ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

支援者と地域の人たちつなぐ―めんどくしぇ祭2017

2017-05-07 13:57:36 | 活動報告
 東松島市小野地区の復興のシンボルとして親しまれているソックスモンキーおのくん。ゴールデンウィーク後半戦の5月4日、おのくんの生誕5周年を祝う「めんどくしぇ祭2017」が開催され、全国の里親さんが同市小野市民センターに集まりました。


 東日本大震災で被災された同地区のおかぁさんたちが縫い上げる愛らしいソックスモンキーは、2012年4月から「東松島市小野駅前地区応急仮設住宅」の集会所で産声を上げ、すべて手作りの一点もの。その1体1体のおのくんが年に一度里帰りをするお祭りは毎年、スケールを大きくしながら支援者と小野地区の人たちをつなぐ役割を担っています。


 私たち、ふんばろう宮城プロジェクトは2014年(生誕2周年)から炊き出しブースの手伝いを続けています。今回も焼きそば200食を提供し、その売上金を実行委員会(武田文子代表)へ寄付しました。

 今回、高校生の橋本寛花さんが焼きそばブースでお手伝いをしてくれました。以下に橋本さんからの感想を掲載します。
 「めんどくしぇ祭りに参加するのは初めてで、ふんばろうとしては4年ぶりのボランティアでした。久しぶりのボランティアだったため、私が本当に役に立てるのだろうかと、少々不安がありました。ですが、ボランティアのメンバーの方が優しく丁寧に教えてくれたお陰で、生き生きと活動することができました。今回は焼きそば作りの手伝いをしましたが、来てくれたお客さんも、みなさんお祭りを楽しんでくれていて、焼きそばを美味しそうに食べている姿を見て、今回のボランティアに参加できたことを心から嬉しく思いました。これからは積極的にボランティアに参加していきたいです」(橋本寛花・16歳)

 ふんばろう宮城プロジェクトでは、被災地域のコミュニティ醸成などを目的とした地域イベントを今後も応援していきます。(こせきかつや)