある門で、タイムスリップした感じをうけました。


↑黒門
名前のとおり真っ黒の門。緑の中に映え、堂々とした印象の門でした。


↑眼鏡橋
長崎にも同じ名前の橋があったような!?長崎のは目が2つあったけど、こちらのは目が1つ。なんで眼鏡?と思いましたが、調べたところ、長崎の眼鏡橋を見た藩主が秋月にも欲しいと言って、作らせたから、眼鏡橋と呼ばれるようになったらしい。真似物であるが、実は日本で唯一の御影石でできた石橋らしい。長崎も秋月もすごいのである。
しかも、今年で作られて200年目だそうで、今まで1度も壊れなかったと言われています。それにしても、石橋は風情があって良いですねぇ。

以上、福岡ぶらり旅でした。

世界記憶遺産(田川市)

2011年08月19日 | 旅行
山本作兵衛を知ってますか?
元炭坑夫で、晩年、その記憶を後世に残そうと数百枚の絵を描いた方です。この絵が日本で初めてユネスコの世界記憶遺産に登録されました。ってことで、山本作兵衛の絵を見に福岡県田川市の炭坑資料館へ行ってきました!!


↑炭坑へ入るエレベーター?の滑車。

↑炭坑の煙突

どちらも炭坑資料館の広場に残っています。ここ筑豊地域は炭坑で栄えていたそうです。今ではその面影もなく、聞かされないとわからないですが、現在の小さな山が、元々は炭坑のボタ山(炭のカスを集めた山)だったりと、身近にその面影は残っているようです。

作兵衛の絵は、そんな炭坑が栄えた時代の人々の生活が描かれています。絵だけでなく、余白には説明や詩等も書かれていて、その文章の表現や字が間違っていたりと、作兵衛の人柄が読み取れる生きている作品でした。炭坑夫でないとわからない、情報や心情がつまった作品はその時代の記憶を残しておく重要な資料だと感じました。

是非、福岡に行く機会があれば、田川市まで足を運んでみてください。