囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

碁が強くなる方法

2021年01月14日 | 雑観の森/芸術・スポーツ

 

並べるだけで強くなる ~ 虎丸の自選自解好局集より の巻】

 

*コラムより(抜粋)

 どうすれば碁が強くなるか?

 簡単には答えられない、難しい質問です。

 どんな物事でも同じことですが、基本的なことを

 少しずつ積み重ねていくしかない と思っています。

 何カ月勉強しても、ほんのわずかしか成長していない

 と感じることもあります。

 ですが、そのわずかな差が、

 対局では確実に大きな差になります。

 例えば、悪手を打つ確率が10㌫の人が、

 勉強の結果9㌫になったとします。

 対局では100手中10回の悪手が

 9回になっています。

 囲碁はミスをした瞬間に

 大きく形勢が傾くゲームです。

 1回の差が、非常に大きいのです。


         ◇


わたしの経験では、初段や三段の頃は

序盤で形勢をリードしようと無理な手を

打っていました。

これは格下には通用するのですが

格上には逆にとがめられてしまい、

上手くいきませんでした。

落ち着いて形よく打ち、ここぞという時にパンチを入れたり

最後の方まで我慢を続けるとチャンスが訪れたりします。

相手もよく考えているので、一方的に良くなるのは無理。

碁は基本的に一手ずつ交代で打つので、当然ですよね。

 

▲簡単な詰碁から始めましょう

黒先で、どうなりますか?

 

 

 

▼正解は、まずワリコミ一発! 

これ以外、黒大石の生きはありません

碁盤に並べて、変化を確かめてください

 



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