心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

結婚前に死んだ、恋人の子どもを引き受けられますかーNHK教育テレビのアニメ「メジャー」より

2004-12-19 22:54:06 | Weblog
 小2の野球好きの子どもと一緒に見ているのですが、昨日は涙なしには見られませんでした。主人公の少年のお父さんは野球選手、奥さんはすでに亡くなり、保育園の先生を母のように慕っています。
 息子をとてもかわいがってくれる先生の人柄を気にいったお父さんは、息子に相談の上、プロポーズをし、いよいよ結婚間近という状況での試合。相手投手は、猛スピードの現役大リーガー。自分のチームの選手が、ばたばた三振する中、投球をよく研究し、婚約者と息子の前でホームランを打ち、あの投手からホームランを打つという息子との約束を果たします。しかし次の打席、時速158キロの速球を頭に受け倒れます。ひやっとしましたが、立ち上がり、次打者のヒットで滑り込み、得点もあげ、ヒーローインタビューも受け、婚約者、息子とも大満足の一日。
 しかし次の日、大好きなお父さんはなかなか起きてきません。心配した息子がお父さんを触ると、以前死んだお母さんと同じような冷たさだと感じます。前日の頭部への死球がもとで死んでしまったのです。
 わずか5歳で、両親を失った子どもの悲しみは、何とも言いようがありませんね。葬儀のとき、叔父さんが子どもを引き取るといいますが、「僕は先生と暮らしたい」という息子。婚約者の彼女はその叫びを聞き、「私がその子どもを引き取ります」と言いました。
 これはアニメですが、現実にこのような状況に置かれた時、普通はこのようなことはなかなかできませんね。長いこれからの人生を考えると、やはり新しい結婚相手を探すものでしょう。でも彼女がそういってくれたおかげで、少年は救われました。
 生きるということは選択の連続で、その判断も難しいことが多いですが、自分の心に正直に、自分で納得のいく生き方をしたいものです。

2 コメント

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桃子先生がおかさんになった日 (くさなぎ)
2004-12-25 17:37:48
はじめまして自称:アニメ:メジャー宣伝本部長補佐代理のくさなぎともうします。



>小2の野球好きの子どもと一緒に見ているのですが、昨日は涙なしには見られませんでした。

お子さんと御覧になってますか、良いですどんどん見せてあげて下さい、裏番組ガ○ダムに負けないように(^_^);;



>ヒーローインタビューも受け、婚約者、息子とも大満足の一日。

映像的にも上手いですよね、ここで散々幸せの頂点、子供の前でヒーロー&可愛い婚約者までそろえておいて……(×_×;)



>以前死んだお母さんと同じような冷たさだと感じます。

ここも痛いシーンです。ただ死んでるでなくおかさんを思い出させる手の冷たさ、吾郎の心境は崩壊寸前だったことでしょう…



>「僕は先生と暮らしたい」という息子。婚約者の彼女はその叫びを聞き、「私がその子どもを引き取ります」と言いました。

ここで桃子先生と吾郎が抱き合って「生きて行こう」と泣き崩れるのがこのアニメ前半の山です。



中々婚約しているとはいえ、「意地悪叔母さん」も言ってました「子供一人育てるのがどれだけ大変か分っているの?」でも桃子先生の眼差しはもう吾郎の「おかさん」になってました( ̄ー ̄)v ブイ!



今晩から吾郎も9歳になって新展開、登場人物も増えてまた吾郎の試練は続きますが、絶対最後まで面白い保証付きなんで、見てやって下さいね(@^∇^@) わぁーい



※私のブログで途中からですが、予告と感想は書いてます、よかったらどうぞ(^_^)

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コメントありがとうございます (fwny9385)
2004-12-25 22:10:46
 ありがとうございます。ちなみに小5の娘も、妻も見ていますよ。今日はすっかりお兄さんになった吾郎の姿がありましたね。ももこ先生、頑張れという感じです。

 登場人物も増えてこれからの展開が楽しみです。吾郎の言葉を受けて野球をやろうとする女の子が素敵でしたね。これからも色々と教えてください、宣伝部長補佐代理殿。
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