有限会社トラベルプランニングオフィス
中尾一樹様
関東鉄道株式会社
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
今般、鹿島鉄道株式会社の事業廃止に関して承りました、貴社の
構想に基づくお申し入れに対し、当社の見解を申し上げます。
地方鉄道の事業継承には、地域の行政・利用者の支援が不可欠
と認識しております。貴社の構想は、先般の鹿島鉄道対策協議会の
公募において不採用となっており、安定的な鉄道輸送を継続するには
さらに厳しい経営環境になるものと思考されます。
また、鉄道施設の譲渡・処分及び従業員の処遇等につきましても、
既に鹿島鉄道株式会社及び当社において事業計画を策定済みで
ございます。
これらを総合的に考慮した結果、今後の地域交通の確保策につき
ましては、誠に申し訳ございませんが、当社としては、貴社お申し入れ
による対処方でなく、当社及び関鉄グループの計画に基づいた方法に
より整備を進め、対応してまいりたいと存じます。
3月末の鉄道廃止までの時間は、極めて限られております。今後とも
関鉄グループ全体で、沿線の高校生を中心とした利用客の交通手段
の確保を最優先に、代替バス輸送など公共交通事業者としての責務
を果たす所存でございますので、諸事情ご賢察いただき、何卒ご理解
賜りますようお願い申し上げます。
敬具
----------------------------------------------------------------
本日、上記の回答が届きました。
1月9日11時に関鉄本社へ伺い、直接「株式の売却要請」を行いました際
中尾「対策協議会より事前打診がなされたと聞いているが?」
関鉄担当「少なくともうち(関鉄)への打診はなかった」
とのやりとりがあり、協議会の発表内容に疑義が生じているところですが
そこへもってきて上記の回答では「廃止する口実としての公募(いわゆる
出来レース)」であったことを裏付けてしまうのでは?というのが正直な
心情です。
この時点で私共TPOに打てる手は尽きたというのが正直な状況ですが、
今回の公募において、鉄道事業者・沿線自治体・マスコミそれぞれから
発生した「おかしな事象」については、今後とも「検証」して行きたいと
考えております。
中尾一樹様
関東鉄道株式会社
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
今般、鹿島鉄道株式会社の事業廃止に関して承りました、貴社の
構想に基づくお申し入れに対し、当社の見解を申し上げます。
地方鉄道の事業継承には、地域の行政・利用者の支援が不可欠
と認識しております。貴社の構想は、先般の鹿島鉄道対策協議会の
公募において不採用となっており、安定的な鉄道輸送を継続するには
さらに厳しい経営環境になるものと思考されます。
また、鉄道施設の譲渡・処分及び従業員の処遇等につきましても、
既に鹿島鉄道株式会社及び当社において事業計画を策定済みで
ございます。
これらを総合的に考慮した結果、今後の地域交通の確保策につき
ましては、誠に申し訳ございませんが、当社としては、貴社お申し入れ
による対処方でなく、当社及び関鉄グループの計画に基づいた方法に
より整備を進め、対応してまいりたいと存じます。
3月末の鉄道廃止までの時間は、極めて限られております。今後とも
関鉄グループ全体で、沿線の高校生を中心とした利用客の交通手段
の確保を最優先に、代替バス輸送など公共交通事業者としての責務
を果たす所存でございますので、諸事情ご賢察いただき、何卒ご理解
賜りますようお願い申し上げます。
敬具
----------------------------------------------------------------
本日、上記の回答が届きました。
1月9日11時に関鉄本社へ伺い、直接「株式の売却要請」を行いました際
中尾「対策協議会より事前打診がなされたと聞いているが?」
関鉄担当「少なくともうち(関鉄)への打診はなかった」
とのやりとりがあり、協議会の発表内容に疑義が生じているところですが
そこへもってきて上記の回答では「廃止する口実としての公募(いわゆる
出来レース)」であったことを裏付けてしまうのでは?というのが正直な
心情です。
この時点で私共TPOに打てる手は尽きたというのが正直な状況ですが、
今回の公募において、鉄道事業者・沿線自治体・マスコミそれぞれから
発生した「おかしな事象」については、今後とも「検証」して行きたいと
考えております。