岡山の山登り@FF山岳部

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三平山登山レポート

2006年09月06日 | 岡山県の山
三平山 登山(2006年8月20日 晴れ)

<予定変更>
今日は妻と子供が里帰りしていて、自分勝手の出来る日。
丸一日使って蒜山でも、のんびり歩こうかと計画していた。
そんな思いをめぐらしていたところ、訃報が入った。
当然、葬儀を優先し、山の予定は変更になる。

私の家系の出所は真庭市の旧美甘村。
午前中、その旧美甘村で告別式に出席する。
若い人を送る葬儀でとても悲しいものだった。
ふと生きること死ぬことなどを考えてしまう。

葬式の終了後、美甘に住まう叔母と新庄道の駅で昼食を取る。
この道の駅は飲食店が多くない美甘新庄地域の中で光る存在。
私も美甘へ来ると度々お世話になる。
日曜の昼間でもあり、ほぼ満席状態が続きにぎやかだ。

満腹で里へ帰り、時間もあるので近場の山を登りたくなる。
葬儀に出席の里帰りと言いながらも登山準備も万全で来ている。
場所的に登る山はいくらでもあり考えると楽しくなる。
のんびりしているうちに午後3時になり、どの山に行こうかと考えながら出発。
毛無山も思ったが、野土路を越え短時間で登れる三平山に決める。

<夕方の登山>
野土路トンネルが出来、新庄から蒜山へのアクセスは抜群に向上した。
特に私のように真庭市に度々来る者にとってはうれしい。
津山市から新庄経由で米子道蒜山ICまで1時間半もかからない。
このおかげで今後は行動半径が飛躍的に広がる気がする。

野土路トンネルを一気に越え県境の内海峠に向け国道482号を西に走る。
三平山自然公園の看板に従い、峠から林道川上2号線の登山口へ。
周辺は森林公園として遊歩道などもある。
登山口手前の駐車場は夕方のためか、誰もいない。

準備をし、よく整備されたつづら折れの登山道に入る。
最近は早朝登山ばかりで夕方歩くのは久しぶりだ。
森林浴を楽しみながら広く歩きやすい道を登る。
みるみる景色が良くなり、蒜山三座が綺麗に眺められる。
つづら折れをいくつも過ぎると尾根の土塁遺跡の看板に到達する。

<大パノラマ>
看板を左折してからの尾根ルートは快適。
ほどほどの傾斜の道をひたすら山頂に向け真っ直ぐ登りつづける。
振り返ると夕日を浴びた大山、烏ヶ山が濃い色に際立つ。
道の左右は笹原で夕方の風が心地よく吹いてくる。
息が上がってくる頃、山頂広場に到着する。

広い山頂には祠があり、周辺は気持ちの良い草原。
朝鍋鷲ヶ山、金ヶ谷山、毛無山が目の前に迫る。
三角点を確認し、大パノラマをただ楽しむ。
まだ登ったことの無い山々が登行欲をかき立てる。
周辺地図を出し、ぐるりと山を特定してゆく。
大山、烏ヶ山、擬宝珠山、皆ヶ山、蒜山、津黒山、富栄山など。

短時間で気軽に登ることの出来る1000m峰。
登山道、山頂からの展望は抜群で時間を忘れさせる。
ちょっと楽しむのには最高の山ではないだろうか。

下山後、美甘の家の草刈りをし津山へ戻る。


<今回のコースタイム>
登山口15:25-土塁看板15:42-15:52山頂16:13-16:30登山口

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