水準点

［ 最近良く見られる標識 ］

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山と親しむ私たちにとって、三角点は山頂設置も多く、日々親しんでいる。
国土地理院が管理する基準点には、三角点のほかに水準点がある。
大雑把に言えば、三角点は水平位置基準、水準点は標高位置基準を図るもの。
よく三角点は標高を計測するものと思われているが、標高は水準点が基本になる。
三角点の標高もきちんと測量されているが、水準点ほどの精度ではない。
どのくらいの違いかと言えば、三角点は1cmまで、水準点は0.1mmまでという違い。
0.1mmまでの精度というのは、破損や亡失の場合、復旧は不可能らしい。

水準点は三角点と同じく標石が設置されている。
種類も一等から三等まであり、さらに基準、準基準、交差点、道路などに分類される。
国道などに設置されており、見つけるのに三角点ほどの困難は少ない。
地形図と親しむのに探して歩いてみてはどうだろうか。

地形図の中では「□」に「・」の標示。
全国に約2万点ある。