ラクガキキャビン

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【本】羊と鋼の森

2017-06-18 12:00:00 | 
大阪に来て、近くの本屋さんで初めて購入して、
一冊初めて読み終わりました。

前々から読みたかった本です。

羊と鋼の森 宮下奈都 著

この方の本は初めて読みました。

でも、すごく読みやすかったです。

2016年の本屋大賞なんですね。

舞台は北海道です。

主人公は外村という青年。

山の中の村に住んでいて、
周りには流行りのものもない、本当に田舎。

高校生の時に、彼は調律師の人と出会います。

初めて目の前にするピアノの調律。


調律を勉強しようと、決意し、そして、調律師として生きていく青年。



淡々と流れている文章なのですが、
なぜかとても心に響きます。

主人公の故郷への思いはきっと多くの人が持つものなのでしょう。

私も、この本を読んで、御殿場を強く思いました。

特に、田舎育ちなので、森の音や風の音、
そうしたものをこの本を読んで思い出しました。

今の季節なら、カエルの声が聞こえるんだろうな。

風はちょっと湿っぽくて…

とか。



主人公の故郷の情景も、作者の言葉でキレイなところなんだと思いました。



仕事に対する思いも、成長していく感じも
読んでいてよくわかるものでした。

こんな風に見守ってくれる先輩たちがいたらいいな、とか。

憧れる人が身近にいるなんて羨ましいな、とか。


こんなふうに考えて生きてこなかったな、、、と
思う部分も多くて、
正直、主人公が羨ましいと思いました。

でも、努力を重ねて、周りの人にも恵まれて、
自分はどうだったのか?

と、ちょっと自分のことを顧みてしまうような部分もありました。


ネタバレしないように書くのって難しいですね。


何が言いたいかというと、
かなりおすすめということです(笑)。


ピアノの中には羊がいるんだということを聞いて、
この本を読もうと思いました。

この本を読むと最初のほうでわかるかと思います。

なんでか、気になったら手に取って読んでもらいたいです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (神崎和幸)
2017-06-19 22:42:28
こんばんは。

自分も「羊と鋼の森」読みましたよ。
いい作品ですよね。
ノスタルジックなストーリーのように感じました。
そのうえ全編を通して優しい気持ちが流れていると思いましたよ。
返信する
コメントありがとうございます! (管理人)
2017-06-20 00:16:41
>神崎和幸さん

コメントありがとうございます_(..)_

本当に良いお話で、続きが早く読みたくなる作品でした!
久しぶりに自分にヒットする本に出会えました。
返信する

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