がちゃ三毛庵~猫よ、花よ~

東京の一角。ご近所から次々合流してきたネコたちと暮らす・・・いけばな徒然日記

人事を尽くして天気を待つ

2014-06-10 | Weblog
掃除機のホースに大量の小さな穴が開いてしまい、
吸い込みに難が出た。
家族の中には『ポテチがガリガリ、爪を磨いだのではないか』とのアラヌ疑いをかけるモノもいる。
“ネコを疑うなどとは、なんという度量の小さなヤツだ”と、
明らかに「違う」とは言い難いので、夢の中でキッパリ言っておいてやった。

ネコの額ほどのアパートではあるが、
ホースを引っ張りまわして劣化したのではないか、
との淡い思い込みを胸に、何はともあれ、
掃除機が新しくなった!
その名も「雷神」。

どんなに素晴らしい吸い込みを見せてくれるかと、
マカロニにブラッシングをし、
毛を散らかして、
早速スイッチを入れ、[強]ボタンを押し、吸い込んでみた。
???
音ばかりで、ほぼほぼ、吸い込まん。

何が起こっているかと、グイグイ推し進めてみるが、ほぼほぼ、吸い込まん。

壊れているのかと、少々、アタマにきて吸い込み口を見てみると、
段ボールがかまされていた。
最初に段ボールを剥がしてから始動しなければならなかったようだ。

危ない。壊すところだった。
ワタシが穏やかな性格で助かった。

段ボールさえ外せば、すばらしい吸い込み力だということがわかった。
毛もホコリもグイグイと吸い込む。
さぁ、掃除機の準備は整った。

コロちゃん、チョット、どいててね~


ところが、
生理現象なのか、嫌がらせなのか、わからない。

ネコという生き物の中で、
とりわけ、ムツミという名前のネコにおかれましては、
空気が湿っぽくなると、シッコの場所と回数が増える。
もちろん、トイレ以外の場所である。

特定が難しいところに、何となくニオイを付けて歩くところが真骨頂である。
厄介なのは、シッコした洋服やタオルやタイルの上で、なぜかポテチが寝入ることである。
他のネコの毛に強烈な芳香を染み込ませて、方々に伝播させるとは、
相当、知能的な拡散方法だと感心しているところだ。

(たまにポテチからシッコのニオイをくっつけられているマカロニ)

ところが、更に厄介なことには、ワタシのお気に入りのクッションにシッコをすることである。
先日も、つい夢中になって鬼平犯科帳を見ている最中に、
ジワジワと尻にシッコが染み入っていた。
ニンゲン、集中しているときには、尻が冷たいことなど気がつかないものらしい。
立ち上がって、別の部屋に向かい、PC椅子に座り、
何となく、臭くて冷たいことに気がつくときには、
すでにPC椅子もシッコのニオイに巻き込まれてしまっていた。

ワタシの尻にシッコをくっつけて、部屋中の椅子にニオイをくっつけてやろう!とは、
おまえは、ひっつきポンポンか!?と叫びたくなる。

(常に避難しているので、自分のシッコしか付かないクルミちゃん)

掃除機の準備は万端なのだ。
あとは、天気を待つばかり。。。

おまけ~生け花3部作~







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