
原油高騰の打撃のなか、「生き残り」をかける自動車産業【今週のキーワード 真壁昭夫】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
ちょうどこの記事を読んでいる時に、「報道ステーション」(テレビ朝日)の特集で究極の電気自動車が紹介されていました。
それは慶應大学・清水浩教授(環境情報学部)が開発した燃費1円(@1Km)の電気自動車「Eliica(エリーカ)」です

この「Eliica」は、排気ガスやエンジン音も出さないエコ・カーであるにも関わらず、従来の環境にやさしいだけの物静かな車といったイメージは全くありません。
なんと時速370Kmを超える機能を持ち合わせ、加速もあのポルシェ911ターボに匹敵するポテンシャルを兼ね備えているといいます

しかし、この特集で目を引いたのは、電気を消費するにも化石エネルギー(石油)が必要であるという点にも触れ、それに代わる代替エネルギーとして太陽光発電を取り上げていた点です。
ドイツでは「ドイツの奇跡」と呼ばれる大胆な産業政策の転換が功を奏し、今では日本を抜いて世界を代表する太陽光発電大国となったそうです。
以前當寮にて、拙寺の「塔婆供養で植林支援」(SZIとの協働事業)というエコアクションを紹介した経緯がありますが、その試みは環境保全に対する実利的側面より意識の改革に重きを置いたものでした。
ドイツの様に、実利的貢献に重きを置く場合は、やはり産業政策の転換といった国単位の政策が大きく物を言います。
そういう意味で、今後日本が取るべき環境政策とは、産業界や特定の業種のみに配慮するものではなく、まさに地球環境に重きを置いた環境保護立法でなければならないものと感じます。
もちろん、両立可能であれば言う事なしですが、「二兎追う者は一兎も得ず」という言葉の通り、優先順位としては我々人類の生活基盤でもある「環境」である事は言うまでもありません。
折しも、いま日本には世界の先進国首脳が集まり洞爺湖サミットを開催しています。
報道等を見る限り、あまり大きな成果は期待できないみたいですが、お互い役割分担の精神を以て子ども達に誇れるお土産を残していきたいものです。
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ホント、太陽光発電だけで走れる車とかあったら、お金が掛からなくて済みそうですね。まぁ、ガソリン税を採れないので、道路族は干上がるでしょうけど・・・
> まぁ、ガソリン税を採れないので、道路族は干上がるでしょうけど・・・
そう、その類の弊害が日本で太陽光発電が普及しない原因らしいんですよ。
ドイツはその辺りを克服したらしいのですが・・・。
片山哲内閣時に我々はある種の既得権を失いましたが、もう自分の足元のみを固守する時代でもなさそうです
P.S.
白鳥さんの件、確認しました。