これを作ってくれたおじさんへ
月曜日に話をした高校生です。
このベンチのおかげで雨にぬれなくて済みました!
おじさんのおかげで風邪をひかなかったです。
地域の人のために作ってくれてありがとうございました!
感謝しています。
高校生より
沖縄県名護市大西区にある大西トンネルから名護高校へ向かう大西3丁目の歩道沿いに、屋根付きのベンチがあるそうです。そこで雨宿りをした高校生が、感謝の気持ちを記した貼り紙の文面です。
屋根付きベンチを設置したのは近くに住む男性。
男性の子どもたちが通学していたころ、土砂降り雨のなかで、ずぶぬれになっている女子生徒を見たことがあり、雨よけにしてあげたいと考え、自宅前に設置したそうです。
貼り紙に気付いたのは近所の主婦の方。散歩中に見つけて、すぐに男性に連絡したそうです。
男性は、「貼り紙を読んで涙があふれそうだった。今までにこのような美しい心は感じたことはない」と感激。住んでいる区長さんへ報告、区長さんも、「地域にこれほど優しい心の持ち主の高校生がいるとは。大西(区)の誇りだ」と喜んだそうです。
男性も区長さんも高校生の優しい気持ちを無駄にしないよう、ラミネートして貼り直したとのことです。
ただ、高校生の名前は知らないとのこと。
この話には続きがありました。
沖縄タイムスの記者が、大兼久芸能保存会長に「ウガン(御願)」の取材に行きました。そのときに、この貼り紙の件を何げなく話したそうです。すると会長から、「うちの娘があの日、貼りに行った」とのこと。
娘さんは(当時)高校一年生。9月のとある日の下校中に雨が降り、屋根付きベンチまでたどり着いた。近くにいた男性に、「雨宿りをしてもいいですか?」と尋ねると、男性は、「ここはあなたたちのために設置したんだよ」と話してくれたという。
そのことを車で迎えに来てくれたお母さんに話すと、「お礼のメッセージを書いたらいいかも」といわれ、その日の夕方にお母さんと一緒に感謝の文を貼ったそうです。
お母さんは、「娘は野球部のマネジャーをしているので気配りと感謝は常に心掛けている」、お父さん、「不思議な話だね。ウガンが娘のことを知らせたのかな」と語ったとのことです。
雨もいい日ですね。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。