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極楽と地獄

2015年06月17日 | 日々の生活

 

稲盛和夫さんの本を読んでいます。

面白かった一節。

 

極楽と地獄は同じような場所だが、そこにいる人の心が違う。

それぞれ、うどんが美味しそうに大きな鍋で煮込まれている。

人々が手にしているのは1mの箸。

地獄では、我先にと鬼の形相で取り合っているが、1mもの箸ではうまく自分の口に入らない。

他人の器に入ったものさえも取り合いになり、喧嘩が始まり、美味しそうなうどんは全く食べられず、痩せて衰えていく。

一方、極楽では、長い箸を使って、目の前の人に「お先にどうぞ」と口に運んであげる。

先に食べさせてもらった人は、「今度はあなたの番です」と相手に食べさせてあげる。

こうして、皆が仲良く楽しく満腹になっていく。

 

同じ環境でも人間の心ひとつで極楽にもなり、地獄にもなる。

相手の為に尽くすことが、自分の幸せにつながる。

子供たちにもわかりやすかったので、話して聞かせました。

そうしたら、「前にもママ言ってたよ~」と(-_-;)

認知症の始まりでしょうか。

今度こそ、心に響いた気がするので、忘れないようにします(笑)

 

 

 

 


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