選手団帰国

　　　　　　　　　　
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バンクーバー五輪を終え帰国した長島圭一郎（撮影・野上伸悟）
　バンクーバー五輪で日本に最初のメダルをもたらしたスピードスケート
男子５００メートル２位の長島圭一郎（２７＝日本電産サンキョー）は２日、
都内で開かれたメダリスト会見で「とりあえず日本にメダルを持って来れたことがよかったと思います」と話した。
五輪期間中、最も印象に残った瞬間について聞かれると「（全員が２本を滑り終えたとき）
４位だと思ったんですけど、２位だったとこですかね…。そんな感じです」と笑った。





バンクーバー五輪を終え帰国した高橋（撮影・野上伸悟）
　フィギュア男子で日本男子初のメダルを獲得した高橋大輔（２３＝関大大学院）は２日、
都内の会見で「メダルを持って帰ってきて、また実感がわいてきてます」と話した。
しかし、４回転を失敗した演技内容には「満足はしていない」。来年、長野で開催される
世界選手権を視野に「１度は世界の頂点には立ってみたい」と、世界王者への挑戦を誓った。





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バンクーバー五輪を終え帰国した小平奈緒（撮影・野上伸悟）
　バンクーバー五輪スピードスケート女子団体追い抜きで銀メダルを獲得した小平奈緒（２３＝相沢病院）は２日、
都内で開かれたメダリスト会見で「帰国してたくさんの人に出迎えられて、
日本中の方が熱く応援してくださったんだなと思いました」と、感謝の言葉を口にした。
メダル候補とも言われた個人種目の５００メートルでは１２位と惨敗。
しかし「（団体追い抜きで）五輪期間中にその悔しさを晴らすことができました」と、首にかかるメダルの重さをかみしめた。





帰国後の会見で紹介される浅田真央（撮影・野上伸悟）
　フィギュア女子で銀メダルを獲得した浅田真央（１９＝中京大）が２日、成田空港に帰国し、
他のメダリストともに都内で帰国会見に臨んだ。「演技は少し悔しさが残ります。
（銀メダルの）うれしさ半分、悔しさ半分です」。
すでに、１４年ソチ五輪に向けて気持ちは切り替えており「この銀メダルはソチに向けてのステップ」と、
４年後の金メダルを誓った。そのためにも「今はいろんなことを考えているが、
まずは１年間のシーズンを通して安定したスケーターになりたい」と話した。





銀メダル長島「会社に恩返しできた」
永守重信会長（中）と長島圭一郎（左）加藤条治（右）（撮影・加藤裕一）
　バンクーバー五輪スピードスケート男子５００メートルで銀メダルを獲得した長島圭一郎（２７）と
銅メダルの加藤条治（２５＝いずれも日本電産サンキョー）が３日、親会社の
日本電産本社（京都市）で記者会見を行った。
長島は「分厚いバックアップをしてくれた会社に少しは恩返しできた。
いい感じで大会を終われました」、加藤は「メダルが取れてほっとしましたが、
日に日に銅メダルという悔しさが大きくなっていく」などとあいさつ。
会社からのメダル報奨金は長島が１０００万円、加藤が６００万円。また４月１日付で、
長島が総務人事部係長に、加藤が同部主任にそれぞれ２階級特進する。





真央が母校中京大で報告会、応援に感謝
母校中京大の五輪報告会で笑顔を見せる浅田真央（撮影・鹿野芳博）
　バンクーバー五輪女子フィギュアスケートで銀メダルを獲得した浅田真央（１９）の「五輪報告会」が３日、
浅田の練習拠点のリンクがある愛知・豊田市内の中京大豊田キャンパスで行われた。

　浅田は日本選手団の公式ブレザー姿で、銀メダルを胸に登場。同大学の幹部や学生らに迎えられた。
大声援の中、壇上に上がった浅田は「真央ちゃ～ん！」という声援に笑顔。「みなさん、帰ってきました。
本当にたくさんの応援ありがとうございました」と丁寧なあいさつで、感謝の言葉を口にした。





美帆日本滞在23時間…もう欧州遠征出発
ジャージーにニット帽姿で欧州遠征に出発した高木（撮影・鎌田良美）
　バンクーバー五輪から２日に帰国したばかりのスピードスケート代表、
高木美帆（１５＝北海道・札内中）が３日、早くも欧州遠征に出発した。
団体追い抜きにエントリーしているジュニアＷ杯（ベルリン）は、時差ぼけや体調を考慮して出場を検討中だが、
５００メートルから３０００メートルまでの総合力を試される世界ジュニア選手権（モスクワ）の出場は決定している。
日本滞在はわずか２３時間の強行日程にも「時差ぼけとか疲れとかはまだ分かんないですね～。
体調崩さないで、タイムが出るように頑張ります」といたって元気だ。
成田空港に居合わせた一般の搭乗客数人に写真撮影を求められても、笑顔で応じていた。
＜美帆ちゃん、世界ジュニア選手権応援してます＞




　　　　　　　　　　　　お帰りなさい、お疲れ様でした　　　　


　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　提供：日刊スポーツ新聞社

　　　　　　　　　　（記事、アクエリアス・オリンピック応援パーク）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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