「お疲れ様です。」
9月も中旬なのに、、、あっ!暑い、、、。
最近、「いつになったら涼しくなくなるの?」が
飲み屋の店主との挨拶代わりになっています。
でっ!今回もダラダラとブログでも記そうかなぁ~とっ!
「吞み屋の四方山話」でもと思いまして、、、。
タイトルにある様に「呑み屋さんで、読書しても良いじゃナイ!」
とっ!言う事なのですが、、、。
私は外出時いつも、何かしらの本を持ち歩いています。
読書は趣味?と言うか「活字ジャンキーで文字を読んでいないと
どうにも気分が、落ち着かないのです。
(本を忘れた時には広告やフリーペーパー等を只管、読んでます、、、。)
現在も偶に寄らさせて頂く呑み屋さんに初めて伺ったのが、
今から5~6年程前だったと思います。
(以前のブログにある店の外装やウッドデッキを作製した御店です。)
1人で初来店の日もハードカバーの小説か何かを片手に来店し
ビールと何かしら一品、注文してから本の頁を捲っていると
「本、好きなの?吞みながら凄いね~」と片言の日本語で話し掛けられました。
店主とお客さんだけの2人だったのですが、両人とも海外の方でした。
「まぁ、そうですね。本は好きですよ。」等と他愛のない話をして
その日は帰宅しました。(海外のオジ様達の憩いの場的な御店なのか?
面白そうな店を発見したぜぇ〜!等と思いながら)
その後も、本を片手に来店していたある時に、おば、おねえ様から
「あなたが、本を読む人?マスターから、『最近、一人で来て本を読みながら
飲んでく人がいるよぉ』って聞いたのよ~」
「あっ、どうでしょう?私の事かな?」
「そうそう、話をしてたの~○○さん(私)の事!」とっマスター
(今では『さん』は無く、『ちゃん』呼ばわりですが、、、)
「じゃぁ、、、私の事らしいです」
「本、好きなんだ?私も昔は結構、読んでたのよ 図書館で借りたりして」
「そうなんですか、どの様な本ですか?」
様々な作家名やタイトルを何名か挙げて頂きました。
(私は余り読まない作家が多数でしたが)
「あっ、そうだ~!嫁いだ娘の置いて行った本があるんだけど読む?」
「えっ!?、、、まぁ、、、そうですかぁ?」
その頃の私は、かなり偏った方向の本ばかり読んでいたので少し困ったのですが、、、
(※偏った読書の一例、、、)
「もし、宜しかったら貸して頂けますか?」とっ、、、
(吞み屋さんの常連さんは、無碍には出来ません。)
うろ覚えですが、「宮部みゆき」の「模倣犯」をお借りしたと思います。
上下巻でボリュームのある本だったので活字ジャンキーの私からしたら
「おっ!2段組!内容は知らんが、暫くは、この本と戯れよう!」とっ!
はい!正直、、、期待してなかったのですが、本当に面白かった!
早々に読み切ってしまったので、おねえ様に感謝の意と共に
とても良い内容の本だった事を伝え、返却すると、、、
「娘のだから私も読んでないの~」とっ!内心「そっ!そんな!?」
「よっ、読んでないのですか?是非読んで下さいよ~!とても読みやすいし」と、、、
そうして次に御会いした時に「読んだわよ~!凄く良かった!宮部みゆき!」
ここから、この常連の、おば、おねえ様との本(読書)を通してのお付き合いが始まり、
今現在も続き、様々な作家の本を貸し借りし、
お互いに感想を言いながら、本を酒の肴にしながら読書をするといった感じになりました。
(この後に、すっかり宮部みゆきファンになった。お姉様と共に
宮部みゆきの小説は現在まで発行された書籍は全て読破しました。
『早く宮部の新刊出ないかな~』が、お姉様の口癖にもなってしまっています。)
そして、この御店の店主は海外の方なので日本語を「読む」事は苦手の様ですが、
(喋るに関しては、、、お喋り過ぎる位です。)
店主
「給湯器の下のスペースに○○ちゃんの本棚作って良いよぉ~」
私
「きゅっ?、、、給湯器、、、の下?」とっ!読書と本には寛容です。
(※店内の給湯器下の本棚、、、本当に作りました。)
でも、、、吞み屋さんで読書をするのも良い事ばかりでは無いのです。
読書をしていれば大抵の方達は、「本読んでんだなぁ~」とっ、
ほっといてくれるのですが、、、
「読書中、申し訳ないんだけどさぁ~」と声を掛けてきて話を
振ってくる方が、本当に稀ですが、いらっしゃいます。
私も「何でしょう?」と会話に参加し、それなりに会話が一段落ついたところで、
読書に戻ると、、、再び「読書中、申し訳ないんだけどさぁ~」とっ、、、
そういう方に限って「酒吞みながらだと内容が頭に入らないでしょっ?」
「本なんて家で読めばいいのにぃ!」等、少々否定的な意見も、、、
(かなり杯を量ねてからの発言ですが、、、)
最近では、酒を吞みながらじゃなくても頭の回転が鈍くなって本の内容が、
入り辛くなっていますし。(えぇ、えぇ、老化です。)
他にも、この様なエピソードもありました。
知人と、とある飲み屋さんで待ち合わせをしていた時に、、、
私の裏のボックス席からの会話が聞こえてきまして、、、
どうやら裏の席の男性3名の内の数名はバーテンの様です。
男性A
「BARに来て本を読んでる奴って、絶対に話しかけて欲しいって
思いながら本読んでる奴、いるよなぁ~」
男性B
「あぁ~!分かる!初めての店で、知り合いが居ないから
とりあえず、読書をしている振りしてぇ~!」
男性A
「そう!でも話し掛ける勇気が無いから『本読んでますけど!』って!
でも絶対に話し掛けて欲しがってるって!」
男性C
「しょうがないから、少し話し掛けると嬉しそうにするしぃ!」
男性達の席から私が待ち合わせしていた席は見えませんが、、、
その時も、、、私は読書をしながら知人を待っていました。
話を聞きながら、、、「そっ!?そんな!!かなり偏った見解!」
「いや!いや!シンプルに読んでいる本が佳境で手離せない時もあるし!」
まぁ、、、その様な見識を持っているバーテンの居る御店は行きませんが、、、
何よりも好きな本を読みながら、好きなお酒や料理を注文して
自然に出てくる環境って!最高じゃぁナイですか!?
(家呑みではそうは行きません。執事やメイドがいる訳じゃあるまいし、、、)
好きな本と、好きなお酒と料理をダラダラ、まったりと楽しむ!
私的な最高に至福の時間なのですがぁ~!!!
勿論、様々な方達を色々な話をして見聞を広めるの好みですが、
まぁ、、、多少、否定的な意見があっても、やめませんけどねぇ~!
「読書呑み」!!!
「お疲れ様でした。」