皆さん、こんにちは。
東京2020オリンピックが終わりました!
あっという間の17日間。日本が獲得したメダル金27、銀14、銅17以外にも、沢山の選手、試合から感動を貰いました。
全ての選手の皆さん、監督はじめチーム関係者の皆さん、お疲れさまでした!
各競技会場の運営進行に当たったボランティア、サポーターの皆さんも本当にご苦労様でした!
閉会式についてはとやかく書きませんが、宝塚歌劇団の君が代斉唱に聞き惚れてしまいました。
岡本知高さんのオリンピック賛歌も素晴らしかったですね。震えてしまいました。
あの歌のお陰で、閉会式が閉会式らしくなったような気がします。
君が代斉唱といえば、この大会期間中、表彰式で流れる君が代を毎日のように聴くことが出来ましたね。
君が代については未だに否定的な方々も居られるようですが、私は世界で一番古く、一番短いこの国歌を誇らしく思っています。
表彰式の事を訊かれた体操の橋本選手が「マスクで見えなかったと思いますが、しっかり君が代を歌っていました。」と答えていたのが印象的です。
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国歌といえば、閉会式の中で行われたマラソンの表彰式でケニアの国歌を初めて、しかも連続で聞きましたが、アフリカの賑やかなイメージとはかけ離れていたので驚きました。まるで日本の時代劇映画に流れてきそうな、何処か懐かしく親しみやすい気がしたのは私だけでしょうか?
(ケニア国旗)
因みにこのケニア国歌の邦題は「おお、万物の神よ」というらしく、スワヒリ語の歌詞をグーグル翻訳したら以下のようになりました。(翻訳原文ママ)
『神よ、私たちの力 私たちに祝福をもたらします 正義は盾と保護者でなければなりません 兄弟愛を持って生きましょう 平和と自由 繁栄をお楽しみください。 目を覚まし、私の兄弟 みんな頑張ろう そして、力強く自分を捧げましょう 私たちの国ケニア 私達はそれが大好き それを守る準備をしましょう。 私たちの国を築きましょう はい、それは私たちの責任です ケニアは尊敬に値する 手を組みましょう 一緒に仕事 毎日感謝しましょう。』
閉会式で披露されたもう一つの国歌、次期開催国フランスの「ラ・マルセイエーズ」は、フランス革命の際にマルセイユの義勇兵が歌った革命隊歌で、歌詞はかなり過激です。
ラ・マルセイエーズ歌詞
行こう 祖国の子らよ
栄光の日が来た!
我らに向かって 暴君の
血まみれの旗が 掲げられた
聞こえるか 戦場の
残忍な敵兵の咆哮を?
奴らは汝らの元に来て
汝らの子と妻の 喉を搔き切る!
武器を取れ 市民らよ
隊列を組め
進もう 進もう!
汚れた血が
我らの畑の畝を満たすまで!
(ウィキペディアより抜粋)
過激な国歌といえば、金メダルの数を競い合ったアメリカと中国の国歌も戦いの歌で、アメリカの国歌「星条旗」は独立戦争の際にイギリス海軍の艦砲射撃に耐え抜いたマクヘンリー砦に翻っていた星条旗を称えたものです。
中華人民共和国の「義勇軍行進曲」は、1935年に制作された抗日映画の主題歌で、歌詞の最後は「敵の砲火に向かって進め、進め、進め!」でというもので、オリンピックの表彰台で選手達がこの歌詞を口ずさんでいるのかと思うと色々と考えさせられます。
国歌というよりも、共産党歌というべきでしょうか・・・。
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オリンピックでは台湾がチャイニーズタイペイとしてしか参加できないこと、金メダルを獲っても国旗と国歌は披露されないことは7月29日のブログ☟に書きましたが、結局台湾は金2、銀4、銅6の計12個のメダルラッシュとなりました。おめでとうございます!
がんばれニッポン ~ 晴れ舞台の裏側で ~ - ガバオさんのトコトコ日記
一方、香港がフェンシングで見事金メダルを獲った際に流されたのが中国の義勇軍協奏曲だったために、香港では大歓声が一瞬にして大ブーイングに変わったというニュースがありましたが、宜しく無いのはブーイングをした男性が国歌条例違反容疑で逮捕されたという事で、来年の冬季五輪開催国のビヘイビアが果たしてオリンピック理念にそぐうのか、大いに疑問です。
国歌がらみで最後にもう一つ。
何の競技だったか忘れましたが、ロシア選手の金メダル授与式で流れたのは「チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番」で、選手の複雑な目線が印象的でした。
自国の作曲家の曲が使えたのがせめてもの救いだと思いますが、その理由が「組織的なドーピング疑惑」では国家の恥、同情する気にもなりませんね。
国歌斉唱!
(この時だけは真面目にゃるのだ!)
(本日も最後までご覧いただき有難うございました!)