岡山の山登り@FF山岳部

今日も笑顔で! 岡山の登山やトレッキングを楽しもう! 登山の後はラーメン食べよう!

伯州山登山レポート

2006年10月01日 | 岡山県の山
伯州山 登山(2006年9月30日 晴れ)

<二日酔い>
昨夜は会社の懇親会があった。
なんとなく二日酔いで、朝、だらだらとしてしまう。
那岐山と思っていたが、朝になって気持ちが変わる。
以前から登ってみたかった旧上斎原村の伯州山へ向かう。

国道179号、人形峠手前で東の谷に入り赤和瀬へ。
静かな集落でうたたねの里や秋の農作業の最中の集落を抜ける。
集落の一番奥の家の前を過ぎ、舗装路終点の広場に駐車。
まだ先まで車で行けそうだが別ルートで下山予定の為、ここに停める。

駐車場所からは川沿いの林道を北へ歩く。
昨夜のお酒の影響かペースがつかめない。
こんな時はしょうがないと、のんびり歩く。
不調にはちょうど良いアップダウンの少ない林道で良かった。
途中、アケビを発見し何年かぶりにツブツブ感を楽しむ。

<森林浴と山小屋>
林道終点からは階段と森林浴が続く。
足元には小さな花が沢山咲いており、踏み分けるのに気を使う。
その季節には、花の多い山域と聞いている。
尾根に到達する直前は一気の急登で、しっかり汗をかく。
尾根筋に飛び出すと南側の視界が開け、三ヶ上から三十人ヶ仙までずらりと見える。
正面には伯州山山頂の笹原が見え、快適なスカイウォークといった感じ。

天気も良く、体調も回復してきて気持ちよくなる。
ブナの森に入るとすぐに立派な山小屋が現れる。
休憩したい気持ちを抑え、先に山頂へ。
山小屋の裏手から、草刈りされた道を登る。
やがて笹原になり視界が開け、山頂到着。

三角点探しに苦労するかと思っていたが、きれいに下刈りされていた。
見晴らしも良く、しばらく山並を眺める。
北側はネマガリダケが茂っているが、もう少しで日本海が見えそうなので突っ込んでみる。
どんどんネマガリダケの背丈は伸び、背の低い私はすっかり埋まりこむ。
さらには密度も濃くなり、地面に足が着かない状態に。
浮遊感は楽しいが、展望は期待できそうに無く山小屋へ戻る。

<無名でも良いじゃない>
山小屋には「伯州山荘」とみまさか山の会作成の立派な看板。
中にはノートがあり、休憩しながら読ませてもらう。
モース山の会の方々が、ルートの草刈りなどをされている。
感心し感謝しお礼の一言を書き付ける。
しばらく、ブナの森林浴と山小屋を楽しみ下山する。

山小屋からは来たのと逆方向に下る。
地図で見ると逆時計回りに周遊できるコース取りだ。
下山に使う西ルートも良く整備されており快適に歩ける。
山小屋を離れてすぐに沢があり、そこからはずっと沢に絡んで歩く。
途中、遊歩道の階段のある分岐があるが、今日は無視して林道を下る。
すぐに遊歩道の案内看板があり、ここまでは車で来られる道だ。

全コース中、半分ほどが林道の為、ハイキング的な楽しみ方をする山か。
山頂三角点まで道があり、山小屋あり、展望良し、森も良し。
春から秋なら、しっかり花も楽しめる短時間コース。
案内看板が全然無く、ガイドブックに記載無く、2.5万図山名記載無し。
有名にならない所以はそのあたりか。

とっても良い山です。ぜひ一度行ってみてください。

<今回のコースタイム>
駐車位置9:23-林道終点9:50-尾根10:07-山小屋10:12-10:22山頂三角点10:32- 10:40山小屋11:00-遊歩道分岐11:20-案内板11:23-民家11:34-11:40駐車位置


最新の画像もっと見る

コメントを投稿