私は今まで自分の身体は特殊体質だとばっかり思っていました。しかし、つい先日、次のような記事を読んで、「普通だった」とようやく思え、一応は安心することができました。でも、まあ、ちょっと恥ずかしい話ですので、「穴」があったら入りたいという気持ちもあります。
Q:尿からコーヒーのような臭いがするのは、なぜでしょうか?
A:基本的には、コーヒーを排尿しているからだと思われます
私は以前から少なくとも、朝コーヒーを飲んだ当日の尿は、コーヒーのような臭いがしていました。もちろん(?)、ほかの人の尿の臭いを嗅ぐという趣味はありませんので、ほかの人がコーヒーを飲んだあと、私と同じような状況になっているかどうかはわかりませんでした。ただただ、私の「腎臓」とコーヒーの相性が悪いだけだと思っていたのです。
そもそも、尿というのは血液中の老廃物を腎臓をとおして身体の外へと排出します。この老廃物が尿に臭いを加えているという仕組みです。一般的に私たちが飲んで身体内に吸収できるコーヒーの量は限られています。よって、吸収できなかった水分は、尿中に分泌されるというわけです。
これはコーヒーに限らず、何かを飲み過ぎてしまえば尿として排出されるため、尿の臭いもそれに影響されるのです。つまり、日本酒を飲みすぎたお父さんの場合、日本酒の臭いがするということなのです。
また、コーヒーには利尿作用のあるカフェインが含まれていますので、カフェインによって尿の量が増え、大量にカフェインを摂取した場合には、体質によっては軽度の脱水症状を引き起こす可能性もあるそうです。この場合、尿の濃度は高くなりますので、尿の臭いが目立ってくるとのことです。
ということは、私は脱水症状だったのかもしれません。
さて、尿の臭いの話は終わりにして、コーヒーの、あのふんわりとした香りが好きな方は多いと思います。
そのコーヒーの香りが、人間の脳に影響を与え、さらにコーヒーの種類によって効果が異なるという実験結果があります。
脳波の1つに、心身ともにリラックスした状態の時に発するといわれているのが「α波」です。心身の健康に良い影響を与えるといわれていて、最近では能力開発やストレス解消への効果が期待されています。
実験では、20代の女性10人に5分間隔で6種類のコーヒーの香りを数十秒間ずつかいでもらい、その間の脳波を分析するというものです。使用したコーヒーは「ブラジルサントス」「グアテマラ」「ブルーマウンテン」「モカマタリ」「マンデリン」「ハワイ・コナ」の6種類。比較対照のために無臭の蒸留水も用意して、それぞれ中挽きした豆を90℃の熱湯で抽出したそうです。
その結果、α波が最も多く出現したのは「グアテマラ」と「ブルーマウンテン」でした。ところが、「マンデリン」や「ハワイ・コナ」ではα波があまり見られず、無臭の蒸留水と比べても少なかったそうです。
次に、「P300」という脳波に着目して実験を行いました。P300とは、人の集中度を図る指標のことで、正しくは「情報処理能力」と呼ばれています。物事を見極めたり聞き分けたりするときに出現する脳波がP300です。
実験は、α波と同様の条件で用意した6種類のコーヒーと蒸留水の香りをかいでもらい、ヘッドホンを装着してもらい、低い音に混じって高い音が聞こえたら、なるべく早くボタンを押す作業をしてもらいました。
その結果、「ブラジルサントス」「マンデリン」と「ハワイコナ」は情報処理のスピードが速くなるという効果がみられたそうです。逆に、α波が多く出現した「グアテマラ」と「ブルーマウンテン」は、P300の出現が遅かったのです。
つまり、コーヒーの香りには、「リラックスさせてくれる香り」と「頭の回転を速くさせてくれる香り」があるということになるようです。
ということは、私がたまに会社で飲んでいたコーヒーは、やはり「グアテマラ」か「ブルーマウンテン」が多いのでしょうか。
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今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。