
まだ君は眠っている
もうしばらくは目を覚まさず
それからもうしばらくは夢見心地
僕は馬鹿みたいに突っ立って
尖った気体の餌食なのだ
なけなしの義務感で放ったオレンジ色なんか
そこのとこでシバレて地に落ちてゆく
いつだったか僕をみたろう
旅立ったろう さすらったろう
そしていつか帰るのだろうか
どこかしこに突っ立っている
ありふれた誘導灯のことなんか
君はいちいち憶えていないだろうけれど
もうしばらくは目を覚まさず
それからもうしばらくは夢見心地
僕は馬鹿みたいに突っ立って
尖った気体の餌食なのだ
なけなしの義務感で放ったオレンジ色なんか
そこのとこでシバレて地に落ちてゆく
いつだったか僕をみたろう
旅立ったろう さすらったろう
そしていつか帰るのだろうか
どこかしこに突っ立っている
ありふれた誘導灯のことなんか
君はいちいち憶えていないだろうけれど
君に照らされている時だけ
暗闇でも自分の影が映るから
どうしても君の下を通って自分がここにいると確かめちゃうんだ
だから、君がいてくれて良かった