エリジウム

【Elysium】

「第９地区」のニール・ブロンカンプ監督が「ボーン・アルティメイタム」のマット・デイモンを主演に迎えて放つＳＦサスペンス・アクション大作。共演はジョディ・フォスター、シャールト・コプリー。『エリジウム』です。



デヴィ夫人が細胞再生医療ポッドに入り、若返って、小林星蘭ちゃんになる！！というイベントがあり、

73歳だというデヴィ夫人、ポットに入る必要ってまったくないのでは～




　　　　　　　　　≪こんなお話≫




2154年。人口増加と環境破壊で荒廃が進む地球。その一方、一握りの富裕層だけは、400キロ上空に浮かぶスペース・コロニー“エリジウム”で何不自由ない暮らしを送っていた。そこには、どんな病気も一瞬で完治する特殊な医療ポッドがあり、美しく健康な人生を謳歌することが出来た。そんなエリジウムを頭上に臨みながら地上で暮らす男マックスは、ロボットの組み立て工場で過酷な労働に従事していた。ある時彼は、工場で事故に遭い、余命５日と宣告されてしまう。生き延びるためにはエリジウムで治療する以外に道はない。そこでマックスはレジスタンス組織と接触し、決死の覚悟でエリジウムへの潜入を図る。ところが、そんな彼の前に、一切の密入国を冷酷非情に取り締まる女防衛長官デラコートが立ちはだかる。



すっかり荒れ果ててしまった地球

このビルの下には「第９地区」の難民キャンプのような街がひろがっていて、

空には富裕層の暮らしているスペース・コロニー“エリジウム”が美しい姿で浮かんでいる。


子供のころから“エリジウム”で暮らすことを夢みていた孤児のマックス(マット・ディモン)は工場での事故で放射線を浴びてしまい、余命5日と宣告され、
レジスタンスのリーダー、スパイダーに“エリジウム”行きのチケットをもらいにいくが、引き換えに“エリジウム”の住人の脳内データを盗んでくるようにと言われる。


そのため、闘い仕様に強化されるマックス
この手術がとても気持ち悪い


一方“エリジウム”ではコロニー存続のために地球からの不法入国者を攻撃すべきという考えの防衛長官のデラコート(ジョディ・フォスター)が穏健派の総督を更迭し自分が指導者になるべくクーデターを企てていた。

今回のジョディ・フォスターは小柄なシガニー・ウィーバーに見える


アーマダイン社CEOのジョン・カーライル(ウィリアム・ファクナー)は“エリジウム”を建設、システムもすべて開発した人物なのだけれど、今の待遇は軽んじられていて、デラコートはそんなカーライルに声をかける。
けれど、アーマダイン社はマックスの勤務先でもありカーライルはマックスの標的になってしまう。
　


デラコートが地球で雇っている傭兵がクルーガー(シャールト・コプリー)たち

ふたりの部下はこんな人たち
南アフリカの俳優さん
そうそうクルーガーは日本風



あまりなじみのない俳優さんが多数出演していて、それぞれの立場がすぐに想像できるわけではないので、それがけっこうドキドキなのだ


フリオのディエゴ・ルナはマックスの友人
こころ優しい男


マックスは初恋の女性フレイ(アリシー・ブラガ)と彼女の娘とともに“エリジウム”に侵入することができるが…

アリシー・ブラガは『オン・ザ・ロード』にも出てたけれど、はやってるのかな？？



というお話


最後はうるうる


格差社会は今の世界、ということで、ストーリーはとても分かりやすい。


コロニーは完全にコンピューター制御されていて労働力はロボット、人々はパーティ三昧の生活を送っていた。
システムが変更されてしまったら、彼らはどうなるの？？
地球には人々があふれていて、すぐに食糧不足になるだろうし……
労働力だった地球の人々は力だってあるだろうし、
今はまだ地球に団結した組織がなさそうだったけど、今後は……

そんなことを考えると、未来はみえない