「命!」はレッド吉田さん(右側:主にツッコミ)とゴルゴ松本さん(左側:主にボケ)からなる日本のお笑いコンビのTIMの人文字芸です。
ネタは主にコントと一発ギャグが中心となり、コントの場合はレッドさんとゴルゴさんのお互いの一発ギャグをネタを披露しています。「命!」のほかの人文字芸には、自己紹介の「俺たちTIM!!」を始め、「火(メラメラ…)→炎」「ネ(しめすへん)+兄→祝」「シャネル」などがあります。
ゴルゴさんのデビューは、上に書いてあるとおり27歳のときです。ちなみに、コンビ名のTIMは「Time Is Money(時は金なり)」を略して名付けたもので、芸人としてのデビューは遅かったことから、「時間を大切にしたい」という思いが込められているとのことです。
芸人になる前までは5年間、役者をやっていました。小さいころから人を笑わすのが好きで、人前に立つ仕事がしたくて、とりあえず役者をしようと考えていました。しかし、役者だけでは食べていけなくて、アルバイトもしていました。生活は楽ではなかったようですが、将来への不安はなかったようです。でも、人は好きなことをしていたため、どんな生活でも苦しくなかったそうです。
「命」という人文字ですが、たまたま東武東上線の駅のホームで故郷の秩父の山を見ていて思いついたものだそうです。ちょうど何か身体で表現できるギャグはないかなと考えていたとき、電車を待ちながら山を見ていたら、突然、「命」という文字が浮かんできたそうです。ゴルゴさんは何かを感じたら、その「直感」に素直にしたがうようにしているそうです。
「命」といえば、日本で今年の夏以降、女性の自死が増加し、2020年8月は2019年より約40%増えたという、衝撃的なニュースが9月20日にありました。ただ、女性のみならず、いまは男性も増加しています。
もちろん男女に関係なく、命は救われるべきものだと考えます。新型コロナウイルス感染症において、最前線戦で対応していただいている医療関係者の方々には、私の知らないものすごい苦労をされていることだと思います。そして、一人ひとりの命の大切さに改めて目が向けられるようになったとも考えます。
だからこそ、すべての「望まない」ことに対しては、心から痛ましく思えてなりません。
人にはやらなきゃならない役割のようなものがあります。人は与えられた何かのために、「命」を「使」い果たす。それが使命です。そのために人は生きなければなりません。芸人さんたちのように、他人を笑わせたりするだけでなく、私たちだっと、自分の親や子どもたちに喜びや楽しさを与えることだって、立派な使命だと思います。そうやって、一生懸命生きて、寿命がくるまで生きて行く、命ってそういうものなのでしょう。
それでも、人生の中で壁にぶつかることは誰しもあると思います。でも、それは、その物事に対して、今持ってる力、たとえ、それが小さな力であったとしても、全部で当たっているからだと思います。全力で当たるから壁にぶつかるのです。全力でなかったら、いつまでもたっても壁なんかこないでしょうし、だんだんとつまらなくなってしまう。
全力で生きて、全力で壁にぶつかって、全力で乗り越えるから成長できるのでしょうし、乗り越えたときには嬉しくもなるのです。そして、もっと楽しくやろうと思えるようになるのだと思います。
でも、全力で取り組んでも乗り越えられないこともあります。そのときには、方向転換すればいいだけなのです。全力で壁にぶつからなければ、本当に進むべき道なんてわからないものなのです。人って、過去からそうやって生きてきているものだと思います。そして、自分一人で抱えることよりも、誰かに話をしてみることです。一人で悩まず、抱えこまず、自分だけだと思わないで、吐き出すことです。一人ぼっちじゃないと思います。
昨今の痛ましいニュースによって、私たちは改めて「命」の大切さについて考えなければならないときがきていると考えます。
新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。