♪♪♪Music Drops♪♪♪ ふるじんのつれづれなるままに・・・。

メルマガでは伝えきれない過去、現在、そして未来まで、その時々の自分を記していければと思います。

『停』

2015-12-31 20:05:31 | つれづれ
今年の漢字。

上期は出掛ける事が多かった反動で、下期はおとなしく様子伺い。
停滞、いや後ろ向きな意味合いはなく。
半年溜め込んだエネルギー、来年どう発散なるか?
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2015年 下半期

2015-12-31 19:51:45 | Cinema & Book
☆☆☆
『約束の森』
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
『羊と鋼の森』『スコーレ No.4』
『炎上する君』

☆☆
『百年法』
『去年の冬、きみと別れ』
『ホテルローヤル』
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
『スクラップアンドビルド』
『ホテルジューシー』
『永い言い訳』


『火花』
『ビオレタ』
『流れ星と遊んだ頃』


森森・・・、対極の物語、ガッツリと心掴まれた。
『羊~』は、馥郁かつ瑞々しい。
筆者が同郷である贔屓を差し引いても素晴らしい。
淡々と濁りがちな日常を濾過し、
希望という明るい場所へ導いてくれる。

語り部や登場人物が魅力的かどうか、
感情移入可能なキャラか、やはり重要なファクター。
『約束の森』はダントツだった。
マクナイトと奥野の信頼関係が軸の再生ドラマ、
序盤からぐいぐいと引き込まれ、中盤から終盤にかけては
まさに映像が見えてくるスリリングな展開、そして途中何度も感涙。
読破後、この本に出会えた喜びに浸った。

淀みなくガツガツと読み進められる文体、
西加奈子の作品はハズレなし、彼女の発想と視点のおもしろさは秀逸。

久々の村上作品はタイトルもしかり、実にフィットした。
誰もが内包するもやもや感を拭いこそげ落とす作業。
色彩を持たない、透明な形状の器として多崎つくるに共鳴した。

今年の話題の1冊、『火花』は、残念ながら響かなかった。
村上龍さんの選評にもあったように、
彼の文体の長さとくどさに飽きがきてしまった。
他作家の論評の深堀りもちょいと気になる、次作へ期待。

傍らに積み上がった本、また来年へ持越し。
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長丁場

2015-12-30 15:39:02 | テレビっ子
年末年始の特別番組をよそに、集中して見るべきドラマの数々。

このところの海外ドラマの再燃は、寝る時間を惜しませる。
以前見ていたドラマを更新、今更ながら追いかけているのだ。

骨フェチの私には必須のドラマ!?『BONES』は、
最新版の放映をぐっとこらえながら、
シーズン1からの待望の再放送をじっくり見続ける。
『ホワイトカラー』は目が離せないし、
『デスパレートな妻たち』は、前夫から無期限で拝借中。
『コールドケース』の傑作選もまだこれから。
『ロイヤル・ペインズ』も見直そうか・・・、
『メンタリスト』『コバート・アフェア』は、
シーズン5の配信を待ち焦がれる。

1日24時間あっても足りないよぉ~。
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『松下奈緒 アイルランド音楽紀行』

2015-12-30 13:24:12 | テレビっ子
天から降り注ぐエンヤの歌声、もう言葉は要らない。

荒涼ながら緑深き美しい風景、心の故郷。
アイルランドで過ごしたあの夏の日々、私の身体の一部。
ただただ懐かしいが、今も尚私の現在を支える。

美子、いつか貴方と一緒に出掛けようね。
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♪372 drops♪

2015-12-29 19:30:13 | Music Drops
♪♪♪ Music Drops ♪♪♪.......................................2015.12.29


2015 CHRISTMAS LIVE
12月23日 TOKYO Billboard LIVEでのライブレポートです。

♪372 drops♪
"YOU ARE EVERTHING" THE STYLISTICS

先月同僚Mさんから、彼等のライブどう?と案内があった。
クリスマス・プレートの値付けに躊躇して一旦は断った。
しかし、その後どうにも気になり急遽ウェブで予約してカジュアル席で参戦。
日中はゆったり自宅で過ごし、夜出掛けることになった。

会場のビルポードライブ東京は、以前から結構気になっていたが
なかなか来る機会に恵まれなかった。
開演前に、ワンドリンク付のシャンパンを受け取り
カウンター真下のステージと会場全体を見渡した。
かぶりつき、テーブルがステージと一対になった席まである。
観客は50代前後、60代が中心かな。
昔はディスコ・クィーンだった!?、
そんな衣装に身を包んだ女性も数人いたよ。

4人が登場し、あのファルセットが会場に響き渡る。
夜の冷気をそっと遮るようなバラードに唸り、
歌に合わせたダンスは実に決まっていてクールだ。
芳醇、年月を重ねた味わい、じわじわと感激、涙、涙。
ディスコミュージックのメドレー、ステージ近くの人達は踊っている。
小田和正の”ラブ・ストーリーは突然に”が歌われる。
恒例となった日本でのライブ、こんなレパートリーまで用意しているのね。

アンコール後は、クリスマスソングが披露され、
ラストは、”愛こそすべて”、もうこれは踊るしかないでしょ。
4階向こう正面の人達も立って踊りだした。
私もちゃっかり歌って踊りましたよ。
素敵な夜をありがとう。


<<< 編集後記 >>>
早めの夕飯を済ませ六本木へ向かう。
21時開演、シャンパングラス片手に80分のライブを堪能した。
10代の頃親しんだ音楽を、この空間とこの時間帯で、
そしてこの年齢で楽しめる幸せを噛みしめる。
先日のクリムゾンもそうだったが、
いつの日も寄り添う音楽があって私は心身豊かでいられる。


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サプライズ♪

2015-12-22 21:46:52 | つれづれ
年内最後のレッスン、祝日前で立て込む仕事を切り上げ急く。
月2回、気合を入れて出掛ける。皆勤賞だ。

キム先生は子育て真っ最中で大変だろうが、
毎回エネルギッシュで、パワーをもらえるのだ。
声を出して仕事の疲れも吹っ飛ぶ。

休憩時に毎回提供される調理&菓子パンに加え、
クリスマス前とあって、シュトーレンがふるまわれた。
先だってゲスト出演したAGCコンサートの映像も流された。

レッスン終盤のサプライズ、
来年のコンサートゲストである上原理生さん登場!
素晴らしい歌声を披露してくれた。

『ミス・サイゴン』ジョンのソロパート。
私の大好きな演目、ヘリコプターが舞ったロンドン公演を思い出した。
アンコール『レ・ミゼラブル』民衆の歌を皆で合唱する。

帰り際にパウンドケーキのお土産も頂きました。
来年もよろしくお願いします!

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Blue Planet

2015-12-19 20:28:33 | つれづれ
冷気に晒され目にも痛いブルー。
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♪371 drops♪

2015-12-12 16:00:49 | Music Drops
♪♪♪ Music Drops ♪♪♪.......................................2015.12.12


KING CRIMSON ~THE ELEMENTS TOUR JAPAN 2015~
12月10日 オーチャードホールでのライブレポートです。

♪371 drops♪
"21st Century Schizoid Man"  KING CRIMSON

♪14 drops♪ "Epitaph" ♪237 drops♪ "Starless"にどっぶりと酔いしれた。
過去取り上げてしまっている為今回は大いに迷った末、
クルムゾンの代名詞でもある21世紀の~は外せないと、
そしてやはりおおとりを飾った1曲だった。
この曲を聴きにここに集ったのでしょと言っても過言ではない。
それはまさに圧巻だった。

ステージ前方にでんと構えたドラム隊は幕開けからフル回転。
Rn86、H1、Mo42の呼応し合うリズム、ドラムアンサンブルはみごと。
シルバーフォックスRn86はシンセも操る職人。
Lv116のステッキを奏でる姿に惚れ惚れ、お腹の底に響き渡る。
レッドのジャケットに封印された若きJWを瞼の裏に感じながら
K19のヴォーカルに耳を傾けた。
"Easy Money" "In The Court of The Crimson King"も秀逸、
期待していた"Red"は演奏されなかったが、その韻はそこかしこに踏まれていた。

Cs55の巧みな吹奏は、"君が代"も飛び出したよ。
Rf104の重く唸るギター、右手後方に控えた彼は修行僧のように微動だにしない。
アンコール前の赤く染まったステージ、"Starless"は淫靡でさえあった。
私の視力で彼の表情を読み取る事は全く出来なかったが、
ギターは実に饒舌で官能的、そして滾る炎がちらりと見えた。

冷徹なまでの美しい旋律の集中は、我々のフラッシュポイントへ到達。
曲の合間に頭からピーピーと音を立てて湯気が上がった。

高校生だった私は、クラスメート3人と
10代後半特有の好奇と冒険心で宮殿に迷い込みたちまち住人に。
戦慄、孤独、混沌、暗黒、狂気・・・、非日常の世界に憑りつかれていた。
当時はまだまだ幼く浅はかな解釈で傾倒していった感覚、
それを見透かすように今こうして易々と蹴散らす
圧倒的な密度で襲い掛かってくる音。
さほど更新することなく宮殿を後にして数十年、
この年齢にしてようやっと受容し向き合える音に再会した。
S君、I君、K君、貴方達は未だ宮殿の住人だろうか?

この夜目撃し体感した彼等は遺産ではなく、紛れもない進化であった。
プログラム中にあった、キング・クリムゾン2014の7か条、
”3.すべての音楽は新曲だ。それがいつ書かれたとしても”
彼等のツアーの意気込み、本気度が体現された。


<<< 編集後記 >>>
いやいやスポンサーも頑張ったなと。
オーチャードホールと言う完璧な舞台を用意し、
そこに敬意を払うような彼等の出で立ちと提供された音は、
互いに伝説となるだろうパフォーマンスだった。
決して枯れてはいない、私が好んで飲むスパークリングワインのように
瑞々しく弾けるスタイリッシュで華やかな演奏家だった。

笑う洋楽展世代をたぶらかす?、
当初値踏みされたもんだなぁと感じたチケット代を優に満足させ、
グッズにまで群がった。
小遣い稼ぎのレベルじゃないな、と終演直後聞こえてきた声に
私は思わず同意したのだった。

追加公演17日は完売御礼、後半に参戦される皆様、
タコメータ振り切る事間違いなし、7つの構成員の融合を堪能して下さい。
rockin'onのレビューが待ち遠しいなぁ。


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