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Junk Paradise ジャンクパラダイス ガラクタに囲まれて、、、。

飲み屋の常連さんと、、、「たまには違うお店で、、、」とっ!いう事になりまして。

「お疲れ様です。」

たまに寄らせて頂く居酒屋さん?の常連さんに、気持ちの良いお兄さんがいまして。

数年来のお付き合いをさせて頂いています。

夏季休暇中に居酒屋でお会いして、、、

「□□さん、久し振りじゃない?」

常連さん

「△△(息子さん)の野球の付き合いと、仕事で忙しいんですよぉ」

(息子さんは地区の野球クラブ所属・お仕事はエアコンの設置手配等)

「あぁ~ 繁忙期ですなぁ~」

常連さん

「休日は野球クラブの送迎とか雑用も詰まっていまして」等と他愛のない話を、、、

突然!?

常連さん

「あれっ!?○○さん(私)××(店名)って一緒に行った事ありましたっけ?」

「無いよ!いつも『今度行きましょう!今度行きましょう!』で早幾年月が」

常連さん

「えぇ~!?そうでしたっけ?」

「『行きましょう!行きましょう!』詐欺!!!」

常連さん

「じゃぁ!○○さん(私)の休みの前の平日とかは、どうですか?」

「会社が終わってからの時間でよければ、、、」

(会社が終わってからだと少し、、、面倒だな、、等と思いつつ)

常連さん

「土日は息子と仕事がパンパンなので申し訳ないっ!」

「じゃぁ、、、行こうかな、、、」

とっ!言ったやり取りから~!

 

未だに昼間の熱気が立ち込める町を仕事帰りに~!

「ヒイ~!ヒイ~!」言いながら待ち合わせの御店へ。

地元と言えば、、、地元なのですが、、、余り行かない地区でして。

 

唐揚げ~!生姜が効いた醤油味の唐揚げです。

常連さんのお薦め!!

お薦めだけあって本当に美味しく頂きました。

 

焼き鳥!

焼き鳥も沢山の種類があります。

どれにしようか?と悩んでいると「とりあえずお薦め5串、お願い~」

と常連さんが、、、確かに美味しかった。

肉も絶妙な火の通し方で柔らかくタレも程よく甘じょっぱい!

この焼き鳥を目当てに来店するお客様も多い様です。

(焼き鳥のオーダーが重なると店内が燻されて来ますが、、、)

 

常連さん

「でっ!○○さん!2軒目なんですけど、、、」

「へっ!?2軒目?行くのぉ?」

常連さん

「実は、、、知り合いの居酒屋の閉店が最近決まってしまいまして

 顔を出そうと思ってたのですが、閉店を告知したとたんに

 連日満席で顔を出せなかったんです」

「ほう、ほう、確かに閉店間際って異様に混んで店主とかが

 『いつも、この位混んでたら、店閉めないんだけどなぁ』

 なんて、あるあるですね」

常連さん

「そうねんですよね~!そのお店のマスターも言ってました!

 でっ!何とか席を作って貰えたのが、、、今日の19時30からなんです」

「へっ!もう直ぐじゃナイ!?(その時19時15分)」

常連さん

「じゃっ!!!行きましょう!!!近くですから!」

「えっ!?おっ!おうっ、、、」

唐揚げと焼き鳥しか食べてないんだけど、、、

まぁ、このお店は今後もやっている訳ですし、、、。

 

閉店するお店に行く途中、突然!常連さんが商店街に面したとあるアパートの

2階へ向かって大声で!「●●●さ~ん! ●●●さ~ん!飲みに行こ~!」と、、、

サッシが開かれて、、、初老の男性が、、、

「おぉ!!□□ちゃん(常連さん)どうしたの?」

常連さん

「これから飲みに行こ~!どうせ金ないんでしょぉ?奢るよぉ~!」

男性

「うおぉぉぉ!行く!行く!今すぐ行く!少しまってて~!」と、、、

1分も掛からずにアパートの階段を転げ落ちる様に出て来ました。

昭和の、、、小学生の様な光景、、、。

 

「しっ!渋いっ! たっ、、、たまらんっ!」てっ感じのお店です。

この居酒屋さんの存在は以前から知っていたのですが、

どちらかと言ったら昼呑み専門の私は時間の折り合いが付かず未訪問のお店でした。

 

う~ん!良い!凄く良い!昭和の香りがプンプンと漂っています。

 

「○○さん!この店は居酒屋だけど中華がメインなんですよ 珍しいでしょっ!」と

確かに各種ラーメンから麻婆豆腐・海老ちり・焼きそば・餃子・春巻き等々。

店主は、もとは中華の料理人で「居酒屋やろう~」と始めてからも

料理は、やはり中華メインの珍しいお店になったそうです。

 

麻婆豆腐を、常連さん、おじ様、私でシェアしました。

油がくどく無く、辛味も強くない、やさしい麻婆豆腐でした。

(おじ様にカメラを貸したら設定が変わってました。)

その後も更におじ様が1名増えて計4名のおっさん達で他愛のない話で盛り上がり、

気が付けば、他の席も入れ代わり立ち代わりでお客様の出入りがかなり激しい。

そして皆、店主と女将に最後別れの挨拶に来ている様です。

30年のお店の歴史が幕を閉じると考えると感慨深いです。

 

そして私から、常連さんへの愚痴は、、、、

「ちょっとさぁ~!何で閉店間際に、こんな私好みの店を教えるかなぁ~!?

 □□ちゃんも私の好み知ってんじゃんっ!もっと前に教えなきゃ~!ねぇっ!」

(はい、、、絡んでます。)

 

〆のラーメン!

シンプルな醤油です!良いです!ゆで卵が固目なのも私好み!

 

常連さんは~!

チャーシュー麵!

この常連さんは他で呑んでから、〆のチャーシュー麺を食べてから

帰宅していた思いで深い逸品だそうです。

 

本当に良いお店を最後の最後で堪能させて頂きました。

(少し皮肉も込めてですが、、、)

「ご馳走様でした!」

 

そして、お店のマスターと女将さん「!お疲れ様でした」


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