
この試みがマイナス6%活動に寄与できるかどうかは別として

既に複数の民間企業はもとより、予算に限りのあるJC(青年会議所)やNPO法人などの非営利組織でも活用されている、コミ二ケーションツールとしてのインターネットの有効活用が今や当たり前の時代となっております。
※既に民間企業向けにはこの様なネットサービスも提供されております

以前、私が所属をしていた組織の広報誌の編集においては、会員各位により良い紙面を提供する為、限られた予算の中での有効活用が不可避でありました。
具体的に言えば、編集会議にかかる会議費(交通費)の抑制が課題であり難問でもあった訳です

会議費(交通費)の問題に触れる前に少し説明を補足しておきますが、その組織は構成員が全国から招集される連絡協議会的な組織であり、広報誌の編集に携わる出向委員も地方から選抜され、掛かる予算(交通費)も



各自の手弁当でやれるほどの経済的余裕もなく、会議費などに掛かる経費ぐらいは予算から賄っていきたい事情がありました。
かと言って、最初に“予算ありき”の編集姿勢では質の高い紙面を提供できず、常にソフト面の予算(取材費、編集会議費…etc.)とハード面の予算(印刷費、発送費…etc.)の鬩ぎ合いが続く苦しい台所事情を抱えておりました

ハード面の予算に関しては、広報誌の規模を縮小するしか切り詰める術がなく、それを是としない組織判断があった以上、ソフト面の予算を切り崩してやり繰りするしか方法がありませんでした

そこでソフト面のどの項目を削るかといった場合、やはり一番手をつけ易かったのが身内にかかる会議費(交通費)であったという訳です

全国組織である以上、どこでも同じ様な事情を抱えながらやり繰りしているのでしょうが、突然巡ってきた役どころに、就任当初は如何なる知恵も見出せず、ほとほと困り果てた状態が続いておりました

そこで、ない知恵を振り絞ったのが「メーリングリスト」や「チャット」といったネット上のコミュニケーションツールの活用でした

それらは全て無料で活用可能だし、議論を重ねる過程において経済的かつ有効的に機能した事は言うまでもありません

メーリングリストというのは、リストに登録した全員が等しく内容確認する事が出来、1日1度のメール確認を義務付ければ編集会議の開催を極力抑制する事が出来ました

またチャット会議というのも、「チャット」という言葉に象徴される様に、場所を問わずして複数のメンバーと意見交換をする事が可能で、電話で議論するよりも予算を大幅に削減できます

もちろん重要な決定事項に関しては、直接会って議論をする機会を設けましたが、その過程においてはメーリングリストやチャット会議で十分事足りる感じがいたしました

必然的に会議を行う際の資料(ペーパー)削減も可能となり、デジタルデータ等で情報の共有化を計れば、予算削減と紙面削減といった一石二鳥の効果が期待できます



昨今、環境保護の見地から、スーパーのレジ袋等の大量消費が問題となっておりますが、同じ様な理由で紙(ペーパー)の大量消費も抑制が求められる時代となってきております。
ケチ


慣れるまでは苦労が伴うものと思われますが、予算削減と紙面削減(ペーパーレス)の一石二鳥の効用があるとして、ぜひともコミ二ケーションツールとしてのネットの有効活用(メーリングリスト&チャット会議などの活用)をお薦めする次第です



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