【気が付けば、無責任と評論家と他人事ばかり
~ 軽佻浮薄の輩が棲みやすい国
~ ちかごろ「害虫」ばかりが巣くっている の巻】
個人が正気を失うのは稀である
しかし集団や党派、国家
そして時代の場合は
それが常である
――フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
会議とは
何もしたくない時に
欠かせないものである
――ジョン・ケネス・ガルブレイス(米国の経済学者)
会議とは
ひとりでは
何もできないものの
寄り集まると
自分たちにできることは
何もない
と結論を出すことはできる
重要人物の集まりである
――フレッド・アレン(米国のコメディアン)
◇
疫病対策のためとかナンとかいって
毎度集まってウジャウジャやっている専門家と政治家たち然り
過去に捉われて理想論を振りかざすくせに
一人では何一つできない趣味の我執老人然り
新薬開発ができないのに技術大国を語る
輸出大国の幻想を持ち続ける妄想連中然り
おめでたいやら
悲しすぎるやら
多数決のくに
民主主義にくに
平和ボケのくに
ヘンなひとたちウジャウジャのくに
武士道とは遠いむかしのことなのか
ペスト【(フランス)La Peste】 カミュの長編小説。1947年刊。ペストの流行で孤立したアルジェリアのオラン市の市民が協力して難局に立ち向かう姿を通して、不条理に対する人間の集団的反抗と連帯感の必要性を説く。(大辞泉)