まずは簡単にガブさんと愛車（マロ君♂）との馴れ初めを。
・平成19年7月
ネットで一目惚れした中古のマロ君を福岡から通販購入。
車輌価格￥260,000。
・平成19年8月
船に揺られて仙台へ。無事納車。
しかし、既にバッテリーが上がっていてエンジンかからず…。
福岡のお店が新しいバッテリーを郵送。
無事エンジンがかかって初乗り！
その次の日にメインキーがズタボロにされていた…盗難未遂。
レッカー車で近場のバイク屋さんへ修理に。
・平成19年9月
諸々の修理を終え、元気に戻ってきたマロ君。
防犯も強化。マロ君のことはガブさんが守ってあげる！
・平成25年7月
まる6年の月日は流れ、いよいよマロ君と別れる時が…。
こんな感じでございます。
いや～マロ君と出会った頃はトラブル続きで危うかった。
浮気（＝盗難）されそうになっちゃうし。
計算してみると購入時から669kmしか走行距離増えてません。
あんまり乗ってないやんけ…。
いやだって仙台って恐い車が多いんですもの…。
んでこの度、保険関係も切れるということでマロ君を買い取ってもらうことにしました。
ネットでいろいろ調べると何やら嫌な体験しか聞こえてきませんね…。
要するに『安く買い叩かれる』。
そりゃ業者さんも商売ですからしょうがない部分もあるのでしょうが、
ガブさんもナメられないように気合を入れていざ出張査定！
では先に結果を一覧にしちゃいましょう。
◆①近所のバイク屋さん：ネット詳細査定で￥20,000～50,000
◆②仙台市本社のバイク買い取り専門店さん：実地査定で￥15,000
◆③超有名ゲオバイクさん：実地査定で￥30,000
◆④超有名バイク王さん：実地査定前にキャンセルしたため不明
いやいや、6年前の購入時￥26万だったのがたったの￥数万…。
クッ…これが現実というものか…。
まず①の近所のバイク屋さんですが、
ここは比較的大きいお店で、
新車・中古車の販売から修理・カスタム作製、そして各種イベントまで開催している精力的なお店です。
ここのHPから査定申込みフォームにいろいろ入力してポチッと送信すると、
お店の担当者さんから具体的な金額が書かれたメールが返信されてきます。
でもまぁ実際に現物を見てもらった訳ではないので金額に幅があるようです。
結局ガブさんは実地査定をお願いしなかったので、最終査定結果は謎のままです。
でもね、正直ここに頼まなくてよかった。
なんでかって？
それはマロ君が納車されてバッテリー上がりでエンジンがかからなかった当時、
実はここのお店で見てもらえないか電話したんです。
その時の対応が最悪で、
「もうお盆休みに入るし、それまではもう（他車の修理などで）いっぱいですよ？」
「まず買った店に電話したらいいんじゃないですか？」
「バッテリーだけじゃなく、他のとこにも悪いとこ見つかるかもしれませんよ？」
「だいたい請求はどっちにしたらいいんですか？ガブさんにですか？購入されたお店にですか？」
もう買った福岡の店には電話して相談済みだったっつーの。
言い方が明らかに面倒くさそうで、拒否したい態度があからさまだったんです。
思い出してよかった。
店名を晒したい。
こんな店に査定頼まず本当よかったわ（メール査定はしちゃったけどw）。
んで②の買い取り専門店さんですが、
地域密着型で以前ガブさんのバイクにチラシを挟んでくれていたので、それを見て電話してみました。
明るい声で礼儀正しくてイイ感じです。
んで査定の日程を決めていざ実地査定。
業者専門誌（買い取り相場価格）を見せてくれて、それに則った金額が出てきます。
その基準は、10点車から0点車までランク付けをする方法らしく、
新車が9点車（10点車にはならないらしい）、んで新古車、走行1,000km以下、エンジンや外装の程度、
書類の有無、事故車、修復歴などなどで区分されます。
ちなみに、使用感はあるがこのままお店に中古車として並べられますよ位の状態のが4点車らしいです。
その4点車の金額が車種ごとにズラーッとその業者専門誌に載っている訳ですが、
ガブさんのバイクを見てみると…￥30,000。
マロ君の評価が4点車だったら￥30,000らしいです。
んで実際に下された評価は…2.5点車。
3点車にも届かない！？
溶剤など使っても落ちなさそうなサビや、エンジン回りのアルミ汚れ、エンジンからかすかに聞こえる異音、
サスペンションのヘタリなどなど…あまりいい評価はされませんでした。
年式もおそらく1999年or2000年あたりで10年以上経っており、
市場にほとんど出回らない…ストレートに言うと不人気車種。
この査定師さん、マロ君の車種を見るの初めてだっておっしゃってました。
…結構凹んだガブさん。
だって他人と同じ車種なんてイヤだったんですもの。
だから珍しいのを当時選んだんですよ…。
とりあえず保留にしてもらいました。
次の③ゲオバイクさんですが、
業界2位（？）の超有名業者さんで、バイク王よりは悪い噂は聞こえてこない印象です。
ただ、一番最初の窓口であるフリーダイヤルの男性オペレーターが名乗らないのが気に入らない。
向こうから電話がかかってきた時も名乗らず。
接客教育が甘いのかもしれん。
んで査定の日程を決めていざ実地査定。
最近行われた対象車種の、全国業者オークションの落札価格一覧を参考に査定額が出てきます。
だいたい10個くらいの項目それぞれの5段階評価と、走行距離や年式、色などの一覧です。
んでマロ君はほとんどの項目が評価4、やはりサビが多めなのでそこが3、総合評価4を頂きました。
その結果を先ほどのオークション履歴と照らし合わせると、似たような状態・評価のバイクがあり、
その時の落札価格が￥48,000とか￥46,000とか。
業者オークションではどうやらそれぐらいの値段で競り落とされているようです。
んで査定師さん曰く、
「オークションに出すまでの輸送料が￥1～1.5万かかるんです。
なので、これら落札履歴の価格からその輸送料を引いて、
ウチのほうのアレをギリギリにして…￥3万になります。」
だそうです。
なるほど。理論的ではある。
が、その業者オークション履歴の一覧表って信憑性はどうなんでしょう？
それ本当の数字なのかな？
いくらでも造れる気がするのですが…確かめる術はありません。
でも②の買い取り専門店さんの査定結果の2倍の金額です。
むむむ…。
どうしようか悩んでいるガブさんに査定師さんは言います。
「もし今保留にされて、また後日やっぱりウチのほうに売りたいとおっしゃられても、
今日の金額は出せなくなります。
またお伺いするのにまた人件費などかかりますので、
そうですね…だいたい￥1～2万は低くなると思います。
出張料が無料なのは初回だけで、2回目以降は申し訳ないんですがその分差し引かせて頂きます。」
あぁ無情。
そういうシステムなんですか！？知らんかった！
うわ～困った。
例えばこの後いろいろ他社に査定してもらって、
でもやっぱりゲオバイクが一番査定額高かったからもう一度来てほしいって言っても、
その時は￥2万以下まで下がってしまうんですね…。
ますます悩んでしまうガブさん。
こ…これは…半分脅迫じゃないですか！？
あわわわわ…どうしよう…。
②では￥1.5万って言われたし、それの2倍の金額を出してくれてる訳だしいいかな…、
いや待てよ①に査定してもらったら￥5万になるかも…でも嫌味な店だし頼みたくないな…。
もしこの後バイク王に査定してもらったら￥3万以上になるかも…。
でもバイク王の評判すこぶる悪いしな…。
あわわわわわぁあわわわわぁぁ・・・・・・・・・・・・・・。
そしてガブさん一言。
「売ります！！」
という訳で￥30,000でフィニッシュです！
本当に悩みましたが…正直に言おう。
決め手はゲオバイクの査定師さんが男前だったからです！
ほんのり男の汗のニオイがして…ガブさんやられてしまいましたw
マロ君ごめんね…。
あ、失敗した。
あんな事とかこんな事させてくれたら売ります！って言えばよかったんや！
そして荷台に積み込まれるマロ君。
『ドナドナドーナードーナーアー 売られてゆーくーよー』
頭に流れるこの曲。
査定師さん「あ、写真撮らなくていいですか？皆さん結構撮りますよ！」
いいんです。
実はもうすでに撮ってあるんです。
でも荷台に載せられたマロ君を1枚だけパシャリ。
査定師さん「思い入れが強くて号泣されたお客様もいましたよ」
そして受け取る￥3万円。
あぁマロ君がこれになってしまった…。
書類に名前や住所を書いて、ハンコを数か所押して、
会社に電話するので受け取った金額をガブさんの口から伝えて下さいと言われその通りに。
案外あっさりと終了してしまいました。
じつはその数時間後にバイク王の実地査定が来る予定になっていたのでキャンセルの電話を。
本当に査定してほしかったんですけどね。
￥3万より高かったかもしれん。
ゲオバイクを後にすればよかったなぁ。
っていうか2回目以降の出張料が有料かどうか前もって確認しとく必要があることを学んだ。
こうしてマロ君は売られていきました。
今度はどんなオーナーさんが乗るんだろう？
大事にされるといいなぁ。
しばらくは中古車情報を要チェックやな。
マロ君が出品されとるかもしれん。
そうしたらたぶん…泣くと思う。
そんな気がする。（今もちょっと泣きそう）
見つけたら報告しますね！
その時は誰か買ってね！
男前でいい子だから！！
・平成19年7月
ネットで一目惚れした中古のマロ君を福岡から通販購入。
車輌価格￥260,000。
・平成19年8月
船に揺られて仙台へ。無事納車。
しかし、既にバッテリーが上がっていてエンジンかからず…。
福岡のお店が新しいバッテリーを郵送。
無事エンジンがかかって初乗り！
その次の日にメインキーがズタボロにされていた…盗難未遂。
レッカー車で近場のバイク屋さんへ修理に。
・平成19年9月
諸々の修理を終え、元気に戻ってきたマロ君。
防犯も強化。マロ君のことはガブさんが守ってあげる！
・平成25年7月
まる6年の月日は流れ、いよいよマロ君と別れる時が…。
こんな感じでございます。
いや～マロ君と出会った頃はトラブル続きで危うかった。
浮気（＝盗難）されそうになっちゃうし。
計算してみると購入時から669kmしか走行距離増えてません。
あんまり乗ってないやんけ…。
いやだって仙台って恐い車が多いんですもの…。
んでこの度、保険関係も切れるということでマロ君を買い取ってもらうことにしました。
ネットでいろいろ調べると何やら嫌な体験しか聞こえてきませんね…。
要するに『安く買い叩かれる』。
そりゃ業者さんも商売ですからしょうがない部分もあるのでしょうが、
ガブさんもナメられないように気合を入れていざ出張査定！
では先に結果を一覧にしちゃいましょう。
◆①近所のバイク屋さん：ネット詳細査定で￥20,000～50,000
◆②仙台市本社のバイク買い取り専門店さん：実地査定で￥15,000
◆③超有名ゲオバイクさん：実地査定で￥30,000
◆④超有名バイク王さん：実地査定前にキャンセルしたため不明
いやいや、6年前の購入時￥26万だったのがたったの￥数万…。
クッ…これが現実というものか…。
まず①の近所のバイク屋さんですが、
ここは比較的大きいお店で、
新車・中古車の販売から修理・カスタム作製、そして各種イベントまで開催している精力的なお店です。
ここのHPから査定申込みフォームにいろいろ入力してポチッと送信すると、
お店の担当者さんから具体的な金額が書かれたメールが返信されてきます。
でもまぁ実際に現物を見てもらった訳ではないので金額に幅があるようです。
結局ガブさんは実地査定をお願いしなかったので、最終査定結果は謎のままです。
でもね、正直ここに頼まなくてよかった。
なんでかって？
それはマロ君が納車されてバッテリー上がりでエンジンがかからなかった当時、
実はここのお店で見てもらえないか電話したんです。
その時の対応が最悪で、
「もうお盆休みに入るし、それまではもう（他車の修理などで）いっぱいですよ？」
「まず買った店に電話したらいいんじゃないですか？」
「バッテリーだけじゃなく、他のとこにも悪いとこ見つかるかもしれませんよ？」
「だいたい請求はどっちにしたらいいんですか？ガブさんにですか？購入されたお店にですか？」
もう買った福岡の店には電話して相談済みだったっつーの。
言い方が明らかに面倒くさそうで、拒否したい態度があからさまだったんです。
思い出してよかった。
店名を晒したい。
こんな店に査定頼まず本当よかったわ（メール査定はしちゃったけどw）。
んで②の買い取り専門店さんですが、
地域密着型で以前ガブさんのバイクにチラシを挟んでくれていたので、それを見て電話してみました。
明るい声で礼儀正しくてイイ感じです。
んで査定の日程を決めていざ実地査定。
業者専門誌（買い取り相場価格）を見せてくれて、それに則った金額が出てきます。
その基準は、10点車から0点車までランク付けをする方法らしく、
新車が9点車（10点車にはならないらしい）、んで新古車、走行1,000km以下、エンジンや外装の程度、
書類の有無、事故車、修復歴などなどで区分されます。
ちなみに、使用感はあるがこのままお店に中古車として並べられますよ位の状態のが4点車らしいです。
その4点車の金額が車種ごとにズラーッとその業者専門誌に載っている訳ですが、
ガブさんのバイクを見てみると…￥30,000。
マロ君の評価が4点車だったら￥30,000らしいです。
んで実際に下された評価は…2.5点車。
3点車にも届かない！？
溶剤など使っても落ちなさそうなサビや、エンジン回りのアルミ汚れ、エンジンからかすかに聞こえる異音、
サスペンションのヘタリなどなど…あまりいい評価はされませんでした。
年式もおそらく1999年or2000年あたりで10年以上経っており、
市場にほとんど出回らない…ストレートに言うと不人気車種。
この査定師さん、マロ君の車種を見るの初めてだっておっしゃってました。
…結構凹んだガブさん。
だって他人と同じ車種なんてイヤだったんですもの。
だから珍しいのを当時選んだんですよ…。
とりあえず保留にしてもらいました。
次の③ゲオバイクさんですが、
業界2位（？）の超有名業者さんで、バイク王よりは悪い噂は聞こえてこない印象です。
ただ、一番最初の窓口であるフリーダイヤルの男性オペレーターが名乗らないのが気に入らない。
向こうから電話がかかってきた時も名乗らず。
接客教育が甘いのかもしれん。
んで査定の日程を決めていざ実地査定。
最近行われた対象車種の、全国業者オークションの落札価格一覧を参考に査定額が出てきます。
だいたい10個くらいの項目それぞれの5段階評価と、走行距離や年式、色などの一覧です。
んでマロ君はほとんどの項目が評価4、やはりサビが多めなのでそこが3、総合評価4を頂きました。
その結果を先ほどのオークション履歴と照らし合わせると、似たような状態・評価のバイクがあり、
その時の落札価格が￥48,000とか￥46,000とか。
業者オークションではどうやらそれぐらいの値段で競り落とされているようです。
んで査定師さん曰く、
「オークションに出すまでの輸送料が￥1～1.5万かかるんです。
なので、これら落札履歴の価格からその輸送料を引いて、
ウチのほうのアレをギリギリにして…￥3万になります。」
だそうです。
なるほど。理論的ではある。
が、その業者オークション履歴の一覧表って信憑性はどうなんでしょう？
それ本当の数字なのかな？
いくらでも造れる気がするのですが…確かめる術はありません。
でも②の買い取り専門店さんの査定結果の2倍の金額です。
むむむ…。
どうしようか悩んでいるガブさんに査定師さんは言います。
「もし今保留にされて、また後日やっぱりウチのほうに売りたいとおっしゃられても、
今日の金額は出せなくなります。
またお伺いするのにまた人件費などかかりますので、
そうですね…だいたい￥1～2万は低くなると思います。
出張料が無料なのは初回だけで、2回目以降は申し訳ないんですがその分差し引かせて頂きます。」
あぁ無情。
そういうシステムなんですか！？知らんかった！
うわ～困った。
例えばこの後いろいろ他社に査定してもらって、
でもやっぱりゲオバイクが一番査定額高かったからもう一度来てほしいって言っても、
その時は￥2万以下まで下がってしまうんですね…。
ますます悩んでしまうガブさん。
こ…これは…半分脅迫じゃないですか！？
あわわわわ…どうしよう…。
②では￥1.5万って言われたし、それの2倍の金額を出してくれてる訳だしいいかな…、
いや待てよ①に査定してもらったら￥5万になるかも…でも嫌味な店だし頼みたくないな…。
もしこの後バイク王に査定してもらったら￥3万以上になるかも…。
でもバイク王の評判すこぶる悪いしな…。
あわわわわわぁあわわわわぁぁ・・・・・・・・・・・・・・。
そしてガブさん一言。
「売ります！！」
という訳で￥30,000でフィニッシュです！
本当に悩みましたが…正直に言おう。
決め手はゲオバイクの査定師さんが男前だったからです！
ほんのり男の汗のニオイがして…ガブさんやられてしまいましたw
マロ君ごめんね…。
あ、失敗した。
あんな事とかこんな事させてくれたら売ります！って言えばよかったんや！
そして荷台に積み込まれるマロ君。
『ドナドナドーナードーナーアー 売られてゆーくーよー』
頭に流れるこの曲。
査定師さん「あ、写真撮らなくていいですか？皆さん結構撮りますよ！」
いいんです。
実はもうすでに撮ってあるんです。
でも荷台に載せられたマロ君を1枚だけパシャリ。
査定師さん「思い入れが強くて号泣されたお客様もいましたよ」
そして受け取る￥3万円。
あぁマロ君がこれになってしまった…。
書類に名前や住所を書いて、ハンコを数か所押して、
会社に電話するので受け取った金額をガブさんの口から伝えて下さいと言われその通りに。
案外あっさりと終了してしまいました。
じつはその数時間後にバイク王の実地査定が来る予定になっていたのでキャンセルの電話を。
本当に査定してほしかったんですけどね。
￥3万より高かったかもしれん。
ゲオバイクを後にすればよかったなぁ。
っていうか2回目以降の出張料が有料かどうか前もって確認しとく必要があることを学んだ。
こうしてマロ君は売られていきました。
今度はどんなオーナーさんが乗るんだろう？
大事にされるといいなぁ。
しばらくは中古車情報を要チェックやな。
マロ君が出品されとるかもしれん。
そうしたらたぶん…泣くと思う。
そんな気がする。（今もちょっと泣きそう）
見つけたら報告しますね！
その時は誰か買ってね！
男前でいい子だから！！
