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ファズ・フォルミダーブルブログ

短い夏の始まり

2013年07月13日 | Fuzzlog
長野県は夏が短いと感じる。

近年、寒い期間がさらに長くなった気がする。

夏らしい夏はおそらく7、8月くらいのもので、

9月以降まで「残暑が厳しい」という感じがしない。

いつの間にやら秋はスキップされて、

あっという間にブルブル震える季節になる。

それから4月くらいまでは冬のコートをしまえない季節。

だから、夏の暑い時期は貴重だ。

I have a Dream.

松本空港の公園で、星空を観る会というのを

いつかやってみたいと思っているのだが

賛同者は集まるだろうか。

ひらけた星空と、これまたひらけた原っぱに寝転び、

リアルなプラネタリウムを眺める。

自然が奏でる、風や、風になびく草、虫の鳴き声などに加えて

ちょっとしたスパイスみたいなサウンドを、乗せてみたい。

そういう音楽も、僕は作りたいという欲求が近年ある。

それこそ、”呼吸”のような。

これからの2ヶ月弱は、昼はうだるような暑さだろう。

それをなんとか乗り切り、夕方になる。

燃えすぎて自滅していくみたいな入り陽が

入道雲の隙間から光をもらす。

そんな中、

キャンプ用のチェアに座り、ビールを飲みたい。

刻々と変わる世界を観ているだけで

心が満たされるだろうから。

そして夜がくれば、

涼しげな空気が立ち込める。

遠くに耳を澄ましながら

静かでありながらにぎやかな、音楽を感じる。

人間不在の、”お祭り”ともいうべきか。

ともかく、それは目には見えない。

感じようと願うものだけが

それを読み取る。

「大切なものは目には見えない」と

空に消える王子様が言ったのは本当のことだ。


兎も角、

熱中症にはお気をつけ遊ばせ。

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