岡山の山登り@FF山岳部

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伯耆大山登山レポート

2006年10月21日 | 岡山県の山
伯耆大山 登山(2006年10月9日 晴れ)

<単独行>
三年前の夏山登山道は山仲間がいたり、妻と子供も登ったり。
今年はずっと単独行、前のレポートを読み返すと懐かしい。
長く離れていた山に戻り、年内にどうしても登りたかった伯耆大山。

自宅を5時半に出発、夜明け前で暗い。
院庄ICから中国道に乗り米子道を北上。
摺鉢山トンネルを抜ける頃には周囲も随分明るくなる。
蒜山高原にさしかかり前方に朝日を浴びる大山のシルエットが。
しばらく止まって眺めていたいほど美しい。

米子道を溝口ICで降り、大山に向かい走る。
まさに伯耆富士の姿が雲ひとつ無い青空に映える。
車は夏山登山道登山口手前の下山駐車場に置く。
さすがに連休の最終日だけあり、駐車場は8割方埋まっている。
のんびり動き始めているテントサイトを横目で見ながら準備をする。

<紅葉前>
暑からず寒からずで良い感じの登山になりそう。
登山届に記入し、一木一石運動の石をザックに詰め登山開始。
すでに下山してこられる方もある。
中には山頂一泊と思われる荷物の方も。
さぞすばらしい日の出が見れただろうとうらやむ。

部分的に登山道補修が進み、以前とは随分変わったところがある。
ブナの森を眺めながら、もくもくと歩く。
紅葉の時期にはまだ一週間以上ありそうな山模様。
六合目あたりから、ようやく紅葉の始まりかという段階。

途中、二十人ほどの団体さんに追いつく。
リーダーらしき方が「追い抜きー」と叫ぶと全員が歩行停止。
長い列になった団体の横を「すみませんすみません」と。
かなりキツイがなんだか止まるわけにもいかず、必死で登りぬく。

七合目を過ぎ、展望が広がり始める。
少しカスミがあるが展望は良好。
山頂まで、振り向き振り向き歩く。
最高に気分がいい。

<荒ぶる山頂>
山頂広場は登山客が多く、のんびりしにくい雰囲気。
三角点の現況確認がしたく、ロープを越え縦走路を進む。
登山客の多い中で通行禁止の看板を乗り越えるのは気が咎める。
三角点のまわりは植栽準備のムシロが敷き詰められている。

三角点で東京から出張ついでに登ったという男性に出合い話をする。
つい今しがた、調査隊が縦走路の状態を確認する為に剣ヶ峰へ向かった。
男性一人、女性二人のパーティで、ヘルメットやザイルなど装備がすごかった。
こんなヤセ尾根を行くのは大丈夫なのか、など、話される。
しばらく二人で三角点から縦走する調査隊と崩壊尾根を見つめる。

山頂に戻り東京の男性に周辺の景色を説明する。
状態がよく、四国山地も雲の上にくっきりと見える。
説明する声が聞こえたか、四国だ四国だと人だかりになる。
中国山地の背嶺は日本海と瀬戸内の両方を一度に眺められるのがいい。

<元谷コース>
山頂から石室やキャラボク林を通り抜け、やがて元谷に下りる。
元谷コースに入ると一気に登山客が減り、静かな山歩きが楽しめる。
途中、工事の為、補修資材をボッカされている工事の方とすれ違う。

分岐から元谷までで業者さん以外にすれ違ったのは三人。
夏山登山道との差に、この道や元谷を見ずに帰るのも惜しいと思う。
木を眺めつつ、のんびり下り元谷に飛び出す。
20名ほどのパーティがガイドさんの説明を聞いている。
少し離れた場所で北壁を眺めながら大休止。

昼寝でもしたくなるような、すばらしい天気。
山頂で食べようと思っていたカップうどんをここで食す。
ストーブに火を付け、のんびりと沸くのを待つ。
春以降、山には登っているが、こうして山中で食事をすることは無かった。
わざとのんびりして、今の時間を楽しむ。

大神山神社、大山寺は観光客が多くにぎやか。
下るほどに人の数は増え、観光駐車場周辺は渋滞するほどになる。
元谷橋から再び弥山を仰ぎ見て、待ち望んだ大山登山を終える。

<今回のコースタイム>
下山駐車場6:50-6:54登山届ポスト6:57-一合目7:03-二合目7:13-三合目7:21-五合目7:37 -六合目7:49-七合目7:58-八合目8:13-九合目8:19-8:23山頂9:13-元谷分岐9:51-10:07元谷10:51 -大山神社奥宮11:04-11:23下山駐車場


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2 コメント

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Unknown (えろぞー)
2006-10-23 20:31:00
お天気最高で、大山を堪能されたのですね。いいなぁ。

自分は今年の夏山開きが最初で今のところ最後なのですが、山頂の中心は人まみれで立錐の余地も無いほどでした(ちょっち大げさですが

いつも混んでいるのですね。

雪の大山も登られたことあるのですか?

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えろぞーさん (ファニイ)
2006-10-23 23:53:46
雪の大山は記憶が途切れるほど前に登りました。

当時は競技登山の一環で登り、楽しかった思いでは少ないです。

時間がたち、今は山登りが楽しいです。

今年は残雪時期あたりから楽しもうかと思っています。
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