いや~まさか警察のお世話になる日がくるなんて…。
それでは警察署に行ってきたことをまとめてみたいと思います。
被害に遭ったのが11月28日で、警察に行ったのが12月6日。
ガンホーとのメールのやり取りで少々時間が経ってしまいましたね。
【9:40】
宮城県警サイバー犯罪対策室へ電話。
「オンラインゲームで第三者の不正アクセスによりIDやパスが盗まれ、
ゲーム利用権を支払っていたのにゲームができない状況です。」
管轄の警察署生活安全課の電話番号を教えてもらい、そこに電話をするよう言われる。
【9:45】
仙台○○警察署に電話。生活安全課に繋いでもらう。
先ほど県警に話した内容を伝えると、いくつかの簡単な質問をされる。
どうやらこの方は担当者さんではないらしい。
「いつ頃被害に遭いましたか?」とか「実際の被害は何になりますか?」とか。
この件は生活安全課の特別法係が担当しますと教えられる。
IDやパスが分かるものを持参して署に一度来てもらうことになる、
来るときは30分前くらいに改めて電話してもらい、担当者とアポを取ってほしいと言われる。
その後、必要になりそうなものを自分なりに考えて、プリントアウトするなどの資料準備。
【13:15】
再び仙台○○警察署に電話。生活安全課特別法係に繋いでもらう。
担当者さんが出て、いくつかの簡単な質問をされる。
「何のゲームですか?」
「パス再発行の手続きがゲームサイト上でできることがありますが、それもできませんでしたか?」
「登録メールアドレスも変えられたのですね?」
などなど。
こちらが最初の質問に「ラグナロクオンラインです」と言った時、
担当者さんが「あ、ラグナロクオンラインね」とすぐに理解してくれたのが分かった。
同様の件を扱ったことがあるのかなと思ってちょっと安心した。
本日14:00頃に署に行きますと約束。
何か必要なものはありますか?と聞くと、特には無いがIDやパスが分かるものがあれば、と言われる。
【13:50】
所轄の警察署に到着。生活安全課に行き、先ほどの担当者さんを呼んでもらう。
個室に通され、いろいろな質問をされる。
「まず氏名・住所・生年月日・電話番号を教えて下さい。」
→全て答える。
「ご職業は?差し支えなければ勤務先を教えて下さい。」
→全て答える。
「今回、ラグナロクオンラインということで、私も昔やってたので。」
→あ、そうなんですか!(OB!?ビックリした~。なんだろ、すごく心強いと同時にちょっと照れる…)
「IDやパスが不正利用されたということで、不正アクセス禁止法が適用されるかたちで進めていきます。」
「そのIDやパスでたとえ何も悪さをしなくても、それを使って不正に入った時点で犯罪行為となります。」
「いつ頃気づきましたか?」
→11月28日13:00頃です。
「IDやパスが分かるものはありますか?」
→ガンホーID、ゲームアカウントを作った時に受信したメールのSSを持参したのでそれを提出。
「このIDは自動で割り振られるんでしたっけ?」
→この部分は自分で決めて、@以降の部分は自動で割り振られた部分です。
パスワードは表示されているものが何もなかったと伝える。
「差し支えなければパスワード教えてもらえますか?」
→口頭で答える。
「このパスはラグナロクオンライン専用ですか?他に何かのパスにもこれを使ってますか?」
→いいえ、これのみに使ってます。
「IDやパスを誰かに教えたことはありませんか?」
→いいえ、一度もありません。
「IDやパスを何かに記録して残していませんか?例えば携帯のメモとか、紙に書いて貼っているとか。」
→いいえ、ありません。
「ネットカフェから接続したことはありませんか?」
→あります。でもここ最近はありません。
「ご自宅のPCを他に使う人はいませんか?」
→いません。私だけです。
「5年以上やってらっしゃるということは、PCの買い替えは?古いPCを誰かに譲ったりとかは?」
→買い換えました。でも古いほうのPCは今も自宅にあります。
「何か情報サイトやブログを見ることはありますか?」
→はい、たまにあります。
「そこで怪しいアドレスをクリックした覚えは?
クリックしたら白紙のページとか予想外の外国語かなんかのページに繋がったとかは?」
→よく憶えてないのですが…これといって無いと思います。
でも普段クリック先のアドレスはあまり気にしてなかったかもしれません。
「RMTサイトに行ったことはありませんか?」
→ありません。
「何かセキュリティソフトは入れてますか?」
→いいえ、入れてませんでした。なので今回の件の後すぐに○○を入れて完全スキャンを実施しました。
「その時ウィルスとかは検出されましたか?」
→いいえ、何も検出されませんでした。
「変な話しかもしれませんが、ゲーム内で恨みを買うとか、トラブルがあったとか、そういったことは?」
→心当たりは何もありません。特に誰からも文句など言われず。
ずっとソロでやってたので誰かとの交流もほとんど無いので…(哀)。
「ゲーム内通貨や装備などの資産は、周りと比べてどうでしたか?狙われるような、多いほうですか?」
→たぶん普通の…中(ちゅう)の下(げ)くらいだと思います。
「ガンホーとはどういった相談というかやり取りをしましたか?」
→そのやり取りのメールをプリントアウトして持ってきました。と提出。読んでもらう。
「IDやパスを不正利用されて、ゲーム利用権を購入したのにログインできない、
5年という時間をかけてきたことへの侵害、などの被害に遭っている訳ですが、
実際の被害者というのは法律上ガンホーになります。その点をちょっと頭に置いといてほしい。」
→はい、分かりました。
「犯人が海外の場合、犯人特定までいくのは難しく逮捕できない場合も多い。ご理解頂きたい。」
→はい、分かりました。
「今後の流れとしては、まずガンホーに照会して不正アクセス禁止法として捜査できるものかどうか確認。
違法性が立証できず、場合によってはそこで打ち切りになるかもしれません。
そこから初めていろいろな捜査が始まっていきます。
そうすると調書というものを作る必要が出てきます。
それを作成するのに時間が3~4時間かかります。
いろいろな質問や確認、読み合わせ、読み聞かせなどのためそれぐらいの時間がかかります。
今回の件の全てが終わるまで一概には言えませんが5ヶ月以上かかるかもしれません。
何か進展があったりお聞きしたいことがあったらお電話します。
また、進展が気になったらそちらからお電話して聞いてきて頂いても構いません。
教えられる範囲でお答えします。
→はい、分かりました。
「今日、警察に相談しに行ったとガンホーに連絡して下さい。今後の話しがスムーズにいきますので。」
→はい、メールしておきます。
「他に何か…。」
→持参した資料を提出する。
11月28日12:00過ぎにゲームログイン中
『同じゲームアカウントで他の使用者がログインしました』と表示されたSS。
「確か同じゲームアカウントで2つのPCから同時にはログインできないんでしたよね?」
→はい、そうなんです。なのでこれが不正ログインされた証拠になるのではと思い。
「他には…。」
→持参した資料を提出する。
関連があるかどうかは分からないが、登録メールアドレス(フリーメール)のメールBOXに
不審なログイン履歴が残っていたのでそのSSを提出。
不審なIPアドレス、プロバイダ、ログインしてきた日時が記載されている。
もしかしたらこのメールBOXも勝手にログインされてメールなど見られていたかもしれないと伝えた。
「なるほど。
これはこれで不正アクセス禁止法や、もしかしたら他にもいろいろ抵触する不正行為かもしれません。
こちらも照会を掛けてみましょう。」
→お願いします。
「あとは他に…。」
→残りの持参した資料を提出する。
今回の被害に遭った必要になりそうな情報の箇条書き
(ガンホーID、ゲームアカウント、主な数人のキャラ名、ワールド名、被害状況など)と、
被害に遭った、気づいた状況などを時系列にまとめてWordで作成したもの、
直近にガンプチで1ヶ月課金したことを証明する受信メールのSSと
ガンプチプリペイド番号通知票のコピー。
どうぞよろしくお願いします。
【14:30】
おおよそこんな感じで終了です。時間にして40分。
以上になります。
何よりも担当者さんがとても親身になってくれて、
しかも急かさず面倒がらず何でも受け止めてくれる感じだったのが幸運でした。
もっと嫌がられる案件かなと不安でしたが相談に行って良かった。
頼もしい担当者さん本当にありがとう。
そしてこれから解決に向けてよろしくお願いします。
被害に遭った他の方々のブログを見た時は
警察に行っても話しも聞いてもらえなかったとか、
すごく面倒臭そうに突き放されたとか、
ガンホーから被害届を出してもらえないと何もできないって言われたとか、
担当者さんがオンラインゲームに疎くて話しが進まないとか、
なんかすごく残酷な現実が待っているんだなと覚悟して行ったわけですが、
仙台のROユーザーの皆さんご安心下さい。
OBの警察官さんが暖かく相談にのってくれます!!
帰宅後、ガンホーにメール(前回のブログにアップしたメール8通目)。
今日警察署に行ってきましたー。
捜査依頼があった時はよろしくーって。
今できることはやった。
後悔しないように他にもできることはやっていくぞ!と心に誓うガブさん。
…続く。
それでは警察署に行ってきたことをまとめてみたいと思います。
被害に遭ったのが11月28日で、警察に行ったのが12月6日。
ガンホーとのメールのやり取りで少々時間が経ってしまいましたね。
【9:40】
宮城県警サイバー犯罪対策室へ電話。
「オンラインゲームで第三者の不正アクセスによりIDやパスが盗まれ、
ゲーム利用権を支払っていたのにゲームができない状況です。」
管轄の警察署生活安全課の電話番号を教えてもらい、そこに電話をするよう言われる。
【9:45】
仙台○○警察署に電話。生活安全課に繋いでもらう。
先ほど県警に話した内容を伝えると、いくつかの簡単な質問をされる。
どうやらこの方は担当者さんではないらしい。
「いつ頃被害に遭いましたか?」とか「実際の被害は何になりますか?」とか。
この件は生活安全課の特別法係が担当しますと教えられる。
IDやパスが分かるものを持参して署に一度来てもらうことになる、
来るときは30分前くらいに改めて電話してもらい、担当者とアポを取ってほしいと言われる。
その後、必要になりそうなものを自分なりに考えて、プリントアウトするなどの資料準備。
【13:15】
再び仙台○○警察署に電話。生活安全課特別法係に繋いでもらう。
担当者さんが出て、いくつかの簡単な質問をされる。
「何のゲームですか?」
「パス再発行の手続きがゲームサイト上でできることがありますが、それもできませんでしたか?」
「登録メールアドレスも変えられたのですね?」
などなど。
こちらが最初の質問に「ラグナロクオンラインです」と言った時、
担当者さんが「あ、ラグナロクオンラインね」とすぐに理解してくれたのが分かった。
同様の件を扱ったことがあるのかなと思ってちょっと安心した。
本日14:00頃に署に行きますと約束。
何か必要なものはありますか?と聞くと、特には無いがIDやパスが分かるものがあれば、と言われる。
【13:50】
所轄の警察署に到着。生活安全課に行き、先ほどの担当者さんを呼んでもらう。
個室に通され、いろいろな質問をされる。
「まず氏名・住所・生年月日・電話番号を教えて下さい。」
→全て答える。
「ご職業は?差し支えなければ勤務先を教えて下さい。」
→全て答える。
「今回、ラグナロクオンラインということで、私も昔やってたので。」
→あ、そうなんですか!(OB!?ビックリした~。なんだろ、すごく心強いと同時にちょっと照れる…)
「IDやパスが不正利用されたということで、不正アクセス禁止法が適用されるかたちで進めていきます。」
「そのIDやパスでたとえ何も悪さをしなくても、それを使って不正に入った時点で犯罪行為となります。」
「いつ頃気づきましたか?」
→11月28日13:00頃です。
「IDやパスが分かるものはありますか?」
→ガンホーID、ゲームアカウントを作った時に受信したメールのSSを持参したのでそれを提出。
「このIDは自動で割り振られるんでしたっけ?」
→この部分は自分で決めて、@以降の部分は自動で割り振られた部分です。
パスワードは表示されているものが何もなかったと伝える。
「差し支えなければパスワード教えてもらえますか?」
→口頭で答える。
「このパスはラグナロクオンライン専用ですか?他に何かのパスにもこれを使ってますか?」
→いいえ、これのみに使ってます。
「IDやパスを誰かに教えたことはありませんか?」
→いいえ、一度もありません。
「IDやパスを何かに記録して残していませんか?例えば携帯のメモとか、紙に書いて貼っているとか。」
→いいえ、ありません。
「ネットカフェから接続したことはありませんか?」
→あります。でもここ最近はありません。
「ご自宅のPCを他に使う人はいませんか?」
→いません。私だけです。
「5年以上やってらっしゃるということは、PCの買い替えは?古いPCを誰かに譲ったりとかは?」
→買い換えました。でも古いほうのPCは今も自宅にあります。
「何か情報サイトやブログを見ることはありますか?」
→はい、たまにあります。
「そこで怪しいアドレスをクリックした覚えは?
クリックしたら白紙のページとか予想外の外国語かなんかのページに繋がったとかは?」
→よく憶えてないのですが…これといって無いと思います。
でも普段クリック先のアドレスはあまり気にしてなかったかもしれません。
「RMTサイトに行ったことはありませんか?」
→ありません。
「何かセキュリティソフトは入れてますか?」
→いいえ、入れてませんでした。なので今回の件の後すぐに○○を入れて完全スキャンを実施しました。
「その時ウィルスとかは検出されましたか?」
→いいえ、何も検出されませんでした。
「変な話しかもしれませんが、ゲーム内で恨みを買うとか、トラブルがあったとか、そういったことは?」
→心当たりは何もありません。特に誰からも文句など言われず。
ずっとソロでやってたので誰かとの交流もほとんど無いので…(哀)。
「ゲーム内通貨や装備などの資産は、周りと比べてどうでしたか?狙われるような、多いほうですか?」
→たぶん普通の…中(ちゅう)の下(げ)くらいだと思います。
「ガンホーとはどういった相談というかやり取りをしましたか?」
→そのやり取りのメールをプリントアウトして持ってきました。と提出。読んでもらう。
「IDやパスを不正利用されて、ゲーム利用権を購入したのにログインできない、
5年という時間をかけてきたことへの侵害、などの被害に遭っている訳ですが、
実際の被害者というのは法律上ガンホーになります。その点をちょっと頭に置いといてほしい。」
→はい、分かりました。
「犯人が海外の場合、犯人特定までいくのは難しく逮捕できない場合も多い。ご理解頂きたい。」
→はい、分かりました。
「今後の流れとしては、まずガンホーに照会して不正アクセス禁止法として捜査できるものかどうか確認。
違法性が立証できず、場合によってはそこで打ち切りになるかもしれません。
そこから初めていろいろな捜査が始まっていきます。
そうすると調書というものを作る必要が出てきます。
それを作成するのに時間が3~4時間かかります。
いろいろな質問や確認、読み合わせ、読み聞かせなどのためそれぐらいの時間がかかります。
今回の件の全てが終わるまで一概には言えませんが5ヶ月以上かかるかもしれません。
何か進展があったりお聞きしたいことがあったらお電話します。
また、進展が気になったらそちらからお電話して聞いてきて頂いても構いません。
教えられる範囲でお答えします。
→はい、分かりました。
「今日、警察に相談しに行ったとガンホーに連絡して下さい。今後の話しがスムーズにいきますので。」
→はい、メールしておきます。
「他に何か…。」
→持参した資料を提出する。
11月28日12:00過ぎにゲームログイン中
『同じゲームアカウントで他の使用者がログインしました』と表示されたSS。
「確か同じゲームアカウントで2つのPCから同時にはログインできないんでしたよね?」
→はい、そうなんです。なのでこれが不正ログインされた証拠になるのではと思い。
「他には…。」
→持参した資料を提出する。
関連があるかどうかは分からないが、登録メールアドレス(フリーメール)のメールBOXに
不審なログイン履歴が残っていたのでそのSSを提出。
不審なIPアドレス、プロバイダ、ログインしてきた日時が記載されている。
もしかしたらこのメールBOXも勝手にログインされてメールなど見られていたかもしれないと伝えた。
「なるほど。
これはこれで不正アクセス禁止法や、もしかしたら他にもいろいろ抵触する不正行為かもしれません。
こちらも照会を掛けてみましょう。」
→お願いします。
「あとは他に…。」
→残りの持参した資料を提出する。
今回の被害に遭った必要になりそうな情報の箇条書き
(ガンホーID、ゲームアカウント、主な数人のキャラ名、ワールド名、被害状況など)と、
被害に遭った、気づいた状況などを時系列にまとめてWordで作成したもの、
直近にガンプチで1ヶ月課金したことを証明する受信メールのSSと
ガンプチプリペイド番号通知票のコピー。
どうぞよろしくお願いします。
【14:30】
おおよそこんな感じで終了です。時間にして40分。
以上になります。
何よりも担当者さんがとても親身になってくれて、
しかも急かさず面倒がらず何でも受け止めてくれる感じだったのが幸運でした。
もっと嫌がられる案件かなと不安でしたが相談に行って良かった。
頼もしい担当者さん本当にありがとう。
そしてこれから解決に向けてよろしくお願いします。
被害に遭った他の方々のブログを見た時は
警察に行っても話しも聞いてもらえなかったとか、
すごく面倒臭そうに突き放されたとか、
ガンホーから被害届を出してもらえないと何もできないって言われたとか、
担当者さんがオンラインゲームに疎くて話しが進まないとか、
なんかすごく残酷な現実が待っているんだなと覚悟して行ったわけですが、
仙台のROユーザーの皆さんご安心下さい。
OBの警察官さんが暖かく相談にのってくれます!!
帰宅後、ガンホーにメール(前回のブログにアップしたメール8通目)。
今日警察署に行ってきましたー。
捜査依頼があった時はよろしくーって。
今できることはやった。
後悔しないように他にもできることはやっていくぞ!と心に誓うガブさん。
…続く。