冷たい床 「良い経験しているんだよ」と返す

2024-01-27 09:42:48 | 日記
今の季節、子供たちは足が冷たいと言う。
昨晩の体育館室温は8℃で、裸足での床がとても冷たく感じる。
動けば身体は暖まるけれど、常時床に接している足裏だけは動いても温まらない。
その内感覚が無くなって、皆冷たいとは言わなくなる。

今、館内スポーツの殆どは靴を履く。
板張りの上、裸足でやるのは空手と剣道くらいだろうか。
でもその冷たさを知るのは悪い事ではないと思っている。

昔は道場を雑巾がけするのが稽古終わりの習慣、と言うより「使わせていただきました」の礼儀だった。
バケツに冷たい水を入れ雑巾を絞る、そして一列に並び床を拭き走る。
今の体育館はワックスがけで、水拭きは禁止でモップ掛け。
裸足の床の冷たさも水の冷たさも、今の子達には知る機会が少ない。

「冷たいー」には「良い経験しているんだよ」と返す、「そうだね」とマイナス思考の同調はしない。
体験しそれを知った人間は、災害などの時にも強い筈。

私は素足にゴム草履履きで出かけ、帰って家に入る前に足を洗う。
その冷たい筈の水が温かく感じられる。





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