
とある想いから「和尚が綴る仏教じみた話」というカテゴリーを設け、気ままなペースで連載を始めていきたいと思います。
「和尚が綴る仏教の話(教え)」というものは巷間によく溢れていますが、それとはちょっと違った視点で仏教じみた話をそれっぽく綴っていきたいと思います。少し斜に構えたエッセイに映るかもしれませんが、それはご愛嬌ということでお許しのほどを

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子どもから教わることは殊のほか多い。
最近うちの子どもが玩具の槌でパパの頭をポカリと叩いてきたので、「頭を叩いたらメッ!」と厳しく叱りつけた。
四月から幼稚園の年少組に入るので、いくら玩具とは言え他人様の子どもを怪我でもさせたら一大事である。
悪い芽は早めに摘むべしと、しっかりと言い聞かせた。
そんなある日、あまりにも肩こりががひどかったので「○○(子どもの名前)、この前のように玩具の槌でパパの肩を叩いてくれない」と頼んでみた。子どもの力くらいが肩こりにはちょうど良いと思ったからだ。
そしたらうちの息子、生意気にも「駄目だよ、パパのこと玩具の槌で叩いたらこの前怒られたもん


大人の都合の良いように子どもは動いてくれないものだ

頭は駄目



いわゆる「大人の都合」というやつを見直した方が良いことが世の中いっぱいあるかもしれない。
子どもの教育の難しさと、「大人の都合」がいかに大人にとって都合が良いことかを子どもから学べた気がした




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そのうちに「何故?」の嵐に巻き込まれます
何度も聞かれて、こちらも適当に応えてると、前回の説明との違いを指摘されますし…
純粋なだけに、大人が学ばされる所は多いです
まさに、そういう意味でも子どもは宝かな