昨日、雨が降ったのと、ここ数日の暖かさで、あの大雪が嘘のように激減しています。
だったら、雪かきしなくても・・・というのはありますが、したのと、してないのとでは、その後の融け方が大きく違います。
さて、雪かきは疲れます。これが日頃の運動不足に直結しているのかどうかは判りませんが、日頃(まったく)使っていない筋肉痛が襲ってきます。
そんなときに手軽で安く疲労回復できる方法を見つけました。それは電器店でのマッサージチェアお試し15分コースです。先日、これを試したところ、身体は軽くなりました。ただ、まだ残っている雪の多さに気持ちは重くなりましたが。
さて、面白い論文を見つけました。
「運動としての雪かき」効果です。その一部を紹介しますと・・・
「健康づくりの運動としての効果」として雪かきはアメリカスポーツ医学会による運動強度の評価一覧表によると、6メッツ(安静時の6倍の酸素摂取量、6倍のエネルギー消費量)で、平地の普通歩行の約2倍、ダブルスのテニスや健康運動としての水泳などに匹敵するそうです。これは生活習慣病予防の効果が期待できるようです。
さらに、ショベル除雪やスノーダンプの除雪は、持上げる、投げる、押す、引く動作で、腕、肩、腹、背、腰、脚など、全身の筋群が動員される自然な筋力トレーニングの効果も期待でき、運動不足になりがちな冬場の体力づくりの役割は果たすそうです。
ただし、人力除雪はウォーキング、水泳、球技スポーツなどと違い、心臓に過重な負担がかかりやすい問題があるそうですので、やり過ぎは禁物だと言っています(立ちずくめの作業であること、重量物を持ち上げる時に息を止めることで胸腔内圧が上昇し血圧が急上昇する(バルサルバ型呼吸)、寒冷にさらされること、など)。
また、個人の事情を考慮して雪は降ってくれませんので、自分で調節することは難しいかも知れませんが、雪かきも有酸素運動と全身筋力の強化にはなります。
積雪量は少なくなってきましたが、水分を含んで重くなった雪が大量に残っています。
きっと、元気な子どもたちがトレーニング代わりに家の雪かきを率先してやってくれれば、一石二鳥でしょうね。