最近読んだ本の中、 異文化的な刺激があってオモシロかったのが『スープ』(森田 健さん著)。
あの世の記憶を持って生れてきたヒトたちのインタビューが紹介されている。
要は、あの世からこの世にやってくる際、スープを飲むと前世を忘れ、 スープを飲まなければ前世の記憶を持ったまま、再びこの世に出現する、という内容。
あの世とこの世があるか&前世?などなど、不可思議な件についてどうか、
はともかくとして、 基本的には、ニンゲンはニンゲンとして、
次も生まれ変わることになるらしい。
中には、あの世に行かず、この世からこの世に、
電車を乗り換えるみたいに存在しているヒトの証言も登場する。
999のメーテルみたいだ。
玄関で待っているワタシが生んだみたいなネコ。
色んなおしゃべりをする妹みたいなネコ。
親戚の子が遊びに来ているみたいな元気なネコ。
みんな前にも一緒に暮らしていたことがあるような気がしてしょうがない。
が、、、最近、つくづく思うのは、
このフェレットはあの世にいかずに、ここに戻ってきたのではないか?ということ だ。
フェレットのくせに、ネコみたいでしょう?
前、ここで暮らしていた記憶をそのまま持ち越して、
コロちゃんの日常を送っているような気がしてならない。
何か共感を感じて頂けるようでしたら、
オモシロイので「スープ」読んでみて下さい。
貸し出してもイイですよ~!