岡山の山登り@FF山岳部

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泉山登山レポート

2006年08月29日 | 岡山県の山
泉山 登山(2006年8月15日 晴れ)

<朝から晴天>
お盆の早朝、薄明るくなった頃に自宅を出発。
日の出と共に国道179号を北上、山々が光って見える。
笠菅峠に到着すると、大ヶ山の山頂にオレンジ色の朝日が。
まさに山登り日和だとニヤリ。

朝日を浴びながら、伐採され見晴らしの良くなった北尾根を登る。
角ヶ仙、笠菅山から花知ヶ仙、三ヶ上への山並みが見事。
標高を稼ぐににつれ雲海が見えはじめる。
津山盆地を中心に勝北方面、久米方面と広範囲で雲海が見られる。
穏やかな風とまぶしい朝日が遠方の山々を際立たせる。

しっかり汗をかいた頃、山頂広場に到着。
携帯電話で三角点を撮影、ブログに画像を送信するが、送れない。
良く見てみれば、電波圏外で企画倒れに。
一等三角点のある絶景の山頂でも携帯電話は駄目な様子。
現実、泉山東側の越畑の谷はauもドコモも圏外になる。
西側の旧奥津町は大変良好なのだが。

<大展望>
泉山縦走路の良いところは、ずっと見晴らしの良いこと。
山頂から展望を楽しみながら中央峰、井水山への縦走に入る。
本当に天気が良く、頭の上は雲ひとつ無い。
見下ろせば徐々に薄くなる雲海の姿が良く分かる。
この時期にしてはカスミも少なく大山や四国山地も良く見える。

中央峰から井水山への笹原は朝露がすごく、下半身はずぶ濡れに。
こんな時に限ってスパッツを持ってきていない。
腰よりも高く育った熊笹をかき分けかき分け歩く。
化繊のズボンは濡れてもサラリとして、少々のことは気にならない。
綿のズボンならこうはいっていないだろう。

井水山で休憩し津山高校山岳部ヒュッテに下りる。
ヒュッテのドアは頑丈に四箇所フックが付きロープで固定されている。
ほどいて入ろうとも思ったが、すごく面倒に感じ入るのはやめた。
中のノートのこととか気になることもあったが、気持ちが萎えてしまった。
横の沢で顔を洗いヒュッテは後にする。

<パンツまで濡れる>
再び、腰上の笹原をかき分け中央峰に戻る。
笹原では再び徹底的に濡れ、靴はグッチョグッチョと音を立てる。
中央峰まで我慢して登り、靴と靴下を絞る。
ズボンもパンツも滴るほどぬれたものだ。
必要なときに必要なものを持っていないことに反省。
登りはじめでこんな状態なら暗い気持ちの登山になりそうだ。

中央峰の手前付近で携帯電話の電波状態が良くなる。
すかさず先ほどの三角点画像を送信する。
考え方によっては、これは便利な使い方が出来るのではないか。
外部からの更新が可能なブログはリアル情報の伝達には優れている。
私が高校の頃などは創造も出来なかった技術だ。
これからも色々と試してみよう。

景色の良いところで立ち止まっては振り返り景色を眺める。
眺めても眺めても飽きない。
大展望を独り占めしている気持ちにもなる。
濡れた以外は楽しいばかりの縦走だ。
まだまだのんびりしたい気持ちを抑え下山する。

笠菅峠登山口に下りると男性が一人登山準備中。
津山の方で週一くらいで山に登っているとのこと。
氷ノ山から大山の間の山を良く登られているそうで話が弾む。
お盆中に那岐山に登ったがごった返していたと。
明日は那岐山に登ろうかと考えていた為、少々考えてしまう。
またどこかで会えるでしょうと挨拶をして分かれる。

最初から最後まで爽快感いっぱいの山行になった。
こんな気持ちの良い山景色を一人でも多くの人に知ってもらいたいと思うところ。
余計なお世話かもしれないか。

<今回のコースタイム(分)>
登山口5:46-アンテナ6:08-6:35泉山山頂6:40-6:52中央峰6:55-7:07井水山7:15-ヒュッテ7:20- 7:32中央峰7:43-7:53泉山山頂7:55-8:35登山口

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